「与えること」の大切さを、マザー・テレサが教えてくれています。
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ある夜のこと、一人の男性が訪ねてきて、「八人の子持ちのヒンズー教徒の家族が、このところ何も食べていません。食べるものがないのです」と告げてくれました。
そこで私は、一食に十分なお米を持ってその家に行きました。
そこには、目だけが飛び出している子どもたちの飢えた顔があり、その顔がすべてを物語っていました。
母親は私からお米を受け取ると、それを半分に分けて、家から出て行きました。
しばらくして戻ってきたので、「どこへ行っていたのですか、何をしてきたのですか」と尋ねました。
「彼らもお腹を空かしているのです」という答えが返ってきました。
「彼ら」というのは、隣に住んでいるイスラム教徒の家族のことで、そこにも同じく八人の子どもがおり、やはり食べるものがなかったのでした。
この母親はそのことを知っていて、僅かの米の一部を他人と分け合う愛と勇気を発揮したのでした。
自分の家族が置かれている状況にもかかわらず、私が持って行った僅かの米を隣人と分け合うことの喜びを感じていたのです。
その喜びをこわしたくなかったので、私はその夜、それ以上の米を持っていくことはせず、その翌日、もう少し届けておきました。
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マザー・テレサ 愛と祈りのことば
渡辺 和子 訳
PHP文庫より
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自分が困っている時でさえ、他にも困っている人のことを想える人がいる一方、
自分は足りていてもなお、奪おうとする人もいる。
「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」とは、詩人“相田みつを”さんのことばです。
以下は、有名な天国と地獄の「1メートルの長い箸でうどんを食べる」お話です。
地獄にも天国にも、部屋の真ん中に大きな釜があり、おいしいうどんが煮えているそうです。
ただし、その食べ方のルールは決まっていて、1メートルの長い箸で、しかもその端を持って食べなければならないのです。
つまり、釜の大きさも、釜を囲んでいる人数も一緒で、そこにいる人の心だけが違っていると・・・
心が違うとどうなるか?
地獄では、自分でうどんを掴み取り、自分の口に持って行こうとするが、1メートルの箸なので届かない!
反対側からは、こいつに食われてたまるかと奪い合う。
結果的にうどんが飛び散ってしまい、だれもうどんを口に出来ない。
極楽では、みんなで分け合えるように、自分が箸で掴んだうどんを、反対側の人に食べさせてあげる。
今度はあなたがどうぞと、自分が食べさせてもらう。
そうして全ての人がニコニコしながらうどんを食べる。
まさに、
「うばい合えば 足らぬ わけ合えば あまる」
この世の中でも、この天国と地獄は同じことが言えます。
奪い合っている人の心は、いつも不満を抱えているでしょう。
分け合っている人の心は、いつも幸福感を感じることでしょう。
マザー・テレサは、こうも言いました。
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与えることを学ばねばなりません。
でも、与えることを義務として考えるのではなく、与えたいという願いとすることが大切です。
一緒に働いている人たちにいつも言っていること。
「余った物、残り物は要りません。
私たちが仕えている貧しい人たちは、あなた方からの憐れみも、見下すような態度も必要としていないのです。
彼らが必要としているのは、あなた方の愛と親切なのです」。
___
与えるものは人それぞれ。
お金を与える人もいれば、モノを与える人も、知識や知恵を与える人も、さまざま。
でも、間違っちゃいけないのは、与えてやる、くれてやる、教えてやる、といった心持ちでは意味をなさないのです。
どんなに苦しくても、与える人でありたい。
どんなに忙しくても、与えることが出来る人になりたい。
何のために本を読むか?
何のために学ぶのか?
何のために仕事をするのか?
それはきっと、誰かを喜ばせるため。
自分のためだったら、僕は本も読まないし、学びもしない。
家族がいたり、社員さんがいたり、お客さんがいたり、これを読んでくれているあなたがいたり、そうして支えてくれている人に、少しでもマシな人間になって、少しでもお役に立ちたい。
偽善でもなんでもいい。
人によって、本を読む理由も学ぶ理由も色々あっていいと思うし。
あれ?話がズレた(笑)
ともあれ、無いものは与えられません。
与えると言うとおこがましい気がしますので、「お裾分け」できるよう、学び続けていきますっ!
本当に学びを欲している人は、こちらがおすすめ(^^♪
↓ ↓ ↓
http://soul.jp.net/20170320/
(僕は、まだまだ学び足りないとは思いますが、僕の中では今一番おすすめですよ♪)
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
__________
このメルマガは、
転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
こちらから登録出来ます。
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http://rush1000.com/form_if.cgi?id=tamafuru&u=a4243f144db0dd26
ブログやメルマガ、フェイスブック等のネタとして使用する際は、以下のような文を入れて頂ければ、断りは要りません。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
メルマガは下記のアドレスから登録できます。
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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そこで私は、一食に十分なお米を持ってその家に行きました。
そこには、目だけが飛び出している子どもたちの飢えた顔があり、その顔がすべてを物語っていました。
母親は私からお米を受け取ると、それを半分に分けて、家から出て行きました。
しばらくして戻ってきたので、「どこへ行っていたのですか、何をしてきたのですか」と尋ねました。
「彼らもお腹を空かしているのです」という答えが返ってきました。
「彼ら」というのは、隣に住んでいるイスラム教徒の家族のことで、そこにも同じく八人の子どもがおり、やはり食べるものがなかったのでした。
この母親はそのことを知っていて、僅かの米の一部を他人と分け合う愛と勇気を発揮したのでした。
自分の家族が置かれている状況にもかかわらず、私が持って行った僅かの米を隣人と分け合うことの喜びを感じていたのです。
その喜びをこわしたくなかったので、私はその夜、それ以上の米を持っていくことはせず、その翌日、もう少し届けておきました。
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マザー・テレサ 愛と祈りのことば
渡辺 和子 訳
PHP文庫より
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自分が困っている時でさえ、他にも困っている人のことを想える人がいる一方、
自分は足りていてもなお、奪おうとする人もいる。
「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」とは、詩人“相田みつを”さんのことばです。
以下は、有名な天国と地獄の「1メートルの長い箸でうどんを食べる」お話です。
地獄にも天国にも、部屋の真ん中に大きな釜があり、おいしいうどんが煮えているそうです。
ただし、その食べ方のルールは決まっていて、1メートルの長い箸で、しかもその端を持って食べなければならないのです。
つまり、釜の大きさも、釜を囲んでいる人数も一緒で、そこにいる人の心だけが違っていると・・・
心が違うとどうなるか?
地獄では、自分でうどんを掴み取り、自分の口に持って行こうとするが、1メートルの箸なので届かない!
反対側からは、こいつに食われてたまるかと奪い合う。
結果的にうどんが飛び散ってしまい、だれもうどんを口に出来ない。
極楽では、みんなで分け合えるように、自分が箸で掴んだうどんを、反対側の人に食べさせてあげる。
今度はあなたがどうぞと、自分が食べさせてもらう。
そうして全ての人がニコニコしながらうどんを食べる。
まさに、
「うばい合えば 足らぬ わけ合えば あまる」
この世の中でも、この天国と地獄は同じことが言えます。
奪い合っている人の心は、いつも不満を抱えているでしょう。
分け合っている人の心は、いつも幸福感を感じることでしょう。
マザー・テレサは、こうも言いました。
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与えることを学ばねばなりません。
でも、与えることを義務として考えるのではなく、与えたいという願いとすることが大切です。
一緒に働いている人たちにいつも言っていること。
「余った物、残り物は要りません。
私たちが仕えている貧しい人たちは、あなた方からの憐れみも、見下すような態度も必要としていないのです。
彼らが必要としているのは、あなた方の愛と親切なのです」。
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与えるものは人それぞれ。
お金を与える人もいれば、モノを与える人も、知識や知恵を与える人も、さまざま。
でも、間違っちゃいけないのは、与えてやる、くれてやる、教えてやる、といった心持ちでは意味をなさないのです。
どんなに苦しくても、与える人でありたい。
どんなに忙しくても、与えることが出来る人になりたい。
何のために本を読むか?
何のために学ぶのか?
何のために仕事をするのか?
それはきっと、誰かを喜ばせるため。
自分のためだったら、僕は本も読まないし、学びもしない。
家族がいたり、社員さんがいたり、お客さんがいたり、これを読んでくれているあなたがいたり、そうして支えてくれている人に、少しでもマシな人間になって、少しでもお役に立ちたい。
偽善でもなんでもいい。
人によって、本を読む理由も学ぶ理由も色々あっていいと思うし。
あれ?話がズレた(笑)
ともあれ、無いものは与えられません。
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