ラムもテキーラも？ @ 二毛作（立石）

たまたま土曜の午前中に信濃町で用事があったのだけど、
そこまで出て行くなら、ついでにどこかに寄って、昼酒でもやりたいな～～。

と思い立って、
すぐにピンときた場所への路線を調べてみると、たった30分でいけるではないか♪


というワケで。
間髪入れずに、また来ちゃったのは　立石！！
気に入っちゃったんだよなぁ～～、この町、というかこの通りの雰囲気。

宇ち多゛ は、相変わらず長打の列。
いつか行ってみた～～い(>_<)！　と思いつつ、この日も素通り。
（ネタを期待されていた方、ごめんなさい・・・）

一番の目的は 二毛作 なのだ♪

お店の西村さんに「心折れずに来れましたね」と迎えられるけど（笑）、
もっちろ～ん！　折れるどころか、楽しみでしょうがなかったデスよ。


あっつい日だから、まずは生ビールで　“ぷはー！”。
この席からだと、ビアサーバの注ぎ口が見えるのだけど、泡を丁寧に切って出してくれるんだな～。


友達が既に頼んでくれていたのは、やっぱり？！な 生姜天 。

日本酒にも合うような味わいなのだ。


あとお刺身もいくつか。
シャコ がうまそ～。

っていうか、うまい！
日本酒のアテに良いですね～。

友達が　「シャコって生きて泳いでる姿見たことある？」　と言うのだけど、もちろん！
自分は、幼い頃から、父親と海に行くたびに、それを湯がしてじょきじょき切って食べてたのでヘッチャラ。

昆虫とかが苦手な人にとっては、あの足をひよひよひよひよ！ってかいてる姿はけっこう気持ち悪い？
自分の場合は、
幼心にも“気持ち悪い”という見た目より、「美味しいシャコ、早く食べたい！って気持ちの方が前面に（笑）


もいっちょ　カツオ は薬味たっぷりで見えな～～い！

「下にはポン酢もありますので、薬味を一緒にまぜまぜしてくださいね～。」と
そんなカツオくん、一切れがめっちゃでかいし、やっぱ濃厚で美味しいのだ。



お酒は、純米酒のお燗を次々にお願い。
昇竜蓬莱 だったり、　いづみ橋 恵 だったり、日置桜 鍛造　も。

この日付き合ってくれた友達とは久々だから、会話に盛り上がりつつ、飲んじゃう飲んじゃう。
この雰囲気、このおつまみに、ついつい　「昼」　であることを忘れてしまう～。

とはいえ、友達はこの後、夜に燗酒のお店へ行くというので、
あまり飲ませてしまってはイケナイ・・・と、ちょっとセーブ。



・・・の
つもりが。




ココでは色んなお客さんが頼んでいるお酒いろいろを見ているのも面白い。
そんな中、ラムを飲んでいる方も。

実は、日本酒の世界にどっぷり浸かる前は、ラムが大好きだったので、
ついつい、お店の日高さんに　「どんなのがあるんですか？」　と聞いてみちゃったら、さぁ大変！

出してくれた2種類のラムは見たことのな～い！と、
ついついあの頃のラム好き心がムラムラと沸き起こり、興奮しちゃう自分。

でも、どっちも初めてみるから、どうしよ～～、どっち飲もう～～～？！　と迷っていると、
「両方、飲んでみます？」　と日高さん。


え♪
やっぱ、両方飲んじゃおうかな（笑）。

左のはけっこうアルコールっぽいけど、右のはまった～～～りとまろやかな甘さに味わい。
こりゃウマイ！！

riviere du mat　というそうな。
家に帰ってから調べてみたら レユニオン島 という、
マダガスカル島の近くにある島で一番古い醸造所で造られているみたい。

通常で5年は寝かせて出すそうな。

また見かけたら絶対、飲みたいな♪

他にもマニアックそうなものもいっぱ～い。すご～～い！！

日高さん、西麻布のラム専門BARのタフィアも知ってるし・・・ナニモノ？！（笑）


ラム酒もそうだけど、純米酒みたいに、
まっとうに作られた美味しいお酒は世界にもいっぱいあるんだよなぁ。

と、美味しいラムを飲んでると、
メキシコ人の友達が教えてくれた　100％ AGAVE の、テキーラを思い出した。

「テキーラも、そこら辺に売ってる安いのは混ぜ物が多くて美味しくないしアルコールが高いだけだけど、
 テキーラの原料AGABEを100％使うものは、本当に美味しいんだから！」
と、マリオが熱弁を振るってたっけ。


そんなエピソードを友達に語ってると、
その会話が聞こえたのか、またもや日高さんが、何も言わずに、
でも“ニヤリ”と一本の瓶をゴト・・・っと、我々の目の前に。

そこに書かれているのは。


100％ AGAVE！！ でわないですか！！

わぁわぁわぁ！！！！
なんで、こんなスゴイお酒まであるんですか～～～！
こんなの見せられたら、飲まずにはいられないぢゃないですか～～～(>_<)！！

それは　Don Jukio　ドン・フリオ！！

日本でもそうそう簡単に飲めるものでもない・・・
いや、ある所にはあるかもしれないけど、こんな立石のおでんやさんにあるなんて、
まぢで二毛作さんの深さって、どんだけ～～？！

ちなみに、このドン・フリオは熟成度によって、価格も違うらしい。
これは REPOSADO という8ヶ月寝かせたもの、
熟成させない透明なのは BLANCO 、
一年以上寝かせた ANEJO っていうのなんて、まぢでおいしそ～～～(>_<)。


まさかラムからこの流れになるとは思わなかったので、
直前に熱燗につけてもらった おこぜのどぶ が、まさかこの状況下のもと、チェイサーになるなんて。

ちなみに、ここは飽くまで　昼時なニッポン。
それなのに、この濃ゆさ。

いやーー、二毛作ワールド、
底の深さを改めて見せられ、ますます大好きになってしまいました。



［二毛作］
東京都葛飾区立石1-19-2
03-3696-6788
・2011/6/20 念願の初訪問