ロータスの部屋

不妊治療にて授かったアラフォー主婦のひとりごと。
妊活や子育てを中心とした日々の暮らしなど。

32週突入*

2012-04-26 | 1人目マタニティ
本日32W5D、妊娠9か月に突入☆
第3目標突破です!

とりあえずの最速出産目安としていた
34週に入るまであと少し。

ここから2週間ぐらいで胎児の最終器官である肺の機能が完成し、
自発呼吸ができるようになるのだ。

そうすればNICUや人工呼吸器のお世話になる心配もかなり減り、
たとえ早産になったとしても、少々身体が小さくても、
正期産で産まれた新生児と変わりなく育つ可能性が高い。

ベビーにとっては大事なラストスパートなのだ!
(でも本当は10か月まで待ってね)


だからなのか、このところ胎動がますます激しくなり、
昼夜問わず「ボーン!グニュッ!」と激しく蹴られ、
お腹が波打つのが分かるほど!!

まぁ元気なら問題なしだね(^_^)

期間限定の貴重な体験、
こういうのを幸せっていうんだろうなぁ♪

それにしてもお腹苦しい…


天国に…

2012-04-25 | 1人目マタニティ
今週日曜日の深夜2時半、祖母が亡くなりました。
残念ながら私は病院に行けなかったけど、
最期は身内に囲まれて苦しまずに息を引き取ったそう。

1年半前に余命3か月と宣告されながら驚異の粘りを見せ、
91歳まで頑張って生きてくれた働き者のおばあちゃん。

うちの両親は共働きだったので
同居するおばあちゃん(母の母親)に育ててもらったため、
私も妹もかなりのおばあちゃん子だった。

そのおばあちゃんが呼んでくれたのか奇跡的に退院でき、
2回もお見舞いに行けたし、
赤ちゃんが産まれる報告や手を取ってお腹も触ってもらえた。

しかも一昨日のお通夜、昨日の葬儀と初七日にも無事に出席でき、
悔いなくおばあちゃんを天国に送ることができたので、
本当に感謝とありがとうの気持ちでいっぱい☆

退院させてくれたドクターにも感謝感謝だね。

欲を言えば、私と8月に産まれる従妹(おばあちゃんの孫)の
赤ちゃんを抱っこして欲しかったけど、
病室に寝泊まりして看病してた母の体が参っちゃうからね。

入院中は不安な気持ちが大きかったけど、
これで見守ってもらえてると確信できたので
私の出産は絶対に大丈夫!

残りのマタニティライフを楽しんで
元気な赤ちゃんを産むよ~♪


それにしてもこの1週間、いろんなことがあったなぁ。

先週水曜日に退院の話が出て驚き、許可が出て金曜日に退院。
その日に地元へ戻り、病院へお見舞いに。
日曜日に亡くなり、葬儀の手配や準備もろもろ(主に両親が)、
私は周囲に反対されつつ念願の美容院へ。
そして月曜日にお通夜、火曜日にお葬式(控え室で休みながら)。

退院早々バタバタしてちょっと動き過ぎたな。
入院して安静生活をしていたのが遠い日のようだわ。。。

やっぱりお腹が張りやすくなっているので、
今日からまた体を休めてゆっくりしようと思う。



まさかの…退院

2012-04-21 | 入院生活
まさかで始まった入院生活からちょうど2か月(8週間)、
昨日の午前中、無事に退院できました♪

当日は早朝4時から目がギンギン&ランラン☆
もし退院取り消されたらどうしよう…と心配で眠れず。

朝のNSTもなんとかクリアし、
張り止め薬(ルテオニン)をたんまりもらって退院。

旦那さんが服を持って迎えに来てくれたんだけど、
2か月ぶりにワンピースを着たら…
足細っ!!
腕細っ!!
頬もこけた!!

嬉しいような悲しいような(-_-;)
筋肉が完璧にありまへん。

出戻り予定の妊婦なので、
看護師さんからの「おめでとうございます」もなく、
思いっきりスルーされながら帰って来ました。


久々の下界は小雨で肌寒かったけど空気が気持ちい~!
新車初の乗車は助手席ではなく後部シートで寝たきり。

お昼はさすがに外食する体力がなかったので、
コンビニでおにぎりとスープとスイーツを買って家で。
さすがに味付けがしっかりしてて美味しかったな~♪


その後、数日分の着替えや礼服など実家に帰る支度をして
おばあちゃんが入院する病院へ。

2月の半ばに実家で会ったときは、
歩いて食べて喋ってトイレに行けて…だったのに、
昨日はいろんなチューブや酸素吸入器を付けられ、
か細くなって身動きもできず目もうつろ(泣)(涙)

でも帰って来たからね、おばあちゃん。

「○○○だよ、分かる? お腹見て!大きくなったでしょ。
もうすぐ赤ちゃん産まれるからね」と言うと分かったみたいでまた涙。

車椅子で連れていってもらったんだけど、
やっぱりちょっとしんどかった(>_<)
でも病院内にいればもしものことがあっても大丈夫。

それよりも間に合って本当に良かった(^o^)

そして今日、昨日よりは多少良くなってるように見え、
私の問いかけにも反応してくれて少し安心したけど、
病室で私と妹の3人になったときはさすがに泣けて泣けて…

遅くなってゴメン…。
これから毎日会いに来るからね。



入院生活のメリット

2012-04-19 | 入院生活
昨夜、いよいよおばあちゃんが危ないと連絡があり、
いろんなことを考えてたらほとんど眠れなかった。
しかも今朝、体重を計ったら1kg減ってるし…

もう意識朦朧でどこまで持ってくれるか分からないけど、
明日は退院したらすぐに病院へ行こうと思う。



それから退院を明日に控えた今、
入院生活も悪くなかったと思えること↓


★管理されているから安心

設備の整った病院で医師や看護師さんに24時間体制で診てもらえ、
毎日の回診や問診、NST、週1の健診、食事(上げ膳据え膳)など、
妊婦が無理をしないよう体調を細かくチェックしてもらえるから安心。
これぞまさに管理入院!

警告出血があったおかげで前置胎盤が判明し、
入院して大事に至らずに済んだ。
あのまま出血がなく無理をしていたら
後期の大量出血につながっていたかもしれない。


★医師や看護師、助産師さんの仕事に触れた

このご時世、なりての少ない産婦人科医に就いてるってだけで尊敬。
他院から搬送されたハイリスク妊婦を扱い、緊急のオペにも対応。
悪い人はいないに決まってる!というぐらい、
ドクターたちは真面目で優しくていい人だった。

初めての入院で丸2か月看護師さんにお世話になり、
医療に関わる専門的なことからお世話的な雑務まで
こんなに大変な仕事があるんだなぁと実感。

若い看護師さんでも子どもがいる人が多く、
普通に夜勤やってたりするから尊敬しちゃうね。

※いつもお世話をしてくれる美人看護師さん、
「私も切迫早産で27~36週まで2か月入院してたんだよ」
とか話してくれてなんか嬉しかったな。

今まで看護師になりたい!なんて1ミリも思ったことがないけど、
子どもの頃に長い入院体験があれば
この素晴らしい職業に就きたいと思ったかもしれない。


★家族や友人の優しさに触れた

高速を使って1時間の場所にある実家から
毎週のように手料理を持って来てくれる母&ドライバーの父。
絵や手紙を書いて持って来てくれた甥っ子や姪っ子。

メールで励ましてくれたり差し入れを送ってくれたり、
いろいろ心配してくれた友人たち。

そしていちばんお世話になったのはやっぱり旦那さん。
仕事が忙しいのにほぼ毎日来てくれ、
私の下着やパジャマの洗濯に始まり、
あれこれ買って来て(ナプキンとか)の注文にも嫌な顔をせず、
何でもやってくれた優しい旦那よ、本当にありがとう♪


★母性が芽生えた

不妊治療までして授かった子なのに、
入院前は母親になる喜びや実感があまり感じられなかった。
(つわりでそんな余裕が…)

でも今はさすがにお腹の子について考える時間が増え、
24時間いつも近くにその存在を感じられるようになった。
期間限定の母子一体生活を楽しみながら
子を産んで育てることに責任も感じている今日この頃。


★妊娠⇒出産は奇跡の連続だった

不妊治療で妊娠の尊さや難しさ、喜びは感じてたけど、
ようやく妊娠できた後でも流産や早産の危険、
様々なトラブル&症状の妊婦さんがいることを知った。

無問題だと思っていたマタニティライフが一転し、
人生一筋縄ではいかないな、と。
国が違ったり、ひと昔前の日本ならお産で死んでたあろう私。
入院中、いろんな症状について調べたり、妊婦ブログをのぞいたり、
またもや妊娠博士!?ってなぐらい詳しくなってしまった私…

※最近、DVDで『ギネ~産婦人科の女たち~』を見たんだけど、
私と同じ子宮外妊娠の中でも珍しい間質部妊娠の女子高生が患者で出ていた。
「残念ですが卵管と子宮の一部切除ですね」とギネに言われ、即手術。
彼女はB型Rh-で、運悪く同じ血液型の救急妊婦さんが運び込まれ…
ストック用の輸血が足りなかったため、女子高生の子宮が全摘に(涙)

お~怖っ!!
他人事とは思えない内容だった(-_-;)


★当たり前の生活の有り難さを実感

24時間点滴の寝たきり生活で、
普通に歩いて好きなことができる素晴らしさを再確認した。
妊娠は病気じゃないって言われても
入院当初の心は半分闇だったからね。。。
この経験があれば残りの妊娠生活も乗り越えられそうだし、
手術も頑張れそうだし、その後の育児も楽しめそう☆
人生に無駄はなし、有難いことだらけだね。



お見舞いと点滴と退院

2012-04-18 | 入院生活
今日は友人2人がお見舞いに来てくれた。

入院してからありがたいことに
みんながお見舞いに来てくれるって言ってくれてたんだけど、
こんな姿を見せるの辛いし、心の余裕もないので断ってたの。

だけど、やっとその優しさを受け入れることができ、
今日はるばる来てもらった(しかもおみやげ付き♪)。

2人ともママさんで(私よりずっと若い)
ひとりは生後5か月の娘ちゃんも一緒に。

必要・不必要なベビーグッズとかも教えてもらい、
良かったらこれ使ってよ~と言ってもらえたので
あんまり早とちりして買わなくても良かったみたい。

久々に友達と話せて楽しかったし、
いい気分転換になりました。
ありがと~(^o^)



本日、点滴を外して2日目。
腕が自由になるってやっぱりラクだわ~
寝るときのストレスがない!

最近この病院でも新人看護師の研修が始まり、
昨日から点滴の差し替えに新人さんが加わった。

通常5~10分ぐらいで済むんだけど、
隣の人は差し直しで30分ぐらいかかってて気の毒だったな。
(点滴針は注射針より太くて痛い)


内服薬の効力は点滴の1/10位らしく、
基本1日3回食後なんだけど
3時間以上置けば何回でも飲んでいいそう。

初日はやっぱり張り返しがあり、
張る回数も増えたし、今朝のNSTでも大きめの山が2回(泣)

だけど注射や頓服薬を飲まなくて済んだので
なんとかセーフかな。



そして先ほどミラクルが☆!!☆!!☆

突然主治医がやって来て…
「金曜日にここ出る?」って。

はっ!?

言葉に詰まり「はい!いいんですか」と言うと、
「じゃ、今日からシャワーと病棟内フリーね」と言って去って行った。

一瞬のことだったのでほかに質問できず。。。


↓あとで看護師さんが来て説明してくれた↓

外出ではなく退院の許可が出たので、
今後は外来で経過をみていくとのこと。

点滴が外れてもお腹の張りがひどくはなってないし、
頸管長もしっかりあるし(なんたって6㎝!)、
赤ちゃんも30週を超えて2000gあるからまぁ大丈夫かと。

家ではもちろん安静生活が基本で、
もし張りが強くなったり出血などの症状が出たら再入院。

帝王切開術については今後の健診時においおい説明。


これは夢?現実?
やっぱりおばあちゃんが私を呼んでくれた!?

毎日ベビーたちにブツブツ声かけしてるおかげだね。
興奮しすぎてお腹が張り過ぎないよう、
退院日まで気を抜かずみんなで(胎盤や子宮さん)頑張ろうね~♪


※後談

夜、旦那さんに退院のニュースを伝えたら
「…マジ!?…ショック!!」だって。

喜んでくれないのかと思ったら、

1:急な話だったので部屋を片付けてないから怒られそう
2:動きたがりの私が家で安静にできるわけがなく、
  入院しててくれた方が安心

という理由らしい。

そんなことありませんがな~
入院生活で成長したよ、私。

多少散らかってるぐらいではいちいち怒らないし、
姫のように安静生活させていただきますよ(^_^)