Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

SAKAE SP-RING 2013

2013-06-16 23:04:46 | 音楽



今年もこの季節がやってきました。今年で8回目のサカスプです。
今年も昨年に引き続き全ての券種がSOLD OUT。
相変わらずのクアトロは大混雑。
でも日曜日は思ったほどではなかったですね。
上手いこといろんな会場にばらけたようです。

相変わらず仕事の合間をぬっての観賞。
今年観たアーティストは以下の通り。
ボヤケルズ、センチメント、デジカット、SAKANAMON、THE NAMPA BOYS、ケラケラ、井出綾香、nothingman、新山詩織、山崎あおい、ポタリ、真空ホロウ、蜜。

あくまでもクアトロ外しです。
もちろんモーモーもねごとも夙川も気になるが、
それはサカスプでなくても良いわけです。

その中のベストアクトはSAKANAMON!!!!
これはカッコよかった。
ヘッドホンをしてで叩くドラム。
独特のボイスのヴォーカルが魅力的です。
andymoriみたいと言えばそう言えなくもないですが、
彼らよりもライブは魅せてくれたような気がします。


■YOU TUBE-SAKANAMON/シグナルマン 【MUSIC VIDEO & メイキング】




あともう一組あげるならば、地元名古屋出身のnothingmanを上げます。
彼らがMCで言っていた
「僕らはサカスプ6回目の出場で、キング・オブ・サカスプじゃぁ!!」という言葉が心に響きました。
恥ずかしくて、だけどもこんなことなかなか言えないよなぁ。
そのピュアなフレーズにやられる訳です。
バンド不毛の地だった名古屋からもこうしたバンドが出てきているのがうれしいです。
彼らの「この街」というフレーズが入った歌を聞いた時、少し涙が出てきました。


【MV】nothingman / 『スローモーション』


【MV】nothingman/『あと少し』



nothingmanのライブを観ていて思ったのは、
このイベントについて自分の子供のような感情でみていたということです。
自分の手を離れていても、気になるし、力にもなりたい。
イベントを楽しんでいる人を観ると本当に心の底から嬉しいし(涙が出ます)、
Twitterなんかで愚痴を書かれると凹む。
まるで自分のことを書かれているような気分になる。
自分に子供ができて、はじめてその感情が同じなんだとわかりました。

Twitterなんかでは、階段フェスなんて言われていますが、
本当にクアトロorそれ以外。クアトロだけが音楽ではありません。
新しい出会いを求めてもらう。それが本来のこのイベントが生まれた思いなんです。


さて来年はどうなるんでしょうね。

仕事をしたつもり/海老原 嗣生

2013-06-16 16:34:38 | 本・雑誌
仕事をしたつもり/海老原 嗣生


偶然にもここ最近残業続きでした。
その時にたまたま読んだのがこの本。

本書ではまず「仕事をしたつもり」のパターンを検証している。

例えば、「量の神話」。
分厚い企画書、装飾を施したことが仕事をしたことになってはいないか。
「ハコモノ志向」では、意味のないフラッシュ連発の企業サイトや
1日200件の電話をしろというあくまで形から入る(真似する)ことの無意味さが説かれています。
これらに対しての処方としては、『本当に意味のあるものだけにする』ことで解決すべきと書かれています。

またルール(横並び意識や過剰サービス)に縛られることによって、
本来の業務の意図から乖離して本末転倒となっているのではないか。
『ルールの本当の意味を考える』ことの重要性も書かれています。
横並びだと思ったらその仕事を一旦止めてみて、なぜそれがうまくいっていたかの理由を考えて、
他(自分)の場面でも使えるということであれば、続ければよいしし、
無駄だと思ったら止めればよい。

できる営業とは「何のために」「何をすべきか」を細かく考えており、
相手にとって実りのある仕事(打ち合わせ)にして、
自分にとっても楽しい仕事(打ち合わせ)にしようとしている。

どの項目に共通するのが、ただの流し作業にするのではなく、
個々仕事を疑い、考えてみることの重要性

ちなみにコラムに「考えること」についても書かれています。
考えることは疑うことであり、それを調べることであるということ。
疑いだすときりがないので、疑うことの精度を高める必要もある。

とはいっても…という日本社会において本書の結論は、
仕事をしたつもりを50%、仕事をしたふりを50%にしたらどうかという提案をしています。
そしてフリで浮いた時間を思考の時間に充てるべきだと。

今まで、直観的に働き方について直観的にヘンだと思っていたことが
体系的に書かれている良書でした。


右から左ではなく、疑い、調べる。
それが考えること。

映画「探偵はBARにいる2」

2013-06-16 15:54:56 | 映画



★★★

先の北海道旅行の影響で、北海道が舞台ということで観てきました。
ちなみに公開にあわせて、「1」もテレビでやっていたので、こちらも観賞。

「1」のヒットを受けての「2」ということで、
いろんな行政からのアプローチもあったのでしょう。
北海道紹介映画の要素が多くなっている。
そのシーン要るの??と思ってしまうシーンもある。
ただこの80年代日本映画的な探偵コメディ+釣りバカ的な古き良き日本映画と思えば許せるでしょう。

自分が旅した場所が映画で出ていると
(あるいは映画の場所を旅すると)テンション上がりますよね。
あぁあそこ行ったね、と。

内容としては「1」の方が上だと思うけど、まぁ良しとしましょう。

札幌旅行記~キーワードでめぐる札幌~

2013-06-16 09:32:58 | 旅行記
先日、札幌へ2泊3日で旅行してきた。
仕事関係でなくの旅行は久しぶり。
そして札幌は4年ぶりでした。

旅先からこのブログにもUPしたとおり、
名古屋からは就航したばかりのジェットスターで行った訳ですが、
片道6500円程度とその値段に驚きです。
時間と距離と値段の感覚が崩れていきます。

前回の旅先ブログで、一部報告したので、今回はそれ以外の部分をまとめて。

●北大でランニング


北大の中央道路 気持良いランニングコースですね


泊まったホテルが札幌駅の北側のホテルフィーノ。たまたま前回と同じホテルでした。
そこから数分で北大。
ということで、毎朝北大のキャンパスをランニングしてきました。
構内の真ん中を南北に走る道路が往復で2キロほど。途中、ポプラ並木を見たり、
クラーク像の写真を撮ったりと観光ランニングです。
同じようなことを考える人も多いようで、何人かの観光客らしきジョガーもいらっしゃいました。


有名なポプラ並木 入れませんが…



●札幌地下道


札幌駅から大通駅までの地下道 味気ないけど便利


札幌駅と大通公園まで地下道が完成していました。冬が長い札幌ではこの地下道は超便利。
それ以外の季節でも、札幌の街って歩車分離信号で結構信号待ちが長い。
それが無いだけでもストレスがないです。
ただ観光客にとって地下道って旅行感はないですけど。


●「探偵はBARにいる」

ちょうど「探偵はBARにいる2」の公開が近かったこともあって、
ラッピングバスなどあちこちで映画の宣伝を見かけました。
ススキノが主な舞台ということで、ポスターにもなったNIKKAの看板がある交差点で1枚。


大阪がロッテのネオンサインがシンボルマークなら札幌はここ


つづいて。



作品にたびたび登場する「喫茶モンデ」はすすきの0番地の「喫茶トップ」で撮影。
老舗らしいです。



映画の舞台をまわるというのはテンションあがりますね。
1作目は旅行前にテレビでやっていたのを鑑賞。
2作目は旅行後に映画館に行ってきました。感想はまた今度。
ちなみに3作目もあるそうです。


●市電


市電が走る街って素敵です


「探偵はBARにいる2」でも出てきた市電。
外から来た者にとっては、札幌に市電が走っているイメージはない。
たまたま乗ってみたのだが、すすき野方面に向かうにつれどんどんお客さんが増える。
市電なんで、そんなに需要もなくガラガラだとタカをくくっていたのだが…。
ベビーカーを持って入ったのだが、ベビーカーをたたむところで
子供が泣き出しどこかのおっさんに怒鳴られる始末。
そのとき、周りの人が降りて下さいとおっさんに言うというような
FACEBOOKで回っているイイ話はなく、
かわりに隣の子連れのお母さんが手伝ってくれました。
この市電コの字形に札幌市内の南部を走っている。
住宅地と繁華街をつないでいて、環状線にする計画もあるという。
路面電車があるだけでも街の雰囲気が変わりますね。
ライトレールの導入とかになるとまるでヨーロッパの都市のようになり、
これまた北海道らしい雰囲気ですけどね。


●石狩市はまなすの丘公園



小樽も何回も行ったし、今回はどうしようかなぁと思っていたところ、
北海道で行くべき場所というNAVERまとめで載っていたので訪れた場所。
札幌からレンタカーで約30分ほど。
石狩川の河口あたりに広がる広野の公園。
公園といってもこの季節はまだハナマスも咲いていなくて、
砂地と草の中を延びるボードウォークを散策するのみです。
個人的にはその荒涼とした風景がとても素敵でした。
曇天ということもあるのですが、
石狩灯台のカラフルさと荒野の色の少なさの対比が最果ての地のイメージどおりです。
それはまるでアイスランドの荒野を思い出しました。

あとこのはなますの丘公園のそばにあるカフェ「マウニの丘」へ。
西の海に向かって大きな窓ガラスがある店内。その眺望がステキです。


これがその大きな窓。


カップルでソファに座ってこの眺望を見ながら時間を過ごしているのがロマンチックです。
1人で本を読む三十路前後の女性もステキ。
老夫婦になっても旅行し訪れて有意義な時間を過ごしている方もステキ。
そんな絵になるカフェでした。ゆったりと時間が流れています。
あと名物?の「ふわとろチーズケーキ」も美味しかったです。
店員のおばちゃんが推してました。
ちなみにこの「マウニの丘」も「探偵はBARにいる」の中で右翼のアジトとして撮影されました。
カフェのイメージとは全然違いますが、1階部分が郷土料理屋でその門構えが使われていました。


なんとなくわかるような…。



●お寿司


札幌滞在中、お寿司を何度か食べましたが、
一番美味しかったが卸売市場のそばの「若駒」というお寿司屋。


さすが市場の隣の寿司屋


お寿司はもちろん、アスパラの塩茹でも旨い。
何よりも大きさにビックリ。



この太さに驚きです


海のものもあれば農産物も美味しいのが北海道ですよね。


●モエレ沼公園






直線で描かれる公園。北海道だからできた公園ですよね。
あとタンポポが咲き乱れていました。


前回の北海道旅行で初めて行ったモエレ沼公園。
イサムノグチ設計の公園ということでどこを撮っても絵になる公園で
妻共々すっかりお気に入りスポットになりました。
今回は子どもを連れての再訪です。
5月という新緑の北海道というイメージ通りでした。
休日ということもあって多くの家族が
広大な芝生の上でデイキャンプをしたり、スポーツをしたり…。これぞ北海道の休日です。
前回はほぼ素通りだったイサムノグチ設計の遊具も1歳半の息子の心を捉えたらしく、
登ったりくぐったりして遊んでいました。
普通の公園の遊具と違うので、
普段とは違う子供の写真がとれます(親バカですね)。


●ボーイング787

新千歳空港でのからの帰りの便を待つ時に、787に遭遇。この日から運行再開だったらしく数機並んでいました。
やっぱりこういう巨大な機械モノに心踊るのは男の性なんでしょうか。





こんな2泊3日の北海道旅行。
今回は札幌だけの滞在だったのですが、
どうして北海道だけ日本のようなカンジがしないのかを考えてみました。

札幌は都会ですが、15分も走るともう光景が日本ではない。広野が広がっています。
そして北海道には歴史がない(アイヌ文化とかいうことはおいておいて)。
しかし自然がある。
北海道は、入植以後、自然を開拓して作ってきた。
その精神は古くからの自然と共生をしてきた日本人とは少し違うものある。
それが北海道を外国のようなシャレた雰囲気を醸し出す原因の一つな気がします。

輪島 旅行記~輪島で行っておくべき6つの場所+1~

2013-06-02 20:35:13 | 旅行記
5月中旬に、仕事というか旅行のようなことで、石川県 輪島に行ってきました。

輪島ってこんなに遠いですね。
名古屋から金沢まで電車で2時間半~3時間。そこから車で1時間強。4時間強ほどかかります。
名古屋からだと東海北陸道を北上する方が、多少は早いようです。
あと来年、北陸新幹線が金沢まで開業するので、東京から金沢は行きやすくなるんですよね。(名古屋からと変わらない)
ということで輪島旅行のメモです。


●千里浜(オススメ) *輪島ではありませんが、金沢からの途中でよれるので…。



金沢から七尾あたりまでの無料道路の「のと里山海道」の途中にあります。
海岸まで車で走ることができるスポットとしてオススメ。西日を浴びながらのドライブ、車の横にデッキチェアを広げてまったりととムーディなスポットです。
カップル、ファミリーはもちろん、愛車がある人は、ぜひ持ち込んで写真に収めるのがオススメです。
(現にビンテージの車などいっぱい見かけました)
レンタカーのカローラですら、かっこよく見えます。


●輪島朝一(オススメ)



輪島といえば朝一。
魚類、海産物が多いです。
ゆえにお土産には大変かも。ただ買った魚を調理してくれる施設もあるということで、朝から刺身で一杯なんてこともできます。
それにしてもお年寄りが多いです。まだ結構な数の店がありますが、昔はもっと多かったということです。
8時ぐらいから昼前までやっているということで、和倉温泉あたりから観光バスで乗り付けるお客さんも多いみたい。


●キリコ会館

キリコという山車が飾られている。夏祭りの時に出て行く。
中には10m近くあるものも。
これが動くのであれば見てみたい。


●千枚田(オススメ)



輪島の新名所。世界農業遺産に日本で始めて登録された場所。
日本海に向かって広がった斜面に広がる棚田。本当に1000枚ある。
現在は3軒ほどの農家の持ち物らしいのだが、それだけでは管理できないので、
自治体が管理したり、ボランティアが田植えや収穫をしたりしている。
1口地主制度もあって小泉純一郎の名もありました。
行ったのが田植えを終わったばかりで、水が入っていました。
日本海に沈む夕陽が田んぼの水面に映るのはこの時期のみ。
これは本当に素晴らしい。
(しばらくボォーとしてみたい)
あと冬のLEDのライトアップもすごそう。


●中島酒造



日本酒が有名な輪島。酒蔵もあります。僕自身、日本酒はからきしダメですが、
中島酒造の「花おぼろ」という純米酒が日本酒がもう日本酒とは思えない甘さ。
果実酒みたい。花見の時の差し入れや女子受け抜群だと思います。



その花おぼろ。これは見事なお酒でした。1800円ほど。



●総持寺祖院

永平寺と並ぶ曹洞宗大本山という由緒正しいお寺。横浜に移転した総持寺の元がここ。
本堂は、能登半島地震で倒壊して、その修理が続く。
奥能登のはてにひっそりとある雰囲気が素敵でした。
ついでに初めて座禅体験も。
20分ほどだったが、これでも十分ジワジワくる。
何も考えないことのむずかしさ。
呼吸を整えることの重要性を認識。


●桶滝(オススメ)




輪島市街地から海岸線沿いにウネウネと30分ほどいったところにある滝。
かなりマイナーな観光地らしくまわりには何にもない。
しかし、これは驚きの滝でした。
滝壺が抜けて、岩盤に穴があいて、その穴の中に滝ができている、
さらにその下にも滝が続くという構造。






まるで、ファンタージー映画に出てきそうなつくりの滝。
こんな滝が世の中にあるんですね。
これはオススメです。


●ハイジブランコ




全長8mほどの巨大なブランコ。
竹が組み合わされたところにブランコが設置されている。
竹でできているので、漕ぐたびにミシミシいうスリルがあります。
童心にかえれます。
あとネーミング勝ちですね。


とまぁ輪島を満喫したのですが、
朝市、輪島塗、千枚田…観光素材はいっぱいあるのに商売ベタなイメージがあります。
お土産もあまりないし、柚子餅が名産らしいが、
小分けされていなかったりして、職場のお土産には不向き…。
小分けにするだけでも売れ方がちがうだろうに…。
さらに近くに和倉温泉という一大温泉地があるのも辛いところ。
宿泊は和倉、日帰り観光で輪島となってしまいます。

あと、輪島って遠い…。
しかし昔は違いました。
北前船の航路にあたり、輪島は流通の経路にそった場所でした。
輪島塗が生き残ったり全国区になったのは、この北前船だったからですし、
キリコという立派な山車が作れたのも北前船を通した貿易で儲かったからでしょう。

来年には金沢まで北陸新幹線が通ります。
地方の人が新幹線に期待するのは、
こうした昔から交通の要所は栄えるという思いがあるのでしょう。


*個人的には、交通の要所として栄えるには、
それなりに地場の強さがないといけないと思います。
でなければ吸い上げられてしまいます…。