ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

今年は173本の映画を観ました。

2013年12月27日 | 日記
今日は、池下の事務所の掃除。明日から休みです。今年は、曜日がうまくハマって世間は9連休となるそうな。
さて、今年の観賞映画は例年と比べて激減した。劇場で21本、DVDで152本、計173本を観た。2008年は616本の記録があるので、極端に少ない。来年は200本を目指そう。

ちなみに劇場での観賞作品は、

ホビット
ルーパー
東京家族(邦画)
アウトロー
王になった男(韓国映画)
ダイハード/ラストディ
クラウド・アトラス
リンカーン
私は王である!(韓国映画)
オビリビオン
グランド・マスター(中国映画)
華麗なるギャツビー
GIジョー
終戦のエンペラー(邦画)
風立ちぬ(アニメ)
ローン・レンジャー
スター・トレック イントゥ・ダークネス
清須会議(邦画)
RED2
武士の献立(邦画)
ゼロ・グラビティ
の21本。

オススメは、「ローン・レンジャー」かな。

年末年始はDVD三昧になる予定。


 

北のカナリアたち

2013年12月18日 | 邦画

『告白』の原作者である湊かなえの小説「往復書簡」の一編「二十年後の宿題」を、日本を代表する女優・吉永小百合を主演に迎え、『大鹿村騒動記』の阪本順治監督が映画化したヒューマン・サスペンス。20年前に起きた悲劇により引き裂かれた教師と教え子たちがある事件を機に再会し、それぞれが抱える心の傷や真実が明らかになっていくさまを描く。共演には柴田恭兵、里見浩太朗、仲村トオル、森山未來、宮崎あおい、松田龍平など、ベテランから若手まで実力派が勢ぞろいする。

日本最北の島で小学校教師をしていた川島はる(吉永小百合)は、ある事故をきっかけに島から出て行ってしまう。それから20年後、東京の図書館で働いていた彼女は、教え子の一人が事件を起こしたことに疑問を抱き、かつての自分が受け持っていた生徒たちに会うため北海道へ向かう。恩師と再会した教え子たちは、それぞれに抱える複雑で苦しい胸中を明かす。

最初の頃は、ストーリーが掴めず、ちょっとイライラするが、最後にはきっちり湊かなえの世界を見せてくれた。それにしても、吉永小百合は若い。テレビで放送されたものを録画観賞。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2012年
監督: 阪本順治
上映時間: 122分



 

2013年に観た映画ベスト3

2013年12月17日 | 映画

ちょっと、早いけど、もう変わらないと思うので、

2013年に観た映画(新作・旧作含む)おすすめベスト3

 

中国映画

1)グランド・マスター

2)最愛(DVD)

3)ラスト・シャンハイ

韓国映画

1)王になった男

2)私は王である!

3)神弓(DVD)

洋画

1)ローン・レンジャー

2)スタートレック・イントゥ・ダークネス

3)オビリビオン

邦画

1)終戦のエンペラー

2)東京家族

3)清須会議

 

おすすめグランプリは「ローン・レンジャー」かな。

 


武士の献立

2013年12月16日 | 邦画

『釣りバカ日誌』シリーズの朝原雄三が監督を務め、江戸時代に包丁侍として料理の腕を振るった武家に嫁いだ主人公の紆余(うよ)曲折を描く人間ドラマ。加賀藩に実際に存在した料理担当武士・舟木伝内と息子が残したレシピ集「料理無言抄」を題材に、当時の台所事情に迫る。気の強いヒロインを上戸彩、年下の夫を高良健吾が好演。伝統的な和食の世界はもとより、家族や夫婦の絆などを見つめる普遍的な人情劇が胸に染みる。

春(上戸彩)は人並み外れた料理の才能と味覚を持っていたが、勝ち気過ぎてたった1年で婚家から離縁を言い渡される。加賀藩で料理方を務める舟木伝内(西田敏行)に料理の腕を見込まれた彼女は、彼のたっての願いで伝内の息子安信(高良健吾)のもとへ嫁ぐことに。だが、包丁侍の家に生まれた跡取り息子の夫は料理が大の苦手で……。

もう少しメリハリが欲しかった。息子安信も、すんなり春を受け入れるし、もっとハラハラさせて欲しかった。能登への食材探しも、何の為に行くのか良く解らなかったし。

おすすめ度  ☆☆☆☆

製作年度: 2013年

監督: 朝原雄三

上映時間: 121分

キャスト上戸彩、高良健吾、余貴美子


 

ゼロ・グラビティ

2013年12月16日 | 洋画

『しあわせの隠れ場所』などのサンドラ・ブロックと『ファミリー・ツリー』などのジョージ・クルーニーという、オスカー俳優が共演を果たしたSFサスペンス。事故によって宇宙空間に放り出され、スペースシャトルも大破してしまった宇宙飛行士と科学者が決死のサバイバルを繰り広げる。監督を務めるのは、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『トゥモロー・ワールド』などの鬼才アルフォンソ・キュアロン。極限状況下に置かれた者たちのドラマはもとより、リアルな宇宙空間や事故描写を創造したVFXも必見。

地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。

公開中の映画。サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの共演、ほとんど二人だけしか出てこない。全編出ずっぱりの難しい役に挑戦した主演のサンドラ・ブロックがいい。鍛え行かれたボディもエロイ。

おすすめ度 ☆☆☆☆

原題: GRAVITY

製作年度: 2013年

監督: アルフォンソ・キュアロン

上映時間: 91分

キャストサンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、エド・ハリス


 
 

ムーンライズ・キングダム

2013年12月13日 | 洋画

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』などで異彩を放つウェス・アンダーソン監督による異色コメディー。1960年代のとある島を舞台に、ボーイスカウトに所属する一組の少年少女の逃避行と彼らを追う大人たちの姿を描く。遊び心あふれる独特の映像センスがさえる物語は、第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選定され、高い評価を得た。キャストにはブルース・ウィリス、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントンら豪華な顔ぶれがそろう。

1960年代ニューイングランド島。自分が養子だということを寂しいと感じながらボーイスカウト活動をしていたサム(ジャレッド・ギルマン)は、常に本を読んでいる少女スージー(カラ・ヘイワード)に恋をする。キャンプでの生活になじめない二人は文通を始め、キャンプから勝手に抜け出し森で自由気ままに過ごしていた。一方、村では保安官(ブルース・ウィリス)やスージーの両親(ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド)らが、二人を捜していたのだが……。

DVD準新作。ちょっとレトロな独特の映像が異色。ブルース・ウィリス、ビル・マーレイなど、大物俳優が普通にとけ込んでいるのがいい。サムとスージーの生意気ななキャラが面白い。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: MOONRISE KINGDOM
製作年度: 2012年
上映時間: 94分



 

猪瀬知事事件の胡散臭さ

2013年12月12日 | 日記

猪瀬知事がこてんぱんに叩かれている。

猪瀬知事を弁護するつもりはないが、この騒動に裏があると考える

ひねくれ者は私だけではあるまい。

小沢一郎氏が検察に執拗に追い込まれた時の事を考えると

一概にマスコミの論調に組みするのは真実を見誤るかもしれない。

そんな折に、以下の記事を見て、さもありなんと思ったのは、私だけだろうか。

猪瀬知事を追い落とす為の巧妙な罠が仕組まれていたとすれば、

得心がいく情報も多いのだ。参考までに一読される事をおすすめしたい。

 

週刊ブレーボーイが書いた猪瀬知事事件の舞台裏

http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/736db59daa2c8496c2d84b96139fff96


クロニクル

2013年12月12日 | 洋画

ごく普通の生活を送っていた高校生たちが、突如として超能力者として覚醒したことから思わぬ事態に身を投じていくSF作品。メガホンを取るのは、テレビドラマ「キル・ポイント」シリーズの新鋭ジョシュ・トランク。キャストには、『欲望のバージニア』のデイン・デハーン、『キャリー』(2013年)のアレックス・ラッセルなどの若手注目株が顔をそろえている。自動車を次々と跳ねのける超能力の描写に加え、ティーンエイジャーの日常や心情をリアルにすくい取ったドラマ部分も魅力

超能力を手にした、高校生のアンドリュー(デイン・デハーン)、マット(アレックス・ラッセル)、スティーヴ(マイケル・B・ジョーダン)は、自分たちの姿をビデオで記録することに。超能力を使い、他人がかんでいるガムを口から取り出したり、女子のスカートをめくったり、空中でアメフトをしたりと、退屈だった毎日を刺激的なものに変える三人。そんなある日、クラクションを鳴らして後方からあおってきた車を、アンドリューが超能力でスリップさせる。それを機に、彼は超能力を乱用するようになり。

DVD新作。たんたんと物語が進んでいくが、最後は予想外のハチャメチャ。そこが面白い。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: CHRONICLE

製作年度: 2012年

監督: ジョシュ・トランク

上映時間: 84分

キャストデイン・デハーン、アレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダン


 
 

パシフィック・リム

2013年12月12日 | 洋画

『ヘルボーイ』シリーズなどの鬼才ギレルモ・デル・トロが放つSFアクション。世界各国を襲撃する謎の巨大生命体を倒すべく、人型巨大兵器イェーガーを操縦するパイロットたちの姿を壮大なスケールで活写する。『ザ・レッジ -12時の死刑台-』のチャーリー・ハナム、『バベル』の菊地凛子、『ヘルボーイ』シリーズのロン・パールマンらが出演。さらに、子役の芦田愛菜がハリウッド作初出演を果たす。最先端VFXを駆使した生命体とのバトル描写に加え、細部まで作り込まれたイェーガーの設定なども見逃せない。

2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。

人型巨大兵器イェーガーは、エヴァンゲリオンのアレンジ。しかし、こちらの方がでかい。ストーリーはウルトラマンの怪獣退治といったところか。菊地凛子がヒロインというのもいい。同じような闘いが何度も繰りかえされるのは、頂けないが、迫力は満点。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: PACIFIC RIM

製作年度: 2013年

監督: ギレルモ・デル・トロ

上映時間: 131分

キャストチャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子


 

インポッシブル

2013年12月10日 | 洋画

ナオミ・ワッツとユアン・マクレガーが主演を務め、スマトラ島沖地震後に発生した津波に遭遇した一家の実話を基に描く感動の人間ドラマ。突如襲った災害により一時は離散してしまうも、諦めることなく生き抜いた家族の絆を描き出す。監督を務めるのはデビュー作『永遠のこどもたち』も好評だったスペインの新鋭フアン・アントニオ・バヨナ。危機的状況の中、サバイバルする人々の姿をパワフルな映像と胸打つ物語でつづるバヨナ監督の手腕にうなる。

2004年末、マリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)は、3人の息子と共にタイにやって来る。トロピカルムードあふれる南国で休暇を過ごすはずだったが、クリスマスの次の日、彼らは未曾有の天災に巻き込まれる。一瞬にして津波にのみ込まれ、散り散りになった家族はそれぞれの無事を祈りつつ再会への第一歩を踏み出す。

東日本大震災は、2011年3月11日だから、その1年後の映画だが、なんとも生々しい。被災された方は、とてもまともに観ることは出来ないだろう。マリア(ナオミ・ワッツ)が津波に襲われ水中でもがくシーンは本当に怖い。実話という事だが、改めて家族の絆を考えさせられる。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: THE IMPOSSIBLE/LO IMPOSIBLE

製作年度: 2012年

監督: J・A・バヨナ

上映時間: 114分

キャストユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、トム・ホランド


 
 

A.E. アポカリプス・アース

2013年12月09日 | 洋画

地球滅亡後の人類が未知の惑星でサバイバルに挑むSFスペクタクル。エイリアンの侵略により地球が壊滅し、ひと握りの人類は宇宙へと脱出。バウム大尉ら生き残った人々は、透明な身体と高い科学力を持つ種族が支配する未知の惑星に不時着する。

カメレオンズとともに戦おうと誘っておきながら脱出をはかるも元の木阿弥。因果応報のはずが「明日を作ろう」とのエンディング。全編を貫くラブロマンスの陰で、多くの仲間が死んでいく。

途中で観るのを止めようと思ったが、我慢して最後まで観る。カメレオンズって、結局何だったの?中途半端なSFものって、ストレスが溜まる。

おすすめ度  ☆

原題: AE: APOCALYPSE EARTH

製作年度: 2013年

監督: サンダー・レヴィン

上映時間: 88分

キャストエイドリアン・ポール、リチャード・グリエコバリ・ロドリゲス



REDリターンズ

2013年12月09日 | 洋画

引退した元スパイたちの活躍を描いた、人気アクション『RED/レッド』の続編。至って静かに日々を過ごしていた元CIAの敏腕エージェントが、仲間らと行方不明の小型爆弾を追いながら事件の裏に潜む巨悪に挑む。ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンら名優たちが前作に続いて登場。さらにアンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、イ・ビョンホンという豪華な面々が共演。老いてますます盛んを地で行くようなノリや見せ場を堪能できる。

恋人サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と一緒に生活し、諜報(ちょうほう)活動から縁遠い毎日を過ごしていた元CIAのフランク(ブルース・ウィリス)。しかし、かつての仲間マーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)が関わった小型核爆弾をめぐる冷戦時代の極秘計画が原因となったトラブルが持ち上がる。解決の手掛かりを追い求め、フランクはサラ、マーヴィンと共にヨーロッパへと足を運ぶが。

面白かった。ロンドン、パリ、モスクワと舞台も豊富。イ・ビョンホンとのやりとりも笑える。久しぶりにスカッとした。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: RED 2

製作年度: 2013年

監督: ディーン・パリソット

上映時間: 116分

キャストブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ・パーカーイ・ビョンホン


 
 

スカイ・キッズ

2013年12月06日 | 洋画
全米の映画祭で話題となったアクションアドベンチャー。
 
アメリカ・西海岸の小さな田舎町。全米各地を転々としてきた少年カイルが、この町に引っ越してきた。母子家庭のカイルは、モーテルに仮住まいをしている。転校初日、カイルは、イジメられっ子のジェイソンが悪ガキ達に殴られているのを助け、ふたりは親友になっていく。ジェイソンは祖父が元軍用機のパイロットで、叔父が飛行場で働いていることを誇りに思っている。そんな温かい家庭に包まれたジェインソンに、カイルはモーテルに住んでいることを言えないでいた。ある日、2人は叔父の働く飛行場で、倉庫の中の飛行機に無断で入り込み遊んでいた。操縦室で遊んでいると、銃を携帯した2人の男が飛行機に近付いてきた。カイルとジェイソンは機内の格納庫に身を隠すが、飛行機はそのまま離陸しまう。
 
飛行機を少年たちが操縦するシーンと、飛行機でメキシコに逃げるシーンと、この二つのシーンに息を飲む。これは、壮快な映画でおすすめだ。ラストもいい。
 
おすすめ度  ☆☆☆☆☆
 
原題: THE FLYBOYS/SKY KIDS

製作年度: 2008年

監督: ロッコ・ドゥヴィリエ

上映時間: 104分

キャストジェシー・ジェームズ、ライリー・マクレンドン、スティーヴン・ボールドウィン


 


殺人の告白

2013年12月06日 | 韓国映画

テレビドラマ「検事プリンセス」「王女の男」などで人気の俳優パク・シフが、初の映画主演をこなしたサスペンス。突然自らの罪を告白した美貌の連続殺人犯と彼を執拗に追う刑事、そして凶行によって愛する人を失った残された者たちの物語を丁寧に紡ぎ出す。タフな刑事を熱演するのは、『黒く濁る村』などのチョン・ジェヨン。犯人と刑事の緊迫感あふれる心理戦や、リアルで躍動感あふれるチェイスシーンに圧倒される。

時効の成立後、イ・ドゥソク(パク・シフ)という男が、自分は15年前に世間を騒がせた連続殺人事件の犯人だと告白する。その後、暴露本を出版した彼はそのルックスの良さも味方し、一躍時の人として世間にもてはやされる。一方、ずっと犯人を追い続けてきたチェ刑事(チョン・ジェヨン)は、本の中にまだ解決されていない事件の真相の記述がないことを不審に思い……。

最後に、やられたって感じの謎解きがあり、妙に納得。面白い。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: CONFESSION OF MURDER

製作年度: 2012年

監督: チョン・ビョンギル

上映時間: 119分

キャストチョン・ジェヨン、パク・シフ、キム・ヨンエ