ここに来る時は、ニューシャトルの時刻上、いつも同じ時間帯になる。
すると、いつも同じ光景を目にする。
ガラス越しに口パクで 「撮っても良いですか?」 と言ったら、
照れくさそうに、また手を動かし始めた職人さん。
というワケで、またお昼の開店イチバンに、来ちゃいましたー!
ちわっす、さいとう さーん!
平日の、この太陽の明りがまぶしい時間から、ここに居られる幸せ・・・。
お店に入ってスグは、さすがにお客さんもほんの少しだったので、
「先に撮影しときますか、この日のお酒たちを」 と、さいとうさんが並べてくれる。
睡龍 生もと は、原酒が17BY 、 水割りが18BY 。
生もとのどぶ は 仕込21号 と 仕込15号 。
そして 杉錦 は 大宮の池田屋酒店のPB 原酒 。
こんなのも。
ただの 鷹勇 山廃 強力 ではない。
“おやっさん” と親しまれている、坂本杜氏の最後の仕込みのものなのだ!
「ま、まだ、こんなものが残っているなんて!」とビックリすると、ニヤリとさいとうさん。
ちなみに。
こちらのお店は お蕎麦屋さん ですが、何か(笑)。
飲み友達と合流したら、お料理もスタート。
最初は 蕎麦豆腐 。
ちなみに、この日も当然飲み飲みモード全開で、しかもまた、全てさいとうさんにオマカセ状態。
いつも楽チンさせてもらって、すみません。
爪が伸びるの早くても、自業自得だな、こりゃ。
杉錦 と合わせて出してくれたのは トリッパのトマト煮込み 。
いきなり、モツきましたー!
いやはや、ホントにさいとうさんはモツが大好きのようで。
ただ好きなだけじゃなくて、自分で美味しいのを追求して作っちゃうからスゴイ。
しかも、トマトの甘酸っぱさと、杉錦の酸味が爽やかに合う。
事前に予約したときに 「穴子の煮凝りが残っているようにガンバリマス」 って仰ってくれたけど、
きっと残してくれていたんだろうなぁ。
あーーー、もーーー、めっちゃウマイっす(涙)。
さて。
最初は中央のテーブルに、キッチンに背を向けて並んで腰掛けた友達が、
やっぱり向かいに座り直したのだけど、これがナイスポジション。
さいとうさんとツーカーの仲でもある友達、
お酒が無くなりそうな頃合になると、キッチンの中と目で会話(笑)。
なので、冒頭の睡龍や鷹勇が、次から次へと、ナイスタイミングでやってくる。
そして 「次、出すよ!」 と声がかかる。
おお!
ついに!
とうとう!!
生湯葉&湯葉天ぷら だぁ~~!!
ホントは「限定メニュー」の 冷やし湯葉そば なんだけど、ヌキで出してくれました。
すでに試食済みの友達が、
「梅と大葉と茗荷は、オマケではなく、必須」 とアドバイスしてくれたのだけど・・・
ま・さ・に!
湯葉天のサクサクな外と、もっちりな内の味わいに、梅・大葉・茗荷が絶妙なバランスを与えてくれる。
それぞれが引き立つ。
さらにさらに。
この、トロットロな 豆乳 をかけて食べてみてください、と。
んもうもうもう・・・とろけます~~(>_<)。 超濃厚!!
湯葉天ぷらにかけると、
香ばしい天カスを、とろとろ湯葉で逆に挟んで食べてるみたい。
それにしても、これ。。。
ヌキじゃなくて、ちゃんとしたメニューのお蕎麦の場合でも、お酒飲むこと前提ですよね(笑)。
この後も、お酒とツマミの美味しい組み合わせを愉しませてくれる。
竹鶴 雄町純米 と ゴルゴンゾーラの塩酒粕漬け 。
もう、この2つってば、なんでこんなに息ピッタリなの?!
ゴルゴンゾーラを一つまみで、お猪口一杯がクイっと逝ってしまう。
次から次へと、おつまみと日本酒が出てきて、そのたびに「わいわい」と盛り上がっている我々、
周囲のお客さんからしたら、「昼から・・・なあに、あの2人のテーブルは」 って感じなんだろうな。
左右から、すっごい視線を感じる~~!!(笑)
って、チラチラ見られても、気にしない気にしない。
むしろ「イイでしょ?」ってな感じで、次の組み合わせにも、大盛り上がり!
わおーーー!キタキターー!! マトン だぁ!!
「このマト~ンな味わいには、やっぱり 小笹屋 竹鶴 だねぇ~~。」 と、しみじみな友達。
野性的な土っぽいマトンの味わいに、ホントに合う。
鮎の熟れ寿司 なんかも出してくれちゃったりして。
どんだけ飲めるんだ~!
「この後お蕎麦に」 と相成ったのだけど、なんだか止まりません。「もう一合お願いしますっ!」
そして、〆のお蕎麦。
お店の短冊には、本日の十割は福井の蕎麦だったのだけど、これはちょっとお試し蕎麦。
見た目にも、少し緑がかってる?!
「ちょっと粗挽きのつもりがザラザラになっちゃって、まだまだ微調整中だけど、どお?」と、仰るけど、
ぜんっぜん、美味しいんですけど!個人的には、こういう歯ごたえのある蕎麦って大好きなのだ。
もっと完成度を上げたらお店にも普通に登場するという、この蕎麦は 徳島 のもの。
気づけば、またもやすんごい長居。
こうして居れば居るほど、たった半日なのに、盛りだくさん!
この日記も、もっとポイント絞って書きた方がイイんだろうけど、
日本酒も、トリッパも、生湯葉&湯葉天も、マトンも、蕎麦も、
ぜーんぶ自分の中では“ビッグ”で“楽しくて”、絞れましぇん。。。
これだから、片道2時間かかろうとも、ココには通いたくなってしまうのだ~。
さらに、この後も、まだ “ビッグ” なことが続きまして・・・。
って、さすがに長くなりすぎるので、コチラにバトンタッチ。
急なお誘いだったのにもかかわらず、美味しい珈琲を、本当にありがとうございました!
[蕎麦きり さいとう]
埼玉県北足立郡伊奈町小室9819-1
TEL 048-722-2725
11:30~20:00 (平日は14時~17時中休み)
定休日:月曜
・2009/3/1 牡蠣南蛮食べたとき
最新の画像[もっと見る]
- 孫のサッカー観戦に来たよー! 3日前
- 孫のサッカー観戦に来たよー! 3日前
- 孫のサッカー観戦に来たよー! 3日前
- 孫のサッカー観戦に来たよー! 3日前
- 孫のサッカー観戦に来たよー! 3日前
- 孫のサッカー観戦に来たよー! 3日前
- 孫のサッカー観戦に来たよー! 3日前
- 孫のサッカー観戦に来たよー! 3日前
- 孫のサッカー観戦に来たよー! 3日前
- 孫のサッカー観戦に来たよー! 3日前
平日の昼時に、このラインナップ。。。
ほんと、周囲からの視線をビッシビシ感じましたね(笑)
あ、最後の一杯はパナマではないですよ~。
あれは違うお国のものでございます。
ちょっと紛らわしかったですかね。
新たな記事に書いておきます~。
新たな記事がアップされましたら、リンク先、変えておきます。
それにしても、いやはや、左右のお客さんが何度か回転しつつも、
みんなに見られてしまった平日の昼でしたね(笑)。
意外と?!仕事中の人たちがランチに来てるんだな~って思っちゃったりしました。
辨天娘が欲しくなったでしょ?(^o^)
>「梅と大葉と茗荷は、オマケではなく、必須」
ブログコメントの意味がよくわかったよ。
私も、実際に食べてみて、納得!でした。
鮎の熟れ寿司、あれは辨天娘が欲しくなりますね~~!!
さいとうさん、私のところからでも1時間半はかかるらしい(クロネコさん談)。飛行機に乗ったら函館に着いちゃうよ。ひ~ん。
涼しくなったら行こう!(って、いつも決意だけしている)
文中に書きました
>梅と大葉と茗荷は、オマケではなく、必須
のことなのです~~。
分かり辛くてスミマセン(汗)。
一度行ったら、もう近く感じちゃいますよ♪
2時間なんて、あっちゅう間です。
でも過ごしてる時間も、楽しすぎてあっという間です~。
いやぁ、行けなくて残念だったよ 泣
マトンも美味そうだね。
一応「湯葉」目的で行ったのかな?
あそこ行くのも一寸した旅だけど、考えたらしょっちゅう旅してるようなもんだものなぁ、俺 笑
ゆばの天ぷら、うっすら想像しました。
…サクサクなんだろーなー。。
…喰いたい!
このお料理じゃポイントなんてしぼれるわけがないです~。 これで十分よだれダラダラよ(笑
私はこの中だと湯葉だなー
ああ、食べたい!
さいとうさんは同じ埼玉なのにまだ一度しか行ってない。
ダーリン、お昼ご飯を電車に乗って出かけるって人じゃないからなぁ。なかなか腰があがらないのよ。
鬼の居ぬ間に・・・って私の方がいないこと多いんだからムリか。