ルーマニアでは、コーヒーにジャムを塗ったパン、という簡単なコンチネンタルスタイルの朝食が一般的だそうですが、アスリートのいる我が家、それでは栄養が足りません。ハムやチーズを切ったり、目玉焼きに野菜を添えていただきます。このお皿にはミンチボールフライが添えられています。
チーズはブルンザと呼ばれる白チーズか、カシュカバールといわれる羊乳チーズ、羊乳だけでなく牛乳チーズもあります。カシュカバールは熱を加えるとトロリとろけるので、トーストに乗せるとグー。ころんとした細長い塊は、ミチ(=スパイシーな肉団子)。
角切りにして、チョルバに入れるのも好きです。ただしこれは、チョルバを温めなおす場合。チョルバを煮込むときに入れてしまうと、とろけすぎて失敗。チョルバを温めるとちょうどチーズもとろけ、味が出ます。
最近の私は、卵焼き。こちら、クレープみたいに見えますが、れっきとしたしょうゆ味の卵焼きです。日本にあるような長方形の卵焼き器はないので、丸いフライパンに卵を広げて巻いていってこんな形になりました。そしてソーセージと玉ねぎ炒め。
夏場はよく汗をかくのでミネラル・塩分が必要、わたしの卵焼きも薄口しょうゆ味です。冬場になると寒くなるので体内で燃やすエネルギーが必要、私の卵焼きも少し砂糖を加えて甘醤油味になります。でも、「薄口醤油」なる微妙な関西の味はルーマニアには輸出されていないので、日本からキッコーマンを持参。
卵焼きはやっぱりダシが大事。顆粒のインスタント・ダシを日本から持ってきました。
「ソレハ、何?」「ウ~ン、説明ガ難シイ、魚ノパウダー。」と言ってしまいました。だって、小袋を見ると魚の絵。目で見て納得。
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