『サッカースカウティングレポート』小野剛著。
半年ほど積ん読になっていた本。
買ってはみたものの、難しそうで今まで放って置かれた。
読み始めると、これが面白い。
元日本代表のコーチ、小野剛さんの著書。
一気に読み終えてしまった。
スカウティングとは何か、そして試合の見方が、
具体的にわかりやすく書かれている。
サッカーの奥深さを、また再認識させられた。
(自分にもいつの間にかこんな本が読めるようになったかと感慨深い。)(笑)
フランスワールドカップのアルゼンチン戦のために
300本以上のビデオからコーチングスタッフで
使える部分を探し、全員でああだ、こうだ言いながら、
気の遠くなるような作業をし、ビデオの編集をしたとか。
コーチの役割というのは、かなり重要なものがあるとわかった。
どのぐらい選手に話すかも大事で、
あまりに細かすぎると、選手に『やらされ感』が出て、
はつらつとプレーできなくなる。
そのさじ加減も大事だということ。
スカウティングとは結局選手たちに自信を持たせて
胸を張ってピッチに出て行かせるのが目的で、
それがコーチングスタッフの役目というところが心に残った。
そう考えると、選手の意欲を引き出すモチベーターとしての奥野監督と、
そうさせるための分析を担う理論派の相馬コーチ、何か最強コンビに見えてきました。
来季が楽しみです。
(この本を読んで自分も少しは観戦力がついただろうか。
もっとも来季の3月まで、内容を覚えていられればの話ですが。)(笑)
追)山崎選手契約更新のお知らせが、オフィシャルに出てましたね。
宮沢、北村選手が去った今、
モンテのサッカーを体現するなくてはならない選手ですね。
予想はしていましたが、これで安心です。
運動量が大事な選手だと思うので、
願わくは、その起用法について、
今年のような失敗をしないようにお願いしたいものです。
山崎選手が欠けた後、悲惨なことになってました。
来季も30番のユニフォームで応援します。
今日の一曲。
こちらも出さないと不公平ですね。
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