ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

あるのか、無いのか~「豚熱」と「滅亡の日」

2009-06-05 | ルーマニアの新聞記事より

 
ルーマニアに新型インフルエンザが上陸して1週間余。この間、感染者は8名に(6/4現在)。アメリカから帰国した女性とその家族計3名が初の患者でしたが、その女性が帰国後に食事をしたレストランのウエイターが豚熱に感染。
 
ルーマニア語を直訳すると「gripa porcină=豚熱」、それでも余り騒ぎにもならず、ブカレストのダイソーのレジ横に並んでいるマスクも、いっこうに数が減りません。この時期、レジ横にマスクを置くなんて、日本のダイソーからの売れ筋指示かな?一般の薬局ではそんなふうなディスプレイはなし。

>マスクに満ちた街の風景、は、ルーマニアではお目にかからないのです。
(↑日本のお友達ブログよりいただいたコピー、判りやすくてナイス!)
 
上の新聞写真、マスクをした人を写していますが、かなりシャッターチャンスを探したに違いない?見出しも「to be or not to be」、これってシェイクスピア。
 
でも私の地元、大阪では大騒ぎだったようで。全国でいちばんたくさんの感染者を出した大阪府。いただいたメールでその騒ぎの様子がよく判りました。

>5/18月曜の通勤時にはまだマスク着用が30~40%位だったのが、感染拡大が報道された翌日には、一気に90~95%位の着用率になっていました。こんどは、マスクをしていないと、白い目で見られるような雰囲気もありました。この間、マスクが買えない、インターネットではかなり高値で売っている・・・。

>ところが、5/22金曜に橋本知事が週明けから都市機能を正常に戻す、厚労相が季節性インフルエンザと大差はない、大騒ぎし過ぎないで下さいとの記者会見があると、翌、土曜日には40~50%位の着用率だったんではないでしょうか?

>新型インフルエンザで休校をしていた茨木市の関西大倉高校・中学が今月1日から再開です。「風評被害」を考慮して、私服での登校も認めるとの報道もあり。

>東京で初めて感染者が出た高校の生徒の「感染してすみません。」というようなコメントを校長が涙ぐみながら記者会見で読み上げる、なんて、全くナンセンスですね。
>大阪の寝屋川高校もそうだったらしいですが、東京のこの高校にも、誹謗、中傷の電話がひっきりなしにかかって来ていたそうです。

>こんなとき、日本人っていやだなあ、と思います。
>それに比べればマスク騒動はまだ笑える範囲でしょうか。
 
こんなとき、ルーマニア人のおおらかさ~「豚インフルエンザって言ったって、わたしたちは大丈夫さ。この前の鳥インフルエンザ(=国内でも発生)の時だって、ずっとチキンを食べ続けていたよ。でもなんとも無かったんだから。」~ジーカおばさんの名言。
 
マイダーリンも感染者の出ているフランスに出かける前、マスクを用意しているわたしに、「ノルマンディーは牛ばっかりだから、大丈夫!豚熱には関係ないよ。心配無用!!」
 
こんなジョークがあるんだよ、と教えてくれたのもジーカおばさん。
「地球最後の日が来たって、私たちは大丈夫だよ。わたしたちは、先進国よりも50年遅れていると言われているのさ。だから、滅亡の日が来たって50年は生き延びれるんだから。」
 
底抜けの陽気さにノロック!(=乾杯!)

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