働き方コンサルタント 椎葉怜子のごほうびブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

産後クライシス

2012年09月05日 | 日記
今朝のNHK”あさイチ”のテーマは「産後クライシス」

産後に、夫婦関係が悪化してしまうことを「産後クライシス」というそうです。

この番組、非常に納得感があり、思わず見入ってしまいました。

妊娠、出産というと人生で最も幸せなライフイベントだと思いますが、出産後には大変な子育て期間が待ち構えています。

その時期に、パートナーであり父親でもある夫が妻に育児を押し付けると「産後クライシス」に陥りやすくなるそうです。

女性(妻)の立場からすると当然だと感じますが、離婚をつきつけられた男性(夫)は、関係悪化の原因が自分にもあることに気付かないことが多いとか。

夫としては、自分は仕事をして生活費を稼いでいるのだから、妻が育児をこなすのが当たり前と考えるのでしょう。

しかし、役割分担として妻が育児の大半をこなすことはあっても、育児を全部丸投げしてしまうのは絶対にNGです。

番組のサイトをみたら、こんな衝撃的なデータも。

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<夫(妻)への愛情を実感する>

・妊娠期
男性・・・74.3パーセント
女性・・・74.3パーセント

・0歳児期
男性・・・63.9パーセント
女性・・・45.5パーセント

・1歳児期
男性・・・54.2パーセント
女性・・・36.8パーセント

・2歳児期
男性・・・51.7パーセント
女性・・・34.0パーセント

「ベネッセ次世代育成研究所」調べ

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女性の数値のダウンが衝撃的ですが、納得感があります。

さらに、こんなデータもありました。

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<都市部の女性>


・産後に離婚したいと思った事がある?
はい・・・52パーセント
いいえ・・・48パーセント
「NPO法人マドレポニータ」調べ

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子どもが生まれて幸せの絶頂のはずなのに、なんで離婚なんて考えるの? と思われる方もいるでしょう。

育児が大変な産後の女性は、心身ともにぎりぎり。
それなのに、夫はろくに手伝ってくれない、自分の気持ちを分かろうとしてくれない・・・、となると、「もう結婚なんてどうでもいい」、と思ってしまう気持ちも分かります。

夫も仕事でいっぱいいっぱいなのかもしれませんが、妻はいっぱいいっぱいを通り越して「限界」なのかもしれませんよ。

番組では、夫婦仲が悪くなって悩んでいる男性がグループでカウンセリングを受けている映像が映し出されていました。

夫婦関係の修復に、自分1人で、または夫婦でカウンセリングを受けてみることも効果的だと感じました。

カウンセリングでは、相手の長所を見つけるカウンセリングが行われるようです。

NPO法人 ファミリーカウンセリングサービス 

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