直島での旅行記
その1:今一番アツイ島?! アートだらけの 直島へ!
の続きです。
ずーっと行きたかった、アートの島、 直島 。
今回ばかりは、お酒や料理が第一目的ではない・・・にしろ、
やっぱり食べ物も、それなりに期待してしまうのが性。
到着したのはお昼ゴハンの時間帯。
こんな小さな島でゴハンといったら、こおいうコテコテなお店が一般的?!
相方が「たべたーい!」というので たこ焼き を買ってつまんじゃったのだけど、
いやいや待て待て・・・自分が行きたいお店は違うのだ。
港から少し歩くのだけど、住宅街の中にある Cafe 清 (さや) へ。
入口を見て一言 「ふつーの家?」。
ほんと一般の家そのまんまで、知らなかったら通り過ぎるに違いない。
ところが、中に入ると、これまた “癒されcafe” というか、そんな空間。
ウクレレの音楽が、また~りと流れていて、陶芸、イラスト、レコード盤などなど、色々展示されてる。
こんな住宅街のど真ん中でも、アートがいっぱい。
「あれは?」 「これは?」 と見ながら、まずはエビスビール♪
セットに付いてきた 冷たい南瓜スープ がまぢでおいしー!
そして、本日のランチは まるごとトマトと温泉卵丼 。
皮が剥かれたトマトが、ほんとに、ごろっと丸ごと。
可愛らしい丼だ~♪
こんな空間にいると、まるで・・・「ここは何処?」状態になってしまう。
んがしかーーし。
「やっぱり、小さな島なのだ。」と、おもいっきり実感するのは、民宿。
直島で泊まる といったらアートと宿泊施設を融合した ベネッセハウス (HP) にすべき??
とも思うのだけど、如何せん、宿泊代が高い!!1泊3万円以上は痛い(>_<)!!
(ちなみに、この価格って、宿泊のみ?夕飯とか朝食は付いているんだろうか・・・)
でも、地元の民宿だったら、1泊1食付きで6000円とかなんだもん。
民宿の人たちとの出会いも楽しみだし、宮浦港に近い 田舎家 という民宿に泊まることに。
見よ!このコテコテな看板(笑)! さっきのカフェとは正反対!
でも、中に入ると、設備は古いものの、ちゃんと清潔にしてある。
キッチンは一通り揃ってて、自由に使って良い。
年季の入ったこの雰囲気、“おばあちゃんち”みたいで、和んでしまう。
階段も、ミシミシゆってるし(笑)。
ちなみに、この田舎家は、
真向かいにある ニューオリンピア という居酒屋も経営してるのだ。
だから、夕飯はこの居酒屋で。
いいじゃーん♪ カウンターあるじゃーん♪ 民宿なのに、居酒屋の雰囲気で飲めるなんて♪
と、
おやっさんの目の前に空いてるカウンターに座ろうと思ったら。。。
「ちゃうちゃう、こっちこっち」 と、女将さん。
え?場所決められてるの?お座敷?
「え~~。地元の人たちをお話したいのに~」
と、思いながら連れられていくと、小さな畳の部屋には1テーブル。
なんと、そのテーブルの片側には、見も知らぬ同い年くらいの1カップルがチョコンと座っている。
しかも、もう片側は空いてる。
立ったままその光景を見つめる我々、目が点。
先に座っていたカップルも、目が点。
・・・もしかして、このカップルの向かいの空いてる場所が我々の席??
と、思考回路が停止していると、
おばちゃん 「今日の宿泊者はあんたらだけやけぇ、仲良く食べてくださいね。」
うっそ~~~ん(笑)。
この日、田舎家に宿泊するのは、我々ともう1カップルだけと聞いてたけど、
まさかこんな風に、いきなり一間に入れられて、同じテーブルにつかされるとは思ってなかったから、
びっくりしちゃったよ~~。
自分は初対面でも全然大丈夫だけど、相方は明らかにそわそわそわそわキンチョー気味。
お向かいのカップルも「何喋ろう、コマッタナ」な雰囲気。。。
い、いかん!これでは楽しい夕飯の時間が、疲れる時間になってしまう(汗)。
きっとみんなが思ったであろう
「いきなり、一緒のテーブルにつかされても・・・ねぇ。」
なんて一言目を発する自分。
すると、みんながアハハって笑って、少しほぐれたかな・・・よかった(汗)。
お向かいのカップルは、愛想がとても良くて、
「どこから来たんすか?」
「広島市からです。俺らも去年まで、直島って知らなくて。」
「ご主人、体デカイけど、何かスポーツやってたんすか?」
「アメフトをね!!」
「今日はどこに行きました?」
「こことあそこと・・・」
と、ぽつぽつと会話が始まりつつ、宿泊費に含まれてる夕飯も、おばちゃんが運んできてくれる。
前菜の後の刺身は
蛸 カンパチ 平目 なのだけど、どれもこれも、コリッコリで美味しい!さすが瀬戸内海!
焼き物は タナゴ 。今まさに、この辺りでは旬な魚。
自分と、お向かいカップル君は、魚をきれいに食べる自信満々。
が、相方と、お向かいカップルちゃんは、どうも綺麗に食べることができない様子。
あーん、じれった~い!
「貸してみ!綺麗に身を取ってあげるから!」 と、お互いやりつつ大爆笑。
そんな感じで、最初の緊張もどこへやら。
ワイワイと会話が盛り上がる。
(※以下、今後、直島に行く方への情報になるかも)
「この島って、いつもは絶対に人が少ないよねー。大量の観光客に慣れてない感じだもん。」
「山本うどん、ってところに行ったら、店員さん、すんごい疲れ切ってて
“あぁ、また客が来た” みたいな顔してましたよ(笑)。」
「地中美術館は何時くらいに行きました?」
「私らは13時くらいに行ったら、整理券配られてて、1時間、何もないところで待たされましたよー。」
「まじすか?俺ら、16時くらいなんすけど、整理券なんてなかったー。」
などなど。
しかし、それにしても。
宿泊代6,000円と、安いっちゃ安いけど、前菜とお米、味噌汁以外でおかずがコレだけじゃ、
男性陣はお腹が満たされない様子。
「ここって、居酒屋じゃん? 他に一品料理、追加しちゃいません?」
「いいねいいねー!」
と、あれこれ、おつまみ追加ー!! 田舎の居酒屋だけど、この鳥の塩焼きがウマー!!
うーむ、居酒屋という点、最初は良いと思っていたけど、
こういう 「物足りない場合に、おつまみがいっぱいあって、ついつい追加しちゃう」 って落とし穴が。
でも、楽しいからいっか!
最後には、
女性陣 「ベネッセホテルに泊まってみたいねーー♪」
おばちゃん 「旦那さんがた、頑張らんとね、あははー。」
男性陣 「・・・(無視)」
って、
なんやかんやと、すごい楽しい夜になりました♪
[Cafe 清]
香川県香川郡直島町2310-168
087-892-3821
定休日:月
http://www.milmil.cc/user/sayasaya/
[田舎家]
087-892-3092
http://www.naoshima.net/stay/inakaya/index.html
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丸ごとトマト丼、まぢでうまそ~っ!
きっと、子どもん時に食べたトマトの味がするんだろうなぁ。
ほんとに普通の家でびっくりしました~。
丸ごとトマト、甘くて酸味もあって、美味しかったです♪
今時分の瀬戸内は何がおいしいんでしょ?
それと
居酒屋なのに飲み物の写真がないってことは…以下自粛。(笑)
凱陣の丸尾さんの所には行かれなかったのですか?
私も来月、ゴルフで高知に行くので四国観光したいと思っています。
私は見知らぬ土地を歩き倒すのが大好き(笑)。居酒屋を探して宮浦港周辺を歩き回りました。実はベネッセは宿泊だけで、朝食、夕食(事前予約)共にオプションなんです。だからあわよくば夕食は居酒屋にしようと探し回ったのですが、アンテナに引っかかった店は一軒もなし。仕方がなくホテルに頼み込んで和食をつけてもらったのでした。
たこ焼き屋さんの裏手に小さくて真っ暗な雑貨屋さんがありました。オババひとりで店番してました。お酒を買ったのはオリンピア近くのスーパーです。パチンコ屋も廃業するような寂れ具合にびっくりしましたけどね。
お次は《家プロジェクト》でしょうか。何をご覧になったか楽しみです。
お燗は・・・ベッタリなお酒でした~。
男性陣、最初からお米ばくばく食べていたんですが、
やっぱり足りなかったみたいです(笑)。
他に頼んだ海老やカンパチも美味しかったですよ~~。
がっちりマンデーで出るよ、って聞いていました~
今年は予想で40万人越えらしいですよ。
丸尾さんの所に行こうと思ってたんですが、
相方が一緒だということもあり、
(あそこは、チロっと寄るだけじゃ、意味ないですもんね(笑))
断念しましたが、
うどん三昧と、死ぬ思いでこんぴら山を登ってきました。
きっつかったぁ~~~。
でも、オリンピアは、泊まった田舎家の目の前にあるもので(笑)。
それより、Cafe清の方が遠かったかなぁ。
宮ノ浦地区には、最近新しく「I Love 湯」
っていう銭湯ができてました。
大竹さんが作ったので、「はいしゃ」みたいな感じですよ♪
http://www.naoshimasento.jp/#/ja/contents/01
ここのタオルがお土産に大人気だそうで。
お次は、まだまだ家プロジェクトにたどり着かず。
ココは書くことがいっぱいあって、長くなっちゃいますね(汗)。
年齢が近い感じだったから、あえてそうしてくれたのかなぁ?
でも、もし気の会わないタイプの人だったら・・
民宿のおばちゃんたちには、経験からそのへんはお見通しなのかもね(?)
なにはともあれ、よかったよかった♪
次はベネッセホテルのレポート待ってるわ。
まぁ、あまり汚いって所は出来たら避けたいけどね。
ここ、夏やスキーの合宿を思わせるつくりだね。 笑
それにしてもおばさんやるね。
無理やりでも一緒にしちゃえば話すだろうなんて。
でも全員が人見知りだったらどうなったのだろう?! 笑