ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

初めての20キロレース

2007-09-30 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


ブカレストでは5キロ未満のクロスと言われるマラソン大会はいくつかありますが、10キロ&20キロの大会は年に一度、Semi-maratonul DORNA。昨年までは市内の目抜き通りを駆け抜けるロードレースでしたが、今年はヘラストロウ公園内2.5キロの周回コースとなりました。
 
ブカレストで初めて走るちょっと長い距離の大会、わたしは迷わずに20キロコース。19歳以下(ジュニア)、20-34歳(セニョール)、35-44歳(ここからはベテラン)、45-54歳、55歳-64歳、65歳以上の部と細分化されています。ほかにトータルカテゴリーの3キロレースもあります。
 
それぞれの人がそれぞれの思いを込めて走るレース、これくらいの距離の大会になると、地方からの参加も多いです。サン・ジョルジュから参加の同年代の女性ランナー、私と出会って一番に「10キロ?20キロ?」と聞いてきます。そうです、入賞枠各年代トップスリーの賞金レースなのです。彼女は10キロを走るとのこと、入賞を争わなくてすむのでお互いほっと一安心。
 


どんなレースでもドンとスタートしてしまえば、ゴール目指して走るだけ。公園内に設けられたコースは一部石畳あり、表面がでこぼこの歩道あり、と走路はラフですが走る条件は皆同じ。2.5キロの周回コースなので、10キロレースは4周、20キロレースは8周。周回コースは1周ごとのペースがつかみやすいという利点あり、集中して走れば楽に走れます。
 


わたしの走る20キロコースにはルーマニア・ナショナルチームのユニフォームを着た女子選手が2名参加、スタートラインで出会った彼女らはハイレグショーツ、いでたちからしてアマチュアとは比べ物にはなりません。が、一緒にスタートして着順を争うのです。
 
いやいや、アマチュアなどが太刀打ちできないのは当たり前、するりと前に抜け出したまま、すぐに見えなくなりました。わたしの前にいるのはもう一人、18歳になったミハエラ、1500mを4分50秒余りで走るジュニアですが、20キロとなると彼女にはちょっと長すぎる距離、スピードに乗って先行する彼女を視界に入れながら自分のペースを守って走ります。
 
案の定5キロ手前で彼女を交わしてからは単独3位、同じようなペースの男子選手も見つからず一人で走り続けます。3周回目からは周回遅れの選手に追いつき追い越せ、その3周回目を終えた直後に後ろから10キロの男子トップが4周回を終え、ゴールに飛び込みました、32分ほどです。
 
4周回目からは20キロの男子トップグループに追い越され始め、わたしも周回遅れに。さらに走っていると途中で日本人男性の横を通過しました、わたしも去年から顔見知り、DHLマラソンにも2年連続参加していた彼です。嬉しくなって思わず日本語で話しかけます!
 
コース上にごく短い距離の上り坂があります、公園内なので知れていますが、ラスト2周からここを駆け上がる足取りがはっきり変わったのを自覚、モタモタになってしまいました。が、周回コースなのでスタート&ゴール付近を通過するときには仲間の応援、知らない人も「ジャパン!」と応援してくれるので、ペースは落とせません。
 
何とか持ちこたえてフィニッシュ、「女子3位、オメデトウ!」と何人もの人が声を掛けてくれました。私の前はルーマニア・チームのユニフォームを着た2選手、続いて日本人がゴールに入ってきたのです。

ブカレストのマラソン大会で、私のことを「チャイナ!」という人はもういません、日本人であることを覚えてくれてるし、ベテラン・カテゴリーであることも知ってくれています。
 
前半少し速く入りすぎたために、後半少し落ちましたが、大きな落ち込みではありませんでした。20キロだから何とか走り終えること出来ました。タイムは・・・、公園内を周回する2.5キロのコースが、きっちり2.5キロあるかどうかは不明、よって参考タイムです。


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