ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

橋下大阪市長誕生!大阪維新を生み出したもの。

2011年11月29日 | 地方政治・経済
「大阪都構想」を打ち出した橋下元府知事が大阪市長に当選した。橋下氏の代わりに大阪府知事選に立候補した大阪維新の会の松井氏も当選し、結果的に大阪府民/市民は「大阪都構想」を選択したことになる。 ただ感覚としては具体的な「大阪都構想」を選択したというよりも「変化」を選択したというのが正しいのだろう。 これは何となくわかる。それは大阪府/大阪市だけの問題ではなく、日本全体やあるいは先進国と言われてい . . . 本文を読む

Facebookが変えるスモールワールド

2011年11月27日 | ネットワーク
友人が誕生日だということでFacebookで「おめでとう!」とコメントを投稿。驚いたのはその友人へのBirthday Message の半数以上が海外からだったこと。そういえば知り合う以前からよく海外に旅行していたとは聞いていたけど。 先日、これまで「6次の隔たり」と呼ばれていたスモールワールドの世界がFacebookによってさらに小さくなったという記事があった。  Facebookで「狭くな . . . 本文を読む

柏という街の歴史性と都市論

2011年11月23日 | 地方政治・経済
「柏」のとあるバーでマスターや建築事務所を営んでいる常連の方とこの街についての話をする機会があって、何となくそこで語られた言葉がこの街の「都市論」を言い当てているような気がするのでまとめておこうと思う。 そもそもマスターも常連の方も柏とは縁もゆかりもない人たち。常連さんにいたっては阪神大震災の時に三宮にいたということなので、意外と近くで一緒だったのかもしれない。2人とも必然的な理由はないまま、柏 . . . 本文を読む

SIONの歌と消し去れない影の人格

2011年11月20日 | 音楽
昨日も雨の1日ということで、何となくSIONの曲を流してみる。こうやって聴いてみると、どのあたりからかというのは不明だけれど、初期のSIONの曲と後期のSIONとでは雰囲気が大きく違っている。 例えば初期の名曲「SORRY BABY」にしろ「コンクリート・リバー」にしろ「俺の声」にしろ、それらは社会から疎外された者、社会に対する怨嗟、そうしたルサンチマンがベースにある。だからこそその歌にはたとえ . . . 本文を読む

JAMセッションから考えるコラボレーションの本質

2011年11月14日 | Weblog
深夜25:00。近所のJAZZバーで行われているJAMセッションを聴きに行く。参加者のほとんどはこの街の近辺で楽器をやっている人間。もちろんプロや元プロ、音楽学校で教えているといった人もいるけれど、あくまで趣味で続けていると人も。 ドラムのセッテイングが終わりかけたところに、おもむろにピアノが静かな旋律を入れる。その旋律に合わせてドラムがリズムを作り、SAXとベースがリズムにあわせて入っていく… . . . 本文を読む

スマートフォンが変えるIP電話の新しいあり方

2011年11月13日 | ネットワーク
これまでもネットを使った電話サービスというのは「Skype」が存在していたわけだけれど、それはあくまで既存の電話会社に対するネットの世界のベンチャー企業が行なっていたサービスで、電話会社からすれば品質も不安定だし、ユニバーサルサービスでも何でもない、自分たちの築いてきたビジネスモデルを破壊するだけの「鬼子」のような存在だったのだろう。しかし本格的なスマートフォンの時代はこれまでのあり方をそもそも覆 . . . 本文を読む

SIONの歌、泣きたい夜/泣ける夜

2011年11月11日 | 音楽
先日、夜中に激しい雨が降っていて、その音ですっかり目が醒めてしまって、何もすることがないということもあって、「雨」といえば「SION」かなということで、iPadでYouTubeを検索。久しぶりにSIONの曲を聴く。ダメだ、泣けてくる。 SIONの曲を初めて聞いたのはテイチクからSIONがデビューする直前。ラジオか何かでインディーズシーンを特集していて、それがきっかけだから1985年くらい。OZA . . . 本文を読む

Kinectが垣間見せる仮想化された世界

2011年11月06日 | ネットビジネス
「マイノリティ・レポート」の見た時に話の内容以上に印象的なシーンがある。予知能力者であるプリコグの見た断片的な映像の束から、主人公であるアンダートン(トム・クルーズ)が必要な情報を探し出すのだけれど、この時の探し出し方、映像の処理の仕方が何とも凄い。 それまでのコンピューターに携わる人間の発想でいけば、キーボードをすごいスピードで操作して検索したり、目的のシーンに早送りしたりといった形になるのだ . . . 本文を読む

Flower / flexlife

2011年11月05日 | 音楽
いい音楽といいお酒。この2つが揃えばそれだけで十分じゃないかと思えるんだけど、何となくまったりとかけておきたいアルバム。 flower / flexlife 以前、indigo jam unitとflexlifeのセッションは相性が悪いということを書いたことがある。それは両者がたっぷり甘く叙情的になってしまうため、互いに互いを生かさないからだ。例えば今回、indigo jam unitがリ . . . 本文を読む

シアワセノカタチ

2011年11月04日 | Weblog
ちょっとホロッとくるニュース。と、同時にイロイロと考えさせられる。 最期は手を繋いで他界、72年間ずっと仲良しだった米国の老夫婦。 | Narinari.com アイオワ州で車の衝突事故があり、94歳と90歳の老夫婦がが犠牲となった。交差点での衝突後、重症を負った2人は病院へ緊急搬送され、集中治療室へ運ばれた。搬送直後は共に意識があったそうで、互いに互いの容態を気遣っていたとのこと。しかしその . . . 本文を読む

世界人口70億人のもつ意味と「キャリング・キャパシティ」

2011年11月03日 | Weblog
世界の人口が70億を突破したという話もしくは頭で考えすぎていけないという話。 2011年10月31日、国連は世界の人口が70億を突破したと発表した。この日に生まれた人は皆、世界人口の70億番目の人と認定され、地震と原発の被害地・福島でも70億人目の赤ちゃんが誕生した。 地球が誕生したのが約46億年前。40億年前くらいに生命が誕生し、ホモ・サピエンスが生まれたのが約20万年前。当時存在したホモ・ . . . 本文を読む

人事出身者のFacebookの利用方法と同調圧力

2011年11月02日 | コンテンツビジネス
Facebookの「公開性」を是とするか非とするか――先日、「ソーシャルネットワークの時代と社会化・組織化される自己」の中でも書いたのだけれど、同様に「プライバシー」が消えて行くことやネット上の「人格」についての記事がここ最近、Wiredなどでも取り沙汰されている。 僕自身、Facebookとの距離感についてどういうものがBestなのかまだ結論が出せていなくて、まずはFBを試しているというところ . . . 本文を読む