まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

「もう “T寿司” にしちゃおうかな(笑)」

2011-06-02 20:00:17 | 日本酒を飲む @ 関東

大阪から客人がやってまいりました。

客人の所望により、今回は “寿司にたどり着けないお寿司屋さん” っていつも言ってしまう
T寿司 さんへ。

お店にある看板は、何度か行った頃に気付いたくらい、とってもさりげない。
味のある看板で、何気に好きなのだ♪
なのだけど、モザイクを入れちゃう、、ってある意味失礼にあたりますでしょうか?
(やってから言うな、って)


この日も、もちろん、ツマミから。
「何か、お嫌いなものはありますか?」 という、店長シンさんの言葉に 「まったく無いです」 とハモる我々。

最初は、北海道産 水蛸 。 すんごいぶりぶりん!で大きい~!

シンさんは、こうして目の前でツマミを作るところから見せてくれる。
「見る」ことも「ツマミ」にしてくれて、これも大好きなところ。

蛸の吸盤も♪

あ!
撮るのを忘れちゃった~~、シンさん 自家製の青とうがらしオイル!
これを醤油にちょっと加えたんをチョンチョンと付けて食べると、なんとまぁ!合う!
全然違う風味が楽しめるし、いいですね~。


さてさて。
最初は、冷たい日本酒を、またもやずら~~~~っと並べてもらっちゃいました♪

手間がかかるのに、いつもありがとうございます(>_<)!


まずは 長珍 備前雄町50 無濾過生

長珍で、雄町ですよ! 
今年、初めて雄町を使って造ったんだそうで、本数もそんなに無いんだとか。
雄町好きにはタマラン味わい♪


静岡産 生しらす は、とっても濃厚、ねっと~り美味しい。

醤油をたらすのも良いけど、このまま生姜とつまむだけで、十分かも。


三重産 岩牡蠣 は、うひゃ~~~、もう見るだけで涎が。

こんな分厚い身で、味もくり~みぃ。
最初はこれを1つ出してくれたけど・・・4つ切りだと2つに分けるのが難しくないっすか?
と、1人一個、お願いしちゃった。


次に頼んだ2つが 風の森 笊籬採り と  ハート天明

がんばっぺ ふくしま と書かれている天明のこのお酒、
裏のラベルを見ると、「盛り上げる熱いハートを!」 と、蔵元の熱い気持ちが書かれている。

売物として出せなくなってしまったようなお酒たちを “ブレンド” し、
その後、火入れして瓶に詰めたんだそう。

なので、確かに 醸造アルコール は入っているかもしれない・・・
でも、これは熟成させたら、もっとおいしくなるかも。
今買って、数年後・・・復興した時に、また笑って飲みたいお酒かも。

ちなみに、
一本につき600円をあしなが育英会津波遺児基金へ寄付するそうです。
天明さんも被災した蔵なのに・・・こうして売れるものを少しでも役立てようとする姿勢に感動です。


さて。
次のおつまみになるんだろうか、シンさんが裁き始めたのは、ぷっくっぷくのカツオ
 
中の身も、良い色してるなぁ~~~。


辛子を付けて出してくれると、
関西の友達は 「ええ?! 辛子つけるん?!」 と、びっくりしているではないか。
西日本では、辛子では食べないものなのかなぁ?!


そろそろお燗に移行したいな・・・と思いつつも、
シンさんオススメの冷たいお酒で、もう1つ気になって飲みたいものが・・・
会津娘 花さくら なのだ。

一見すると「甘いのかな?」と思うかもしれないのだけど、いやいや。
開栓してから時間が経ってる熟成感もあって、キレがしっかり。

友達が頼んだ 日高見 震災復興酒 希望の光以前も飲んだけど、
やっぱこれは温めたくなるなぁ~。

というワケで、この後、お燗でも頼みました♪
やっぱり燗がりするなぁ~。


次からは、悦凱陣 を、もうシンさんオススメで、次々とお燗してください!!

オオセト とか 雄町 も良いけど、亀の尾 もイイですね。

お燗に合わせてだしてくれたのは・・・

でましたーーー!

村さんの鱸 しかも 2週間熟成!!

漬けにしてくれたのだけど・・・

はぁ・・・・しやわせぇ~~~~(>_<)。。。。 な味わい。。。
ほんと、2週間も、足の速い鱸を熟成させる技は、そうそうできるものじゃないよなぁ。

海老名雄町 のお燗が、よく合います。

中盤、いつも出してくれる お新香 は、山芋に燻りがっこにオクラがウマイ!!

塩水に浸かった雲丹 でちびちびやっている間に・・・


を取り出すシンさん、いつもの笑顔をいただきました~(笑)!

笑顔もステキですが、この鱧、先ほどのカツオのように、ぷりっぷりではないですか!
初夏の季節モノの鱧が、もう出てきていることにもビックリ。
やっぱ毎年、確実に気候が変わってるなぁ。

鱧を裁くのを見るのも、やっぱりイイおつまみ♪

「あ~、内臓もたっぷり・・・美味しそう~~」 って、身だけじゃyなく、そっちも興味津々な自分。

すると、美味しそうな鱧の身はもちろん、、、


酒飲みが大好きな、鱧のいろ~んな内臓も出してくれました(>_<)!
 
いやー、こういう貴重な部位こそ、食べられるのって嬉しい。

悦凱陣 オオセト を最後に堪能しつつ・・・




やっぱり最後にお寿司を頂こう!
2貫だけ。

今日は何がオススメかを聞いて、トリ貝 に  をお願い。
 
こ・・・このトリ貝は・・・美味しいトリ貝って、なかなか会わないのだけど、おいし~い!
鯖も、ツヤっつや。

はー、今夜も無事にお寿司にたどり着けました(笑)。


この日は、珍しく?!
我々ともう一組の3人客のみで、シンさんとも会話を楽しむ時間がたっぷり。

わいわい盛り上がってると、いつも自分や他の人たちが、
お店の名前をblogで公表しない代わりに使っている愛称についても話題に。

すると、シンさん。

「うちの店名、T寿司にしちゃおっかな、ははは。」 

とな。

いや~ん、そしたら、今度、また別の愛称を考えないといけなくなりますよ~~(笑)。


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35 コメント

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もうそんな季節? (KURO)
2011-06-02 21:06:20
どうもです(^-^)
前回お邪魔した時は寒ブリを頂いたんだっけ!
カツオに鱧か~ 旬やね。
返信する
■KUROさん (まき子)
2011-06-02 21:13:55
その時その時の旬なものがふんだんに出てくるから、
季節感もあって良いですよね~。

それにしても、鱧がもう出てくるとは
ビックリです。
返信する
Unknown (酒恋倭人)
2011-06-02 21:16:22
毎度!
鰹は辛子ではたべないね~。
にんにく醤油か、生姜醤油だね・・
関西は。
鰹は醤油もたまり系だよ。
返信する
■酒恋倭人さん (まき子)
2011-06-02 21:33:25
やっぱり関西では辛子はないんですね~。

こちらでは、いろいろ食べられるから、
もともと関東では何を合わせていたのかはよく分かりませんが・・・

幼い頃は、やっぱ生姜が普通だったかなぁ。
(名古屋生まれです)
返信する
たこの吸盤 (たく@酒遊倶楽部)
2011-06-03 00:00:38
揚げると、もっと美味い。

しかし、いいもんくってるな~
返信する
■たく@酒遊倶楽部さん (まき子)
2011-06-03 00:21:33
>しかし、いいもんくってるな~

その分、ここに行くのは、ほんっとに楽しみなんですよ~~。

そして、その分、それなりにイイもん(¥)が出ていくの覚悟で(笑)。

でも、実際に食べたもの、飲んだものの質と量に比べたら、
「え?このお値段でいいの?」って思っちゃいます。
返信する
惜しい・・・ (はんな)
2011-06-03 01:23:09
まきこさん、お世話さまでした。

お店のロケーションは意外な風景でした。
スケルトンな感じ(外から中が見える)も意外でした。(笑)

お酒がズラリもうれしかったです。お酒飲みの哀しいサガですが・・・。(爆)
アテも美味しかったです。
ちょっとづついろいろ食べられるお店は重宝しますね。

兎にも角にもありがとうございました。^-^

追伸
私も「T寿司」表記で、看板の字は消した方がいいでしょうか?(笑)
返信する
寿司屋さんは (じゅうご)
2011-06-03 05:50:03
屋号も文字は、右から左ですかね?

私のところもそうですが、
よく、”ごじゅう”(漢字で書いていますが)
ですか??と聞かれます。

鱧といえば隣町のJRの駅には大きな鱧が
旅客を迎えてくれます。
瀬戸内海の端の周防灘(すおうなだ)で
返信する
T寿司! (のむぞう)
2011-06-03 07:34:16
早く元祖T寿司に行かねば!

聞いてみたら、結構知られている有名店らしいですね。
持ち込んだ綿屋を持っていこうと思います!

そっちはうらやましいなぁ
返信する
もう鱧 (akiko)
2011-06-03 11:37:26
そんな季節なんですねー。
ちょっぴり先取りかな?
すっかりT寿司が定着してしまって本当の名前を忘れちゃいそうです(笑

牡蠣、巨大ですね~
私も昨日某所で一口には入らないおっきな牡蠣を食べましたけど。
たしかに1個を二人でとかって悩んじゃいます。
どの部分もおいしさがそれぞれに違いますものねー。
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