ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

子供と家族のためのクロス

2010-05-29 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
ブカレストにマラソン大会多しといえども、子供のためだけのマラソン大会は初めて。そんな大会を主催したのはルーマニア初の市民ランナーの組織「Ro Club Maraton」、クラブの設立2周年記念として行われました。
 
どれくらい人が来てくれるのだろう、と心配していたけれど、一人で学校関係に1300枚もチラシを配ったビクター(クラブの副会長で、エンジニアの仕事のかたわら学校教材納入の仕事もしている)たちの尽力で、びっくりするくらい多くの子供と家族が集まってくれました。


 
10時半から、幼いほうほうから年齢別にスタートしていきます。



まずは2歳未満ベビーカーの部。お母さんが押したりお父さんが押したり。



続いて2~4歳女児の部。そして男児の部。4~6歳のクラスわけへと続きます。幼稚園の子供たちは、親と手をつないで走るのがルール。

お父さんであってもお母さんであっても良いのですが、時として親が順位争いに熱中するあまり、ゴールスパートで幼な子を引きずるようにして走っていたり。ひきずっていたはずのお母さんが最後に脚をもつらせて転倒したり、とハードなシーンが見られました。
 


次に小学校1~2年の部、3~4年の部、男女別のスタートへと続きます。走る距離もだんだん長くなっていきます(約800m)。小学生の子供たちは手首のリボンで伴走の親と結ばれていて、年齢が上がるにつれ、子供がすばしこくなって、お腹の出たお父さんが子供に追いつけず、ドタバタと奮闘しています。ここでも転倒するお父さん、続出。しっかりしてね~。
 


主催の「Ro Club Maraton」、クラブ員はすでに120名を越え、設立当初からのメンバーで会員番号16番のわたしも全員を知っているわけではなく、これまた驚くほど多くのメンバーが手伝いに来ています。受付係・スタート係・着順係・記録係・選手整理係・コース係・雑用係~マラソン大会はたくさんの人手を必要とするのです。
 


わたしが受け持ったのは沿道でテープを持ってコースを確保し、走っていく子供たちを声援する係。「ブラボー」「ビーネ(=good)」と声をかけながら大拍手。ゴール付近にいたので、ラストスパートで半泣きになっていた子供も笑顔に、走るのが楽しくてニコニコ走ってきた子供は手を振ってくれたりします。
 
競技終了後、記録係は記録集計&各クラス3位までの表彰状作成に忙しいけれど、わたしのできることは力仕事のみ。ルーマニア語が不十分なので、表彰状の名前書きを、たとえば「ニコラエ・グレゴリスク」と言われても、スペルがきちんと綴れないのです。
 


できる仕事は、子供たちにスポンサー提供のお菓子や飲料水を配ったりすることなど。お菓子といっても健康に配慮してスナック菓子の類は一切なし、シリアル系のお菓子とヨーグルト飲料各種。そして果物。あくまでも子供のための大会なのです。
 
後に出来る仕事は会場のゴミ集め。もっと子供たちと会話できる仕事がしたいけれど、それはまた次のお楽しみ。初夏を感じさせる最初の土曜日の、好天に恵まれた一日でした。



クラブの会長さんシェルバンのところの5歳のドーラ。お気に入りのドレスでお父さんとキッズラン。走った後はみんなの声援。とくにスポーツ少女でなくても楽しんでいます。

//@Bucharest


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