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マリバール 文集・ギャラリー

8月27日 決裂

2006-09-27 03:59:39 | 抱茎亭日乗メモ
「残念ですが…」とNANIOさんからメッセージ。

> だめだ。
> 全然判ってない。

> マイミクに誘ってくれたのはあなただけど、
> 僕はもうこれ以上関わる気になれません。

> よって、アクセス拒否どころじゃない、「マイミク削除」します。
> 「友人」関係も返上します。

> あしからず。

どうぞ。……って返信もできないじゃん!
しかし、アクセス拒否だと日記更新のお知らせだけは来たりして、それも嫌な感じなのでマイミク削除は良いと思う。

苦言に「反論するなら縁を切る」と言っていたNANIOさんだが、最後は「返上」というのも良い感じ。

やはりネット上で絶縁宣言されたというある人が
「絶縁という言質そのものが、彼の無意識の傲慢を露呈している。絶縁とは、本来、親が子に、親分が子分に、師匠が弟子に対していう、上から下への物言いだからである。」
と言っていて、なるほどと思う。
お返し頂く、ということなら無問題。

NANIOさんとは電脳キツネ目組で知り合い、長いお付き合いで、楽しい思い出もいっぱい。
私は大切なものを失ったのか、その程度の友情だったのか今はわからないが、お互い言いたいことを言って許せないのなら、仕方ない。
嫌いなのに無理して付き合うことはない。

私はある時期からNANIOさんに「ああせいこうせい」言うのをやめた。
NANIOさんのやること全部肯定。「好きにすれば。私も好きにします」。
NANIOさんは私に「ああせいこうせい」言い続けた。
でも私は従わなかった。NANIOさんの要望に応える能力もやる気もない。
そんな私を受け入れる能力もやる気もないNANIOさん。
決裂は必然で、むしろめでたいのでは。

「猫殺し」うんぬんは最終的なきっかけで、NANIOさんにはずーっと不満があったのではないかと思う。
私の日記については、NANIOさんが「NANIO」と書いてくれ、と言った。
メールの引用についてもある時期から不快感を匂わせてはいたが、「やめてくれ」と言われたことは、実はない。

NANIOさんは「俺のことはいいけれど、他の人とは、そんなだと喧嘩になるでしょう、誤解されるでしょう」といつも言っていた。
「喧嘩になっても誤解されてもいい」と私。
その繰り返し。
「もの書きとして、違うだろう」と言われても、「あるべき姿」は自身が実践すればよろしいのでは、でオシマイだ。

「君はいくら言っても理解してくれない」とNANIOさんは言うが、私はNANIOさんが何を言っているかはよーくわかっている。
理解はしているが応えられない、応えたくないのだ。
それを「芸風の違い」で認めることができないNANIOさん。
だから決裂というNANIOさんの選択は正しい。
だから私は「どうぞ」。

「電脳キツネ目組は、心情的に『任侠』組織であるから仲間である以上、どんなに不粋なオンナだとしても、彼女を守ってやらねばならん。決してあの2ちゃんのスレには加担しないで欲しい」
なんて皆に呼びかけちゃって、自分はさっさと「友人関係返上」かい!男なら最後まで守り抜いてくれよ!かっこわりー!とは思うものの、NANIOさんの行動すべてを肯定するのだ、と決めた私は「どうぞお好きに」。

そういえば決裂は丁度一ヶ月前で、本日はNANIOさんの処女小説『覚醒サーカス』発売!ってことで深い因縁を感じもするが、ベストセラー作家への道を驀進していただけると私としても、喧嘩のし甲斐があった、ということで、健闘を祈る!

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