子どもに日々接しながら、
「この情報に出会っておいてホンとよかった」
そうしみじみ思うことに、
「いい時をこまめに認める」
というのがあります。
これって、子育てでも、
クラスをまとめていくなかでも
「基本中の基本」に据えるといいことだと思います。
スムーズにみえるときは、忘れがちになるからこそ、
問題が溢れてみえるときは、
「そんなことできっこない、だっていい時なんてないし」と感じるからこそ、
常に思い出していきたい「基本」です。
周りの親御さんや先生方をみていても、
どんな状況であっても、
こつこつと実践することで、
確実に変化が生まれますよ。
それにはまず、
いい時やできてる時を当たり前と通り過ぎ、
よくない時やできていない時に過剰反応する、
そうした自らのパターンに気づくことです。
「この子はこうだ、この子は“いつも“こうする」と、
「今の状況」を決め付けてしまっている自らの見方をほぐしていくこと。
時には
まるで初めて出会ったかのようにその子に向き合うと、
普段の「凝り固まった頭」では目に入ることのなかった、
「いい時やできている時」により気づけるようになります。
ここで少し心を配りたいのが、
「認める」というのは、
「褒める」というのともちょっと違うということ。
そっと肩に手をおくだけだったり、
「○○(弟)を手伝ってくれて助かっちゃった」
「空っぽのカップを流し台においてくれてありがとうね」
そんな言葉をかけながら、
その状況を一緒に喜んだり、感謝を示すことで十分。
弟にきつくあたる、
空っぽのカップがテーブルにおきっぱなし、
そんな行動が大きくなるほど、
「できている瞬間をこまめに認めて」いきます。
それでも私も含めて、往々にして、
弟にきつく当たる姿や、テーブルの空っぽのカップばかりが目に付いて、
「また!」「なんでいつもできないわけ!」と、
「できていない時に過剰反応」しがち、そう思いませんか?
子どもは、
「こうしちゃだめ!」「こんなんじゃだめ!」よりも、
「こっちだよ」
そうさらりと示すほうが、
足を踏み出していけます。
子供と過ごす時間が多くなる夏休みな日々、
覚えておきたいですね!
確実に、変わってきますよ。
またこの「基本」を、
家族間の関係
←互いについてどんな情報を行き来させるのかに気づく
(後ほど、もう少し詳しく書きます)など、
人との関係や、
日々の生活全体にも広めていくと、
←いい時を認め感謝する
人生自体が確実に変わっていく、そうも実感しています。
自分がどのように物事に反応しているのか、
気づいていきたいですね。
もっと書きたいことが溢れておぼれそうになりますが、
少しずつ続けていきます!
昨夜、他州での一泊から戻りました。
これから、ぞろぞろと、来年度の身体検査&食料買出しです。
みなさん、よい夏の週末を!