神戸まろうど通信

出版社・まろうど社主/詩と俳句を書く/FMわぃわぃのDJ/大阪編集教室講師など多様な顔を持つ大橋愛由等の覚え書き

第19回まろうど社大阪城夜桜会のお知らせ

2014年04月05日 11時45分09秒 | 通信
第19回まろうど社主催「大阪城夜桜会」のお知らせ(4月14日〈月〉)

今年も、恒例のまろうど社「大阪城夜桜会」を開催いたします。


★ご案内★
花見と言っても、いままさに満開ではないか、とみなさんは思われるでしょう。しかしそれは、クローン桜であるソメイヨシノのこと。われわれが毎年参集する枝垂れ桜は、ちょうど14日ごろに見頃となるのです。また会場の大阪城ですが、いわゆる花見会場らしい喧騒に満ちた場所と想像される方もいらっしゃるかと思いますが、さにあらず。われわれの周囲には以外は誰もいないという幽玄な雰囲気のもとで行われます。

まろうど社は去年から今年にかけて二冊の詩集を上梓いたしました。
金里博著『三島の悲歌』/第13回「ソウル藁靴文学会」文学賞受賞
寺岡良信著『龜裂』/3月に上梓したばかり

★いつ、どこで、だれが★
14日(月)午後6時から午後10時ぐらいまでしています。
今年の出し物(鳴りもの/演奏者)は詩人の大西隆志氏です。
1980年代から現代詩の最前線で活躍しているイキのいい表現者です。
大西さんには、楽器(バンジョー?)をかきならし、自作詩をうたってもらいます。詩の表現として、朗読とは違った妙味があります(大西さんは詩人でありかつ、姫路で書肆風羅堂というレベルの高い古書肆を約3年間経営されていたという変わり種です)。出演は、午後8時から約20分間。
小雨決行です。それでもひどい雨なら、どこか居酒屋に移動します。詳細は、分かり次第お伝えします。

会は誰でも、参加できますが、ひとつだけルールがあります。
参加するひと人すべて、自己紹介をしていただくということです。その順番は、わたしがその日の情況をみて、順不同に指名させていただきます。語り/聞き、語り/聞く--という連鎖のもとに熟成される情感の共時性を楽しんでください。

なお、会場についてですが、大阪城西の丸庭園の入り口ちかくの芝生に陣取っています。大阪城公園は広く、同庭園が午後8時に閉園すると、われわれの周囲はほとんど誰もいない状態となります。ペットボトルにロウソクをともした灯明がわれわれの集団の判別方法です。意外とすぐ分かります。
これまで降雨のために、野外で出来なかった年もありました。今年は晴れることを切に願っています。
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《まろうど社 2014年 第19回大阪城夜桜会》

◆日時・4月14日(月)午後6時00分~(だいたい午後10時ぐらいまで。何時に来てもいいですが、だいたい7時までにこられる方が多いようです)。
小雨決行。大雨の時は、残念会をどこか居酒屋でします。

◆場所・大阪市中央区の大阪城公園・西の丸庭園入口の近くの芝生です。(交通機関は、地下鉄谷町線「谷町四丁目」駅下車。大阪府警・NHKの方に歩いていって、大阪城に入り、大手門をくぐり抜け、西の丸庭園を目指してください。我々の花見会場は、庭園の入口近くの芝生で行います。午後8時に西の丸庭園は閉園となりますので、後はまったく静かな環境になります。ですから、イメージするような花見会場とは全く位相の異なる会場です)

ネットで出てきた「西の丸庭園」の位置です。
http://map.goo.ne.jp/mapc.php?MAP=E135.31.32.721N34.41.00.261&MT=

◆参加・誰でも参加自由です。もちろん、参加費は不要です。ただし、飲み物、食べ物はなにがしかのものを持ってきてください。また、夜は冷えますので、暖かい格好をしてきてください。また演奏していただける唄者に対する投げ銭は大いに歓迎します。(この19回という回数もわたしが阪神・淡路大震災で生き残ったことを確認するために震災の翌年から大阪城で始めていることです)。