ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

9.11同時多発テロ衝撃の真実

2009年09月30日 | 洋画


 9.11関連の映画は数多く作られたが、その中でも一番痛烈に政府を批判している映画がこの映画だろう。テロの情報をつかみ、警告を発しながらも無視され、職場を失い、あろうことか、国際センタービルの警備責任者として悲劇の主人公の視点で描く。当時のライス国務長官の無能な対応も描かれていて面白い。

 先日、オバマ大統領が核廃絶を提唱し、国連で歴史的な合意がされたが、一番核を恐れているのはアメリカでなないか? テロ組織がもし、核を手に入れたとしたら、真っ先に標的になるのは、間違い無くアメリカだろう。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: 9/11/New York: 11 septembre
製作年度: 2002年
監督: ジュール・ノーデ
上映時間: 130分
キャスト:ロバート・デ・ニーロ、スティーヴ・ブシェミ

宮S

2009年09月29日 | 韓国ドラマ
 “もしも韓国に王室が続いていたら・・・”という設定で、フツーの女子高生がプリンセスになるというラブストーリー。ほぼ無名の新人キャストにも関わらず「面白い!」という口コミで、日本でもDVDの発売時にはオリコンチャートを賑わせた超人気ドラマが「宮」。
 その影響を受けたスタッフが再集結し、オリジナル脚本でシリーズ第2弾を製作。「宮」の豪華絢爛な世界観はそのままに、今回は主人公が“プリンス”となって物語が繰り広げられる。07年現在、韓国王室は初の女帝時代を迎えていたが、跡継ぎ問題にゆれる危機的状況にあった。そこで、探し出されたのは正統な皇族の血筋をひく、やんちゃな青年フ。その主人公をK-POP界のプリンスSE7EN(セブン)が、ドラマでもプリンスを演じ話題に。また、ヒロイン役のホ・イジェは、ペ・ヨンジュンと同じ事務所に所属する期待の新人で、早くもチョ・インソンやキム・レウォンとの共演作が相次ぎ注目を集めている。
 前作から約2.5倍の製作費をかけた豪華宮殿を舞台に、“秘密の王子様”が本当の王子様になるまでの、ロマンチック王室ラブストーリー!!

おすすめ度  ★★★★☆

制作年:2006年
演出:ファン・インレ
脚本:イ・ジェスン/ト・ヨンミョン
美術:ミン・オンオク
衣装:イ・ヨンヒ/チ・チュンヒ
フードスタイリスト:コ・ヨンオク
キャスト:SE7EN、ホ・イジェ、カンドゥ、パク・シネ


自民党総裁選

2009年09月29日 | 日記
 数字は正直である。今回の投票数は、今回の自民党総裁選の実態を如実に表している。今回の総裁選は、派閥のボスたちが何とかその力を保持すべく性懲りもなく蠢(うごめ)いた。
 如実にそのことを表しているのが、西村氏の43票という議員票である。地方票は11票しか出なかった。世代交代・脱派閥という若者連合(党改革派)を阻止するために押し立てた西村氏に票をある程度回したのである。だが、そんなことは大っぴらには言えない。

 しかし、そんな意図はすぐに解ることだ。この後味の悪さ・・・が自民党大敗の原因だったということを、まだ解っていないようだ。

 派閥の長老を批判する河野氏の足を引っ張るだけの目的で出馬した西村氏。この男も断れなかったことで自業自得である。今後、誰も彼を信用しないだろう。

 こんな情けない総裁選をするために、衆院選挙から敗北して2週間も何もせずほっておいたのかと唖然とする。

 自民党再生の道筋が見えない。

ジョージアの日記

2009年09月29日 | 洋画


 自分の容姿に悩みつつ、理想の恋愛と人生を目指して奮闘するティーンエイジャー、ジョージアの姿を描く青春ドラマ。『ブリジット・ジョーンズの日記』の妹版ともいわれるベストセラー小説を、『ベッカムに恋して』のグリンダ・チャーダが映画化。ヒロインのジョージアを演じるのはイギリスの新星ジョージア・グルーム。舞台となる“海辺のロンドン”ことブライトンの町並みやUKファッション、ブレイク中のザ・ティン・ティンズなどが参加するサントラにも注目だ。

 『ブリジット・ジョーンズの日記』の学生版といったところか。もてない主人公が恋人ができるまでを淡々と描いたもの。大きな事件はないが、日々の生活の中で起きるさまざまな葛藤を描いている。ラストシーンは感動もの。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: ANGUS, THONGS AND PERFECT SNOGGING
製作年度: 2008年
監督: グリンダ・チャーダ
上映時間: 100分
キャスト:ジョージア・グルーム、エレノア・トムリンソン、アーロン・ジョンソン


レボリューショナル・ロード

2009年09月28日 | 洋画


 1950年代半ばのアメリカの郊外の街で、夢と希望に人生を懸けようとする若い夫婦の葛藤(かっとう)と運命を描く感動作。作家リチャード・イェーツの小説を原作に、『アメリカン・ビューティー』のアカデミー賞受賞監督サム・メンデスが映像化。『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが11年ぶりに共演を果たし、輝かしい未来を夢見る夫婦を好演。自己実現の夢と家族の愛の間で揺れ動く、切なく深いドラマに注目。

 う~ん。期待外れ。ディカプリオの映画とは思えない内容だ。全編、夫婦喧嘩に思えたのは私だけ? 最後も切ない終わり方・・・

おすすめ度  ★★☆☆☆

原題: REVOLUTIONARY ROAD
製作年度: 2008年
監督: サム・メンデス
上映時間: 119分
キャスト:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、キャシー・ベイツ



自民党総裁選

2009年09月25日 | 日記
 28日投開票の自民党総裁選は24日、谷垣禎一元財務相(64)が国会議員票(199票)の過半数に当たる100票程度を確保する見通しになった。谷垣氏と西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元法務副大臣(46)の3陣営は同日、それぞれ党本部で会合を開き、情勢を分析。関係者によると、いずれも谷垣氏が国会議員票で優位を確保したとの認識で一致した。西村、河野両氏はそれぞれ30票前後にとどまっているとみられる。(中日新聞)

 舛添、石破、石原という本命候補が早々に辞退しての自民党総裁選だが、結果は誰が考えても「谷垣」だろう。こんな事なら何故、首班指名までに決めなかったのか不思議な話だ。衆院選挙で惨敗してから、2週間ほどの時間があったはずだ。惨敗のショックで思考力まで失せたとしか思えない。

 闘争心を無くした(?)自民党に対して、民主党は、華々しいスタートを切った。支持率も高く順調な船出と言いたいところだが、ほころびも出ている。記者クラブ制をいまだ、続けていることや、大臣間の軋轢報道などが、気になるところだ。

 しかし、大筋ではぶれていない。思いきったCO225%削減や八ッ場ダム中止など、断固とした姿勢は好感が持てる。

 八ッ場ダム報道では、自民党の市議が住民を装って反対している「やらせ」があったが、疲弊した党本部の指示とも思えない。
 
 国会で論戦になるだろうが、いかに無駄かをもっと解りやすく主張してほしいと思う。

セブン・イヤーズ・イン・チベット

2009年09月25日 | 洋画


 この映画、以前から気になっていたが、なかなか触手が動かなかった。登山家の映画という事に加え、舞台がチベットかぁ~・・・と。つまり、面白さがあまり想像できなかったのだ。
 しかし、実際は違った。若きダライ・ラマと出逢ってから、断然面白くなった。彼の笑顔がいい。そして、ラストシーンも想像以上に感動的だ。


 実在したオーストリアの世界的登山家ハインリヒ・ハラーの原作を映画化した一大叙事詩。神秘的な禁断の地・チベットを舞台に、ひとりの登山家がたどる魂の遍歴を描く。ブラッド・ピッド、デビッド・シューリス共演。
 『薔薇の名前』のジャン・ジャック・アノー監督作。1939年、世界最高峰の制覇を目指し、ヒマラヤ山脈へと向かった登山家ハラー。だが彼は第二次世界大戦の勃発により、イギリス軍の捕虜となってしまう。登山仲間とともに、ヒマラヤ山脈を越える決死の脱出を図るハラーたち。そして逃亡の果て彼らは、チベットの聖地へとたどり着く。

おすすめ度  ★★★★★

原題: SEVEN YEARS IN TIBET
製作年度: 1997年
監督: ジャン=ジャック・アノー
上映時間: 126分
キャスト:ブラッド・ピット、デヴィッド・シューリス、B・D・ウォン



宇宙人の解剖

2009年09月25日 | 洋画


 多く映画を観ていると、あまり観られていない映画が面白かった時に、「やった~」と思う。ブログでも紹介のしがいがあるからだ。この映画がまさにそれ。広告費をいっぱい使って宣伝し、それなりに人気が出ても、実際の映画を観たらがっかり・・・というパターンの対極にあるのがこれだ。

 実話を基に、ひょんなことからロズウェルの宇宙人解剖映像を捏造して大金を手にし、一躍時の人となった2人の青年をドキュメンタリー・タッチで描いたSFコメディだ。

1942年。ニューメキシコ州ロズウェルにて、一機の未確認飛行物体が墜落し、回収された異星人の死体解剖が行われた。この「ロズウェル事件」という「噂」について、アメリカ政府は公式に否定的見解を示した。

 1995年。レイ・サンティリという不真面目なイギリス人が、アメリカ軍で従軍カメラマンに就いていた人間から、この死体解剖を収めたフィルムを買い取ったとして世間に公表し、大騒ぎになった。それから約11年後。「ゴメン。アレ、作りもんだったんだよ」。散々なマスコミとの押し問答の果てにレイ・サンティリはやっとのことドロを吐いた。

 本作『宇宙人の解剖』は、このカミングアウトとほぼ時期を同じくして公開されたパロディ劇。
アント&デックという、アイドルくずれのTVタレントが(イギリス本国では今だに根強い人気らしい)当のサンティリとその弁護士的な相方を演じる。

おすすめ度  ★★★★★

原題: ALIEN AUTOPSY
製作年度: 2006年
監督: ジョニー・キャンベル
上映時間: 91分
キャスト:デクラン・ドネリー、アント・マクパートリン、ビル・プルマン


アストロノーツ・ファーマー

2009年09月24日 | 洋画


 父の死という事情から宇宙飛行士の夢をあきらめ、実家の農場を継いだ男が、自作のロケットで宇宙へ飛び立とうとする感動の家族ドラマ。監督は『ツイン・フォールズ・アイダホ』のマイケル・ポーリッシュ。主人公の農夫を『チョコレート』のビリー・ボブ・ソーントン、その妻を『サイドウェイ』のヴァージニア・マドセンが演じている。奇想天外なストーリーではあるが、夢を信じ続けることの大切さを問うハートフルな作品。
 失敗したら笑い者。成功したらヒーロー。いつ発射するのかとイライラするも、最初は失敗。これまでかと思ったのもつかのま、再度挑戦・・・。ハッピーエンドが嬉しいね。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: THE ASTRONAUT FARMER
製作年度: 2007年
監督: マイケル・ポーリッシュ
上映時間: 104分
キャスト:ビリー・ボブ・ソーントン、ヴァージニア・マドセン、ブルース・ダーン



八ッ場(やんば)ダム偏向報道

2009年09月24日 | 日記
 前原国土交通相が群馬県長野原町の八ッ場(やんば)ダムの建設予定地を視察した23日、建設の継続を訴える住民の代表は、「私たちの気持ちを察し、心の叫びを聞いてほしい」などとつづった意見書を国交相に手渡した。国交相は「皆さんが100%被害者」と語り、粘り強く説明する意向を示したが、中止の方針は「白紙にできない」とも。これには、国交相と会談した地元の首長も猛反発し、今後の話し合いの糸口さえ見つからなかった。

 これはニュースの抜粋だが、最近の八ッ場(やんば)ダム報道を観ていて疑問がある。

 それは、ダム反対の意見がほとんど報道されていないことだ。テレビや新聞だけを観ていると、民主党のダム中止は、少数意見であり、地元の住人や市や県のほとんどが中止に反対のようである。まるで、民主党だけが中止を訴えているかのようだ。果たして本当にそうなのか?

 テレビの情報だけだと、「ここまで進んでいる事業を中止するという民主党の主張はけしからん。住民のほとんどは、ダム推進を望んでいる。ダムはやはり完成させるべきだ。」と思う人が増えただろうと推測する。しかし、ちょっと考えてほしい。本当に住民のほとんどが中止に反対なのかと?

 「すでに総予算の7割を使ってしまった」というだけで、工事はまったく進んでいない。実際の工事の進行状況は、ダム建設のための付け替え国道が6%、付け替え県道が2%、付け替え鉄道だけは75%まで完成しているが一番重要な部分が残っている。そしてダム本体は全くの未着工なのだ。このような状況で、総予算4600億円の7割にあたる3200億円を使ってしまったというのが事実である。鉄道以外はほとんとが未着工の状態で、すでに予算の7割も使ってしまったのだから、残りの予算ですべての工事が完成するはずがないことは誰の目にも明らかであり、このまま工事を進めるのであれば、2004年の計画偏向で総予算が2100億円から4600億円へと2倍以上に引き上げられた時のように、また大幅な引き上げが行なわれることは明白である。またマスコミは「ダム建設を進めたほうが中止するよりもお金が掛からない」という賛成派の主張だけを一方的に報道し続けているが、これもまったくのデマであり、実際には中止したほうが建設を続けるより最低でも2000億円は節約になると試算されている。(世田谷通信) 

 八ッ場(やんば)ダムに限らず、ダムの建設は、無駄な公共事業の巣窟であることを忘れてはいけない。何故、ダムが必要なのかという当初の理由は、なしくずしになっている場合が多い。治水・利水の必要性を今一度、問い直す時間はあるはずだ。

 そして、70%の事業費が投入済みで、いまさら中止にすると、莫大な喪失となる・・・という割りには、ダムの本体工事はこれからだという。この数字のからくりも正確に報道すべきだろう。完成まで、あといくら掛かるのか?中止したらどうなるのか? 正確な情報を公開すれば、おのずと答えは出るはずだ。

素敵な人生のはじめ方

2009年09月24日 | 洋画


 4年間のブランクを持つ男優(モーガン・フリーマン)とスーパーマーケットでレジを打つ25才の女性(パス・ベガ)の一日の出来事。
 インディーズ映画の打ち合わせに来た初老の男優は、ふとしたことから有能なレジ係の女性に興味を持つ。しかし、いつまで待っても迎えが来ず、困り果てて、レジの女性に送ってもらうことに。そして、徐々に親しくなって、面接を手伝う事に・・・

 何故か。ほっとする映画だった。有名だが、友人がいない俳優と、人生に絶望した若い女性には、孤独という共通点があった。一生懸命に、人生はこれからだと諭す男に、少しずつ心を開く女性。「10の嫌いな事」と「10の好きな事」を言い合う場面は印象的だ。原題にもなっている。

おすすめ度  ★★★★★

原題: 10 ITEMS OR LESS
製作年度: 2006年
監督: ブラッド・シルバーリング
上映時間: 82分
キャスト:モーガン・フリーマン、パス・ベガ、ボビー・カナヴェイル



パッセンジャーズ

2009年09月24日 | 洋画



 飛行機事故で奇跡的に生還した5人の乗客のカウンセリングを担当するセラピストが、不可解な事態に巻き込まれていく心理サスペンス。事故に関する事実を証言しながら次々と失踪(しっそう)する生存者たちをめぐり、スリルと謎が複雑に交錯するサスペンスフルなドラマが展開する。真実を追求するセラピストを演じるのは、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ。監督は『美しい人』のロドリゴ・ガルシア。予想を裏切る衝撃の結末に息を飲む。

 途中、ちょっと焦れったい展開だったが、それは布石だったのねん。結末はちょっと予想できなかった。それを書いたらネタバレで興味が半減どころか、台無しにしてしまうという典型的な事例の映画だ。やられたって感じ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: PASSENGERS
製作年度: 2008年
監督: ロドリゴ・ガルシア
上映時間: 93分
キャスト:アン・ハサウェイ、パトリック・ウィルソン、デヴィッド・モース



火天の城

2009年09月24日 | 邦画


 シルバーウィークに久しぶりに映画館で観る。数えてみると今年14回目だった。

 第11回松本清張賞を受賞した山本兼一の同名小説を基に、織田信長の構想にほれ込み、前代未聞の城郭要塞・安土城の築城に携わった天才宮大工・岡部又右衛門の生き様を描く時代劇。監督は『化粧師 KEWAISHI』の田中光敏。『釣りバカ日誌』シリーズなど、出演作が続く西田敏行が岡部又右衛門を演じる。共演は『レイン・フォール/雨の牙』の椎名桔平ら。城作りのダイナミズムを壮大なスケールでとらえた映像に注目だ。

 名古屋は、本丸御殿が今年復元着工された年でもある。復元運動に関わっているので、興味深い映画である。しかし、岡部又右衛門という宮大工は実在の人物だが、全く知らなかった。尾張出身だというのに・・・
 この映画は、そういう意味で、伝統の工法で復元するプロジェクトに関わっている人や関係者にとって、興味深いはずだ。

おすすめ度 ★★★★☆

製作年度: 2009年
監督: 田中光敏
上映時間: 139分
キャスト:西田敏行、福田沙紀、椎名桔平



フルハウス

2009年09月18日 | 韓国ドラマ


 貧乏作家とトップスターが契約結婚!ジウンはフルハウスを取り戻せるのか?!事故で亡くなった両親は、1人娘のジウンに海辺の家“フルハウス”を遺した。愛する家で売れない恋愛小説を書く貧乏作家ジウンは、中学の頃からの親友カップルにだまされて上海へ行くことに。飛行機の中で隣り合わせになったのは、なんと映画俳優のイ・ヨンジェだった。

 アジアを代表する歌手RAIN(ピ)と大人気女優ソン・ヘギョが共演し、2004年、韓国で最高40%を 超える視聴率を記録した人気ドラマ。若者から絶大な支持を受け、撮影セットとして建てられた約10億 ウォンの“フルハウス”も観光名所として話題に。原作は93年に発行された韓国の少女漫画。

 面白い。1話から引き込まれてしまった。「秋の童話」で悲劇のヒロインだったソン・ヘギョがコミカルな役回りで演じる。きれいで可愛いし、楽しい。

おすすめ度  ★★★★★

放送年:2004年
話数:全 16話
監督/演出:ピョ・ミンス
脚本:ミン・ヒョジョン
出演者:ソン・ヘギョ、チョン・ジフン(RAIN)、ハン・ウンジョン、キム・ソンス

秋の童話

2009年09月17日 | 韓国ドラマ



 韓国ブームに火をつけた『冬のソナタ』のユン・ソクホ監督が手掛ける四季三部作のひとつ。平均視聴率は常に30%を越え、最高視聴率は42%という韓国ドラマ史上最高の記録を達成して、いまや伝説とまでいわれている超人気ヒットシリーズ!日本における韓国ドラマブームの先駆けとなり大反響をよんだ。ウォンビンの切ない演技も涙を誘う。

  裕福な家庭に育ち美人で成績優秀な娘ユン・ウンソ(ソン・ヘギョ)と、不良の兄を持つ貧しい食堂の娘チェ・シネ(ハン・チェヨン)は同じ学校のクラスメイト。しかしウンソが交通事故に遭い、親から輸血を受けることになって初めて、彼女たちは互いに家庭を入れ違って育ってきたことを知る。ユン家とチェ家の話し合いの結果、二人はそれぞれ本来の家庭に戻ることになった。しかし今までと全く環境の違う家庭での生活は、幸せだった二つの家庭を混乱に陥れていく。そしてユン家は家族の一員だったウンソへの想いを振り払うために、アメリカへ移住してしまう。

 10年後、ウンソは高校を卒業してホテルの電話オペレーターになっていた。美貌のウンソはホテルのオーナーの息子テソク(ウォンビン)に執拗にプロポーズを受けるが、幼い頃に優しく可愛がってくれた兄ジュンソ(ソン・スンホン)を忘れることができなかった。そんな折、ジュンソは婚約者ユミ(ハン・ナナ)を連れてアメリカから帰国する。幼い頃二人で遊んだ浜辺で10年振りに再会したウンソとジュンソ。会う機会が増すたびに、血のつながりのない二人の「兄妹」は深く愛しあうようになっていく。幾多の困難を乗り越えて互いへの思いを燃えあがらせる二人。しかしウンソの身体はすでに不治の病に蝕まれ始めていたのだ・・・・・・。

おすすめ度  ★★★★☆

制作年:2000年
監督:ユン・ソクホ
全18話
キャスト:ソン・スンホ、ウォンビン、ソン・ヘギョ