かんたんクッキングEX 

信濃毎日新聞発行「週刊さくだいら」2007~2010年連載。
〔食育エトセトラ……料理の言葉を知ろう〕

ところてん

2010-09-03 | かんたんクッキングEX
                     信濃毎日新聞社「週刊さくだいら」                   
                        <2010. 8/5号掲載>



江戸時代に参勤交代の途中で食べ残して捨てたところてんが凍り、寒天造りのヒントになったといいますから、ところてんの歴史は古いもの。
酒や酢などと共に日本で最古の加工食品とされ、その製法は遣唐使が持ち帰ったという説があります。

凝海藻(こるもは)という原料の藻葉(テングサなど)から作る食品のことを「心太(こころぶと)」という名で呼んでいた時代があり、それが室町時代ころ「こころてい」になり、江戸時代には現在のところてんだけの呼び名になったようです。

涼味の素材として夏向きの食材。ノンカロリーで食物繊維が豊富ですから、メタボリック症候群が心配な方や、ダイエット、美容に関心がある方の強い味方です。



【ところてんサラダ】
①ところてんを食べやすい長さにして冷やしておく。

②ワケギとオオバを細かく切り、しょうゆ・みりん(各同量)のたれに入れておく。

③キュウリ、カイワレ、海藻などと①を混ぜ、いった桜エビを散らす。

④①に②の香味たれや好みのたれをかける。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  かんたんクッキング  素材を主役に楽しむ

わが家の食育「お家で作ろう! 食べよう!」
 
ブログ「春夏秋冬いつもそよ風」






最新の画像もっと見る

コメントを投稿