スポーツジムには看護師さんと保育士さんが多い。ぼくが知り合った人たちはどちらも女性だけど、一種独特な雰囲気を醸している。彼女たちのプライベートスペースは何となく一緒だ。あくまでぼくの感触だけど、だいたい1mくらいな感じだ。
どちらも国家資格でいわゆる師士業の人たちで、多くの場合、10代でその職業に進むことを考えて学校を選んで、国家試験を受けて、就職しているので、自分の仕事には強い責任感と同時にプ . . . 本文を読む
その養成講座が市広報にあったので応募してみた。全課程数十時間ということで主催の社会福祉協議会もかなりやる気みたいだ。
ぼくは正直言って、講習を受けて、実際に成年後見人を依頼されたとしてもやれないかもしれないけど、こうした制度は高齢社会においてやはり確実に充実させるべきことなんだと思う。身よりのない、または親族と折り合いの悪い高齢者で、認知症や統合失調症を患っていれば、その症状悪化や判断力低下をい . . . 本文を読む
ときどき明日の自分がどうなっているのかわからなくなるときがある。今、いくつか大きな目標があって自分なりに努力しているけど、毎日の積み重ねが目に見えたり数値で示されるようなのもじゃないので、果たして自分が今日一日、目標にさらに一歩近づけたのかどうかを思うと、不安に襲われることがある。
今日の成果、あしたの現在地がハッキリしないというのは怖い状況である。ある躁うつ病の男性が、かつて「あしたがないんだ . . . 本文を読む
今まで面接したり、面接されたことが何度かある。基本的に面接官は面接に来た人の話しを真摯に聞いてその人の能力を推し量り、面接された人はできるだけ自分の能力をアピールするとともに、その面接官たちの下で勉強なり仕事をしていけるのかを推し量らなくちゃならない。
しかし、ときに面接の場が一方通行の会話になっていくことがある。ぼくもある面接に行ったとき、面接官は業界の常識のようなことを得意げに喋り、それにこ . . . 本文を読む
マクドナルドでの出来事。ぼくが座った小さなテーブルのそば、二階に上がる階段の下の奥まったところに4人掛けの席が二つあって、壁側のソファがベンチシートになってつながっていた。そこに小柄だけどタンクトップ着て筋肉鍛えてそうな30歳くらいの男がやってきた。表情が全く動かなくて微妙な雰囲気があるやつだったけど、彼は壁側のソファの二つのテーブルの間に座り、一つのテーブルに荷物を広げて、背筋を伸ばして携帯を見 . . . 本文を読む