ルーマニア人に指摘される「ルーマニア人化」

　
不肖ワタクシ・マドモワゼル、日本からルーマニアにやってきて、もちろん個人渡航ながら日本の代表のような気分で、日本人らしさを失わないよう勇んで生活しています。「郷に入っては郷に従え」も頭に置きながら、胸を張って日本人らしくありたいものです。
　
が、ついにルーマニア人に「貴女、それ、ルーマニア人化してますよ！」と指摘される一件が。ルーマニア人数名と日本人数名が同席していたときのこと。

「ジュースかお水をどうぞ。水はアパ・ミネラーラ（＝炭酸入りの水）がいいですか？アパ・プラータ（＝炭酸なしの水）がいいですか？」
　
ルーマニア人女性が勧めてくれます、ルーマニアでは飲料水はペットボトルに詰められたものをお店で購入してくるのです。ほかの日本人が、アパ・ミネラーラは苦手、炭酸なしのを下さい、と申し出るなか、

「わたし、断然アパ・ミネラーラが好きです。アパ・プラータだとなんだか損したような気になります。」（By マドモワゼル）
　
嗜好は個人の問題、ここで「損したような気になる」と言う発想がルーマニア人らしい、と言うのです～「わたしたちも同じ、炭酸入りでなければ普通の水、ただの水、同じ飲むなら炭酸入りでなければ損したような気になります。」（By ロムンカ）
　
これって大阪人っぽい発想でもあるかも。同じお金を出して買うなら、炭酸入りのほうが得した気分になる、と言う発想。実のところ炭酸入りのほうが少し値段お高いですが、わたしはほぼいつも炭酸入りを選びます。
　
大阪のラン仲間に、「同じ参加料を払うのなら、距離が長いレースに参加せな損や（＝距離が長いレースに参加しなければ損である）。」と言う人がいます。この人も間違いなく、ルーマニア人的発想かも。
　
マラソン大会に関しては、わたしは自分の体調と走りたい距離でレースを選ぶので、参加料でレースを選ぶわけではありません、念のため。
　
まだまだ続く、アパ・ミネラーラでルーマニア人化・・・

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