ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

眺望(3)

2008年05月31日 | 上海
 浦東にある金茂大厦(ジンマオダーシャー)展望台に来たのは、半年ぶりだ。この半年間で風景が変わった事がある。それがこの写真。
 なんと、住宅の屋根がきれいに塗られているではないか。区画毎に赤や青に整然と色別されている。この変化は半年の間に起きたものだ。恐るべし、中国。一気に景色を変えてしまうのねん。

金茂大厦

2008年05月31日 | 上海
 一緒に上海にきた友人を案内して、浦東にある金茂大厦(ジンマオダーシャー)展望台に行く。この高層ビルは下半分がオフィスで上半分がハイアットホテルだ。展望台に行くのは、地下1階から行かねばならない。最初に来た時に迷ったもんね。チケットを買い、エレベーターに並ぶ。今日は、夕方の5時前のせいか、空いている。エレベーターはあっと言う間に着き、降りると地上450mの展望台だ。

この写真はガイドブックなどでもおなじみの写真だが、ビルの中心は吹き抜けになっていて、88階の展望台から47階(たぶん?)のハイアットのラウンジを見下ろしたものだ。外の景色も見物だが、この景色に圧倒される。一度だけラウンジでコーヒーを飲み、上を見上げた事がある。これも素晴らしい景色だった。今回もラウンジに行くつもりだったが、時間の都合で取り止めた。残念!

上海環球金融中心

2008年05月30日 | 上海
 上海に今年完成する「森ビル」。正式名称は「上海環球金融中心」だ。
上海に出向く度に、気になる存在である。

 アジアを代表する国際金融都市となった中国・上海。その中でも発展が著しい上海浦東新区・陸家嘴金融貿易区に誕生する上海環球金融中心。これまでの森ビルグループの都市づくりのノウハウを注ぎ込んだプロジェクトとして、地上101階、高さ492mの「垂直の複合都市」。世界最高水準の国際金融センター機能を中心に、世界一の高さとなる展望台、世界中から人々が集う商業施設やカンファレンス施設、最高級ホテルなどを擁し、上海におけるビジネス、文化、エンターテインメントの一大拠点となる。建物の最上層部、天空に大きく開けられた窓は、展望台だ。

 完成すれば、台湾の「台北101」についで、世界第2位の高層ビルとなる。まだ、何月に完成するのか解らないが、ドバイの「ブルジュ・ドバイ」が高さ800mとも言われているので、世界第2位はほんの一瞬だろう。

大漢風・項羽と劉邦

2008年05月29日 | 中国ドラマ
 「三国志」と並び、中国の歴史上最も高い人気を誇る項羽と劉邦の物語を、歴史劇に定評のある中国中央電視台が総力を挙げて映像化!2000年の時を越え、今なお人々の胸を熱くさせる両雄の愛と戦いの日々を綴る、一大スペクタクル巨編!
 始皇帝の死から、漢王朝設立までの項羽と劉邦の壮絶な攻防は、中国のみならず日本でも殊の外人気が高く、司馬遼太郎、津本陽らによる小説、横山光輝、本宮ひろ志らによる漫画が、軒並みロングセラーとなっている。慣用句となっている“四面楚歌”や、故事“鴻門の会”、京劇の古典として知られる“覇王別姫”などは、この歴史物語から生まれており、中国史のハイライトと言えるだろう。
 非業の英雄・項羽を演じるのは『天龍八部』『インファナル・アフェア 無間序曲』の演技派フー・ジュン。名門出身でカリスマ性をそなえ、無類の強さを誇る武将・項羽は、まさにハマり役だ。“虞美人”こと虞姫を可憐に演じるのは、ミス・アジアに輝いたこともあるクリスティ・ヨン。中国三大悪女のひとりに数えられる劉邦夫人・呂雉は、アン・リー監督の『恋人たちの食卓』で一躍注目を集めた美人女優ン・シンリンが、貫禄たっぷりに演じている。
 本作の見所のひとつでもある、ハイビジョン撮影されたクオリティの高い映像は、迫力の合戦シーンは勿論、豪華な衣装もきらびやかに映し出す。項羽と劉邦の2人だけで数十着に及ぶ衣装が用意され、いずれも精巧なつくりになっているが、中でも項羽が着用した金の鎧は、中国映画博物館に永久に展示されることが決まったという逸品だ。実力派キャストとスタッフによって再現された歴史の息吹が堪能できる、超大型歴史時代劇だ。

 なんとなく、知っているのは「横山光輝」のマンガを読んでいたのか?それも大昔のことで、内容迄は記憶にない。でも、記憶の片隅になんとなくある。そのせいか、愛着を感じてしまう。
「横山光輝」の仕事ってすごいよね。そして感謝!
 歴史の知識として、観ておきたい「教科書」のような作品である。

おすすめ度  ★★★★☆