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誰も教えてくれない 人を動かす文章術/齋藤 孝

2013-08-31 09:23:55 | 本・雑誌
誰も教えてくれない人を動かす文章術/齋藤 孝



孔子は言った。

「述べて作らず」

この言葉通り人の考えは、九割以上は過去の継承で、ストックが重要であるということ。

本書では、そのストックをしていくたに「書く」ということの重要性とそのテクニックがまとまっています。

その書き方とは下記の通り。

①ネタ出し(メモ)

②キーワードを3つぐらいに絞る

③順番を決める

④最後の文章を決める

⑤つかみのあるタイトルを決める

⑥通過点を設定する

というもの。
これが設定できたら後は一気に書き上がる。
また文章に箔をつける手段として、先達らの言葉を引用するテクニックも紹介している。
(冒頭の孔子の言葉は、そのパクリです)

非常に読みやすく論理的に文章術についてまとまっている1冊でした。

またストックに注目してみると、本書が提案する読書術も非常に当てはまります。

つまり
①アウトプットを前提に
②自分に関係のないものは切り捨てる
③保存期間が長い書を選ぶ
という考え方。

ストックに注目するのは、最近読んだ「僕らはいつまでこんな働き方をするのだろうか?」にも書かれていた考え方。

過去こそが今の自分を作ると考えれば、ストックの重要性を再認識させられます。


良いストックが溜まるように日々を。

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