日曜日のお散歩で、実家の読売新聞を手に取って、1面下部の本の紹介欄で気になったものがありました。
すでにテレビのワイドショーのいくつかの番組でも紹介されているそうですが、昼間仕事でワイドショーは見れないので知らなくて、タイトルをみただけですごく気になりました。
その後、立ち寄った本屋さんで発見して、さっそく手に取って読んでみました。
世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ | |
汐文社 |
2012年にリオで行われた環境を考える地球サミットでの、ウルグアイのムヒカ大統領の演説を本にしたものです。
エル・ペペの愛称をもつホセ・ムヒカさんは2010年3月1日より2015年2月末までウルグアイの第40代大統領。
「世界一貧乏な大統領」と言われているのは資産が少ないからではなく、個人資産を87%寄付して家とトラクターだけで暮らしているから、なのだとか。
セヴァン・カリス=鈴木さんの当時12歳での演説はとても有名ですし、私もずいぶん前にやはり本になったもので読みましたが、同じ会議でのムヒカ大統領の演説については、私は昨日まで知りませんでした
自分の無知・無関心が残念でなりません。
もっと早く知っておきたかった。
今頃・・・という感じもあるけれど、本になって良かった。
たくさんの大人にも子どもにも読んで考えてほしい内容でした。
持続可能な発展と世界の貧困をなくすために、私たちができることはなんでしょうか?
現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することは、地球資源の早期の枯渇と奪い合いの戦争や、より貧しい地域をつくることにしかつながらないと、私も思っています。
当時のスピーチはyoutubeで見れます。
また日本語に翻訳したサイトがあります。
ムヒカ大統領のスピーチ>リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版) (hana.biサイト)
私も自分にできることをもう少し真剣に探してみたいと思います