MELANCOLICO∠メランコリコ!

ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

the last month of the year

2011-12-01 01:48:42 | 日記
ホワイトハウスでは、ミシェル夫人が戦死した兵士の遺児たちを招待して、恒例のクリスマスツリーの飾り付けが行われた。無心に飾りを握りしめる子どもたちがかわいかった。この子どもたちが、子どもなりに辛い時期を超えてきたんだぁって感じ、こみ上げるものがあった。たぶん、東北でも震災で両親を失い、いま、親戚の家や施設で暮している子が少なからずいるんだと思う。クリスマスソングがこれまで通り、彼らの耳にうきうきわくわくと響くことを願いたい。

今朝のニュースでは、また虐待で子どもが死んだ。肝臓が破裂していたという。不思議なのは、近所のオバサンが、「すごく痩せて、お腹すかして外に立たされてたりしてかわいそうだった」とコメントしていたこと。そうだったら、なんで警察に通報しなかったの???? って思った。ニュースでは、3年前から児童相談所がこの子の虐待を把握していたけど適切に対応できなかったということだった。たぶんニュースにならずに死んでいる子は、この10倍はいるんだろう。

少し乱暴かもしれないけど、管内で子どもが虐待死したら、そこの自相の所長は懲戒免職にするとか、「苦労は厭いません」っていう所長を一般公募する制度を作ったら、それだけで児童虐待死は10分の1になるだろう。そう確信している。それに、警察が虐待の通報を受けて、出動するってことにすれば、すぐ逮捕しなくても、それだけでも虐待死は5分の1になる。どこだったか忘れたけど、親に殴られてた子の友達が先生に相談しても動かないので、直接警察に友達を連れてって事件が発覚したってあったけど、アレだよね。現状ではああいった行動が正しいんだよ。この世の中に、子どもの命に優先するものがあるんだろうか????

昨日はレポートの締め切り日だったので、本局にまで行って21時40分に郵送してきた。いつも時間的に綱渡りだ。あと3月と7月。やり遂げられるのか少し不安になってきた。時間的なきつさのうえに、一部の教員の意味不明な課題指示で時間が浪費されるのには怒りがこみ上げる。一つの分野で一筋に頑張ってきた先生なんだろう。ぜひ、批判されることを恐れずに、むしろ批判されてなんぼって気持ちで、もっと自分を外の鏡に映して成長してほしい。

今日はクリスマスカードを買ってきた。毎年3通出す。「あけましておめでとう」と書く年賀状と違って、クリスマスカードは「楽しいクリスマスを」と書くので、クリスマス前に届くように、ぼくの一年をざっくりと書いて送る。今年は何を書こうかな・・・。それに、今日は那覇マラソン前の最後のトレーニング日だ。雨なのでジムに行って出来る限り長い時間走ろうと思う。右膝の内則副則靭帯に痛みがあるけど、ここで走らなければ、結局本番で半分も走れないだろう。一か八かの賭けだ。

明日は銀行へ行って、夜は某所でレセプション。夜遅くなるので、酒は控えよう。土曜日の午後はもう那覇のぬるい空気を吸っているはず。師も走る師走(諸説あるみたいだけど)になったけど、ぼくも12月はマラソンを走り、猛然と仕事をしていかないと追いつかない。勉強も、またストレスためることになるけど、始めた以上、やり通さなきゃ。ぼくはやぎ座らしく、誰にも理解されない孤独なレースをいくつもいくつも走っている。バカみたいに思えるときがある。

10年ほど前、那覇を走っている最中に学生時代の友人が急死した。ゴールして訃報を受けて、愕然としたまま帰りの飛行機に乗った。その2,3年後、その7,8年前に2度ほど一緒に走ったことのある若い友人が、レースの直前に自殺した。振り返ると、やるって言ったのに、何かできないことがあると、ものすごく気にしたり、話題にすることすら不機嫌なるやつだった。普段はやんちゃなやつで、たくさんわるいことを一緒にやっていたのに・・・。

ここ数年、沖縄に降り立つと空港に彼らが迎えてくれているような気がする。だから、今年は彼らが背中を押してくれることを期待して、完走の夢を、諦めずにがんばりたいと思う。そして、落ち着いたら、久しぶりにまたご家族に会って、墓参りしてみたい。行きたい墓がいくつもあるって、ふつうじゃないのかな?? でもぼくはいつも彼らに支えられている気がしている。

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