氷柱の美女
製作:1950年大映
監督:久松静児
主演:岡譲二、相馬千恵
50年以上も前、自分の年齢より遥かに?上回っている古い映画。
さて、この映画の舞台となる畑柳家は、とんでもない大邸宅。廊下の奥行きも深く、二階へと上がる階段はどこかの外国映画で見たような螺旋状になっており、その大きさ、優雅さを想像させます。住人は、家の中でも靴を履き、寝る時もベットという憧れの西洋的生活スタイル。
しかし、まだヒロインをはじめ女性は日常に着物を着用するという時代です。当時の観客達は、その銀幕の世界を垂涎の想いで観ていたのでしょうか?映画における畑柳家の屋敷の中と外では、生活水準のレベルが違います。そして映画館のスクリーンに映し出される世界と観客らの現実の世界もまたそのレベルが違うのです。
ところで、この時代まだまだ女性は陰日向の存在であったと思うのですが、明智小五郎の助手・文代さんは、イキイキとして身の危険を顧みずアタックし職業人としてもバリバリ大活躍します。体も大きいほうなので、ビジュアル的にもとても力強く感じます。というか、登場する男性陣がなんとなく心細く見えてしまう印象を受けてしまうくらい彼女の存在感があります。
という訳で、この作品はストーリーとは関係なく、女性を中心点に置いた映画と私は勝手に見ました。(こじつけですけど・・・)
明智小五郎は、同じく大映映画作品「蜘蛛男」で犯人役を演じることになる岡譲二
が演じています。(拍手)
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■小説(吸血鬼所収)
■ビデオ
製作:1950年大映
監督:久松静児
主演:岡譲二、相馬千恵
50年以上も前、自分の年齢より遥かに?上回っている古い映画。
さて、この映画の舞台となる畑柳家は、とんでもない大邸宅。廊下の奥行きも深く、二階へと上がる階段はどこかの外国映画で見たような螺旋状になっており、その大きさ、優雅さを想像させます。住人は、家の中でも靴を履き、寝る時もベットという憧れの西洋的生活スタイル。
しかし、まだヒロインをはじめ女性は日常に着物を着用するという時代です。当時の観客達は、その銀幕の世界を垂涎の想いで観ていたのでしょうか?映画における畑柳家の屋敷の中と外では、生活水準のレベルが違います。そして映画館のスクリーンに映し出される世界と観客らの現実の世界もまたそのレベルが違うのです。
ところで、この時代まだまだ女性は陰日向の存在であったと思うのですが、明智小五郎の助手・文代さんは、イキイキとして身の危険を顧みずアタックし職業人としてもバリバリ大活躍します。体も大きいほうなので、ビジュアル的にもとても力強く感じます。というか、登場する男性陣がなんとなく心細く見えてしまう印象を受けてしまうくらい彼女の存在感があります。
という訳で、この作品はストーリーとは関係なく、女性を中心点に置いた映画と私は勝手に見ました。(こじつけですけど・・・)
明智小五郎は、同じく大映映画作品「蜘蛛男」で犯人役を演じることになる岡譲二
が演じています。(拍手)
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アシアト残しておきました。テヘっ
……映画は最近のもの(「乱歩地獄」とか「盲獣VS一寸法師」)しか見たことがないので勉強になります。
TBこちらも送りますね。