信州山里だより

大阪弁しか話せないの信州人10年目。限界集落から発信している「山里からのたより」です。

あれれ!

2012年05月10日 23時58分21秒 | Weblog
2012年05月10日(木) 記

5月6日のお便り(『戸隠まいり』)を投稿する際に、「gooブログ」の編集画面でテンプレートを冬から春模様へ変更したり、プロフィールを更改したりしました。

その際、私のつぶやきを見れる(聞ける)ボタンを付けたつもりだったのですが、どういうわけか、あれま、私のツイートとリツイート(誰かさんのツイート)が日ごとに表示されてるようになっているのですね。たぶんいろいろ追加されているサービスをよく理解しないままいじってしまっていたのでしょう。

特にこの数日はツイートすることもリツイートすることもままならず、で、後日ゆっくり見るつもりで「お気に入りに登録」している件数ばかりが増えて、さて雨だから時間が取れると思った昨日も今日も予報は当たらず、でした。

で、今日は数種の夏野菜を定植したので、その様子をお便りしようかとブログを開いたところ、「あれれ!」。

日本でツイッターが爆発的に利用され始めたころ、私もこれに接して「これはすごい!」と思ったものです。名もない庶民一人一人のための「情報収集」、「発信」、「伝達のニューメソッド」になる、と瞬間的に思いました。グーテンベルグの印刷術の発明に匹敵するのではないか、それも知識人階級でなく庶民階級にとって、と。さらに「著名人」とも簡単に意見交換できる。アポも必要なければ、肩書がなくても。

反面、デマをはじめとする負の面もでてくる。
そこで問われてくるのが各人の「情報リテラシー」です。そして「私のリテラシー」の結果の一つが「私のツイート」であり、「私のリツイート」だと思っています。

『gooブログ』サービスをよく理解しないままにいじった結果、『信州山里だより』といういわば牧歌的なお便りのなかに少し異質なものが入ってくるようになってしまいました。
当面しばらくはこのまま続け、ある時期が来たときにこの形の是非を考えようかな、と現時点では思っています。

この『信州山里だより』を愛読してくださっているみなさん、「あれれ!」と思ってられるかもしれませんが、しばらくお付き合いください。

じゃ、また。

5月7日(月)のつぶやき

2012年05月08日 03時23分03秒 | Weblog
00:01 RT from web  [ 3 RT ]
福一作業員の方が20次下請けで日給六千円と聞いてびっくりだ。しかも、大阪から来ている人までいる。世界の命運を握るといっても過言ではない命懸けの代償が一日六千円なのだ。これはおかしい。このままでは、地震再来で原発が破局的事象を引き起こすのでは?
もりもとたかおんさんのツイート

00:01 RT from web  [ 26 RT ]
TLにユニクロの離職率3年で5割、5年で8割超の情報が流れていたんだが、あそこのモノは値段の割りに案外低品質。しかも柳井が増長しまくりで、社内共用語を英語にし日本人の原点日本語をコケにした傲岸不遜で存立終了。だいたい社員が仕事能力を磨くより英語能力を磨くのに必死の体制で企業終わり
kabumasaさんのツイート

00:04 RT from web  [ 7 RT ]
人口削減はワクチンや人工地震によって行われていると思っていたが、遺伝子組み換え食品にも進出してきてるんだね((((;゜Д゜)))))))怖い怖いTPP絶対反対! tamekiyo.com/documents/W_En…
ベジ子さんのツイート

00:04 RT from web  [ 224 RT ]
米国の種子メーカー・モンサント「遺伝子組み換え農作物の表示撤廃を」、米国の牛肉生産団体「生後20ヶ月以内に限定している輸入制限の撤廃を」、全米食品製造者協会「日本は食品添加物を800種類しか認めていない。米国並みに3000種類認めよ」―――これがTPPの真実。(出典『紙の爆弾』)
G.D.Greenbergさんのツイート

by m_kannon on Twitter

戸隠参り

2012年05月06日 23時29分00秒 | Weblog
2012年05月06日(日) 記

久しぶりです。
暖かくなると、野良仕事がどっと押し寄せてきて、なかなかお便りできませんが、その点はご理解のほどを。

このところわりと遅くまで(ヘッドランプを付ける時間帯まで)リンゴ畑にいます。
午前中は畑、午後からはリンゴというパターンなので、リンゴへの作業時間はそんなに長いとは言えないですけれど。

作業中、こんな発見をしました。

柔らかそうな葉がでてきたので、いよいよ葉を食い荒らす虫が発生してきています。
この虫は枝分かれのところに真綿のようなものに包まれて数十匹、時には100匹以上も、今か今かとモゾモゾと動いているのですが、無農薬を目指している私としては見つけ次第、指や小枝で潰していました。
ところがやっぱり気持ちいいものではない。

で、「昆虫は腸で呼吸している。したがって台所用洗剤をかければ窒息して死ぬ」というどこかで聞いた話を思い出しました(ま、正確かどうかわかりませんが)。

で、とにかくこの虫に当てはまるかどうかわからないけれども試しに、洗剤と同じ働きをするのだからと、ペットボトルに水道水と食用油を入れ、それを振り混ぜてからスプレー噴射してみました。
いや、見事でした。即死に近い効果でした。

このやり方は農薬の代わりに食用油を使ったということで、思考パターンについてはまだまだ疑問点が残りますが、とりあえずは、と言ったところです。



さてこの1か月間、いろんなことがありましたがそれはすべて割愛し、今日は戸隠講についてのお便りをします。

昨日の5日土曜日から6日の今日にかけて、戸隠神社にお参りに行ってきました。
これはS組の有志で組織している戸隠講で、今年の当番である私と、くじに当たった代参(文字通り、講のメンバーの代理としてお参りに行く人)の2人で参拝してきました。

例年、講がお世話になっている『旅館』(※)に設(しつら)えてある神棚での参拝、お祓い、ご祈祷となるのですが、今年は講が属する『戸隠神社 中社(ちゅうしゃ)』で6日に月並祭が行われるので、そちらで、ということになりました。

※旅館:お寺でいう宿坊のようなもの。明治初期の廃仏毀釈までは『○○院』と称し仏教寺院でもあり宿坊でもあった。主人は『聚長(しゅうちょう)』といい、神社の宮司でもある。

月並祭は朝の6:30より開始。
で6時前には起床し、寒い中を(雪がところどころまだ残っている)中社まで行き、社殿にあがりました。

時間が近づくにつれて参拝者はどんどん増えてきます。時間が押し迫ってくるにつれて社殿はいっぱいです。外の境内では一人の若い女性が興味ありそうに殿の中を覗いているので、「上がって一緒にどう?」と誘って横に座らせました。話を聞くと近くのキャンプ場で泊まったそうです。
旅館の主人(戸隠神社 聚長)は神官として、何やら準備しています。

そして神事の開始時間直前、この聚長が私を呼んで「○○さん、参拝者代表で玉串をあげくれませんか」と頼まれました。いや、大役です。緊張です。この聚長いわく「100年に1回あるかないかの大幸運ですよ」と。

神事が執り行われ、それが終わると『太々神楽(だいだいかぐら)』です。
これについては下のホームページを見てください。「舞のご紹介」もぜひ。これを全部見れます。
http://www.togakushi-jinja.jp/index.html

お神楽が終わってからの私の大役も無事終了し、なかなか得難い経験をしました。
それにしても寒い寒い2時間でした。



話は変わりますが、若い2人連れが多いこと多いことに驚きました。
昨日の午後に投宿して中社にお参りに来たところ、若者が行儀よく参拝のためにずらっと並んで長い列を作っていました。
近くにキャンプ場があるとはいえ、それ以外に若者を引き付ける施設などないのにかかわらず、です。

で、旅館の主人(聚長)に聞くと、スピリチュアルの江原何とかさんがこの戸隠を「パワースポット」として紹介してから、若者が多く来るようになった、ということだそうです。
それに加え、奥社の杉並木を歩く吉永小百合さんのJRのコマーシャルも中高年を呼び込んでいるようだ、とのことでした。
ま、どんなきっかけであろうと戸隠は、古代日本とのかかわりの深い場所であり、素晴らしいところですので、どんどん来てほしいですね。

ところで戸隠と言えば「そば」。確かにここのはうまい。
で、このお便りを読んでいる人限定でおいしい情報を。

各そば屋さん(店、食堂)ももちろんおいしいのですが、旅館もうまいですよ。
旅館は「そば」の看板は出していないけれど、昼に食べることもできるんです。いちどこれという旅館に声をかけてみればどうですか?「そば、大丈夫ですか」って。お店とは違う雰囲気の中でおいしい「そば」を食べれること請け合い。

そしてもう一つ。
自分の畑でそばを栽培し、自分で粉にひき、自分で打っているといういまどき珍しいおそば屋さんがあります。その名は「水車の山一屋」さん。

じゃ、また。