ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

「フラガール」

2007年03月30日 | 映画
昭和40年代、福島県の炭鉱町に誕生した常磐ハワイアンセンターにまつわる実話を基に、フラダンスショーを成功させるために奮闘する人々の姿を描いた映画だ。『69 sixty nine』の李相日監督がメガホンをとり、石炭から石油へと激動する時代を駆け抜けた人々の輝きをダンスを通じて活写する。
主演の松雪泰子をはじめ、『花とアリス』の蒼井優や南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代らが魅惑的なフラダンスを披露する。

「三丁目の夕日」に通じるようなレトロな映像と東北弁の会話で、親近感を感じる作りになっている。前評判が高かったのでストーリーは想像がついている。全てが、最後のハワイアンセンター・オープンに踊るフラダンスの感動シーンまでの序曲だ。しかし、オープンまでにも、3回ほどうるっときた。有人が引っ越しするところ。しずちゃんのお父さんが落盤事故で死んだ知らせを受けたところ。町を追い出された松雪を引き止める為、フラダンスで思いを伝えようとするところ。反対していた母に練習するところを見られたところ。あっ、4回だ。そして待ちに待った最後のオープンのフラダンスである。計5回。やっぱり、役者はすごいや・・・と思わせてくれる映画だ。


おすすめ度   ★★★★★


製作年度 2006年
上映時間 120分
監督 李相日
出演 松雪泰子 、豊川悦司 、蒼井優 、山崎静代 、池津祥子 、徳永えり

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