ロータスの部屋

不妊治療にて授かったアラフォー主婦のひとりごと。
妊活や子育てを中心とした日々の暮らしなど。

入院⇒手術前日

2012-05-31 | 入院生活
本日、14時より(3度目の)入院。
と言っても今回は明日の帝王切開に備えてだから、
前回までの緊急入院とは訳が違います。

大部屋or個室のどちらがいいか聞かれたけど、
個室は寂しいのでとりあえず今日のところは大部屋で。
産後に個室が空いてたら移動しようかな�・


ベッドに着くと助産師さんから入院生活の説明があり、
帝王切開手術は13時からに決定!

赤ちゃんはすぐに出て来てくれると思うけど、
前置胎盤なので手術自体は2時間ぐらいかかるそう。


続いて手術担当の女医さんが挨拶に来てくれ、
最後に麻酔科医の女医さんによる麻酔の説明。

手術担当はてっきり主治医(部長)だと思っていたら
私より若いと思われる女医さんで(30代半ばくらい?)、
麻酔科医はさらに若い今風な女医さん(20代?)だった。
チーム女子会って感じでいいかも(^_^)


その後、いつものNSTをした後、剃毛。
……チクチクして痛い(-_-;)

今夜は9時以降絶食で明朝は6時以降絶飲なので、
夕食後に甘い物をしっかり食べておく♪

そして明日の午前中は浣腸や点滴や導尿やNSTや
手術着に着替えや弾性ストッキングを履いたりで忙しそう。

もう本当にいよいよだ!!


この部屋では私以外の3人はみんなニューマザーさん。
昼間は母子同室なので赤ちゃんの泣き声が響き、
産まれたばかりの新生児の声にキュンキュンしてます♪

明日の今頃はどんな感じなんだろう?
私もやっとやっとベビーに会えるんだよね♪


正直、胎盤のことがあるから手術は不安…

でも子宮の入口に必死でしがみついて
2度の警告出血にも耐えてくれた子だし、
最初に流産した子が自らを犠牲にしてつないでくれた命だし、
天国のおばあちゃんに守られた尊い命でもあるから
きっと運の強い元気な子だと思う(^o^)

そう思えれば何も怖くない!
すべてはうまくいく!

今夜は母子一体最後の夜☆
今日も語りかけながら眠ろうzzz...
(なかなか眠れないと思うけど)




まさかの…再入院⇒退院

2012-05-16 | 入院生活
5月9日(水)34W4D
母親学級の続き↓↓↓

タクシーで帰宅し「疲れたな~」とトイレに入ると
……まさかの2か月ぶりの出血!!

今回は赤茶色の出血(古い血)で、
量は多くもなく、少なくもなく。

「まさか昼間の転倒のせい!?」と後悔する(涙)

出血は止まっていたので慌てることはなかったけど、
17時を過ぎていたため救急外来→看護士→当直の産婦人科医の順に
電話を変わってもらい、再度タクシーで病院へ。

救急外来で受付をし、診察室で内診台に上がろうとしたところ、
今度は鮮血がポタッ…もう観念しました(泣)

幸い出血はそれだけで済み、
内診もエコーも特に問題はなく、
ベビーも元気で大きさも週相当あるのでとりあえずひと安心。

先生いわく転倒が原因ではなく、お腹も大きくなってるし、
やはり前置胎盤だとどうしても出血しやすいそう。

NSTをしたら大きめの波が珍しく3回もあり、
お腹が張ってるということでまたもや入院になってしまいました(>_<)

少しショックだったけど、でも今回はかなり冷静。
何かあったときのためにも管理入院しとけば安心だし…
と気持ちを切り替え、
旦那さんに電話をして入院セットを持って来てもらう。
(毎度ゴメンよ~)

入院する部屋は前回と同じ6人の大部屋。
窓際は古株さんが使用中だったので(顔見知りの2人)、
私は真ん中のベッドへ。

でも今回は点滴がないだけでも有り難いし(内服薬のみ)、
後期妊婦にとってリクライニングベッドは楽だわ~☆

またもや危機を乗り越えて助けてもらったよ、ありがとう(^_^)
といろんなものに感謝しながら再入院初日の夜は更けていった。
(タンコブ痛い)



再入院2日目↓

いつものスケジュールで入院生活がスタート!
主治医の診察がないんですけど…
これは症状が安定してるってことだね。

茶色の少量の出血はまだあり。

手術日まであと3週間と先が見えてきたからこのまま入院でもいいけど、
やっぱり直前に一度は退院したいなぁ。
そんなふうに余裕を持って考えられるだけでも成長したかしらん!?

NSTではもう横を向かないとお腹が重くてしんどい。
前回入院時とはまた違った波形で、
今回はさざ波も山もないので安心☆



再入院4日目↓

昨年娘ちゃんが産まれた後輩が、
使えるベビグッズをたくさん持ってお見舞いに来てくれた♪

だいぶ前から合う約束をしていたんだけど、
入院のため延び延びになってて…
クーファンも貸してくれたよ~(^o^)



再入院5日目↓

私の好きな主任看護士さんが検温のとき、
「お腹の張りもないし、出血も止まってるし、
たぶん手術までには退院できると思いますけど~」だって!

ベテランさんが言ってくれるんだから嬉しいね。


4日前に入院してきた34週の隣の妊婦さん。
低血糖らしく1日に何回も血糖値の計測をしている。

昨夜、出血(おしるし)があったので夜中にNSTをしてて、
今朝ついに子宮口が3㎝開いて痛が始まってしまった様子。
経産婦なので今日中の出産になるとドクターに言われていた。
でも糖尿のせいかベビーが小さく、NICU行きになるそう…
設備が整っている病院で良かったね。

本人は突然のことで使えない旦那に苛立ちながら
陣痛室に運ばれていったけど頑張って欲しいな。



再入院6日目↓

ここへ来てやっと主治医によるエコー。

久々の計測は…
推定体重⇒2723g(36W5D相当)

相変わらず胴回りが太いため重めに出たけど、
他のパーツもトータルで含めて考えると2500gぐらいかなぁ。

先生いわく
「大きさより成熟度(週数)が大事だから」って。

でもすご~い!
正期産児とあまり変わらない大きさまできたよ(^_^)

その後、エコーを見ながら
「たぶん大丈夫だと思うけど…明日帰るか!」と嬉しいお言葉☆
待ってました!帰りますとも~♪

「そのかわり安静にしてよ」と渡された退院許可書には、
前回の退院時のものより要安静度が高かった(-_-;)

先生ありがとう♪



再入院7日目&退院1日目↓

NSTを済ませ(問題なし)、午前中に旦那さんと無事に退院。

患者さんの入れ替わりが激しい病棟なので、
去り際もひっそりと(出産でまた戻ってくるし)。

でも産婦人科は本来明るい病棟だからね。
なぜなら…お腹の中には“希望”が宿っているから☆
次に来るのは出産前日だからねと自分にも言い聞かす。

お昼はなるべく早く食べられるものをと回転寿司へ。
そして車椅子に乗って、
手っ取り早くスーパーで買物をして帰宅。

どうしても片付けとかしたくなっちゃうけど
なるべく最小限にとどめて我慢我慢。
旦那さんをうまく使わせてもらってマス!

やっぱりうちはいいね(^o^)



退院2日目↓(今日)

朝、ゴミ出しや朝食で動いたら茶色の出血があったので急いで横になる。
今日は旦那さんの仕事が急に休みになったので、
郵便局と本屋とスギ薬局と花屋(母の日用)に行きたかったけど断念だな…。

ここまで頑張って来たんだから
フライングして産むわけにはいかない!

あと少し、安静第一におとなしくしていよう。



まさかの…退院

2012-04-21 | 入院生活
まさかで始まった入院生活からちょうど2か月(8週間)、
昨日の午前中、無事に退院できました♪

当日は早朝4時から目がギンギン&ランラン☆
もし退院取り消されたらどうしよう…と心配で眠れず。

朝のNSTもなんとかクリアし、
張り止め薬(ルテオニン)をたんまりもらって退院。

旦那さんが服を持って迎えに来てくれたんだけど、
2か月ぶりにワンピースを着たら…
足細っ!!
腕細っ!!
頬もこけた!!

嬉しいような悲しいような(-_-;)
筋肉が完璧にありまへん。

出戻り予定の妊婦なので、
看護師さんからの「おめでとうございます」もなく、
思いっきりスルーされながら帰って来ました。


久々の下界は小雨で肌寒かったけど空気が気持ちい~!
新車初の乗車は助手席ではなく後部シートで寝たきり。

お昼はさすがに外食する体力がなかったので、
コンビニでおにぎりとスープとスイーツを買って家で。
さすがに味付けがしっかりしてて美味しかったな~♪


その後、数日分の着替えや礼服など実家に帰る支度をして
おばあちゃんが入院する病院へ。

2月の半ばに実家で会ったときは、
歩いて食べて喋ってトイレに行けて…だったのに、
昨日はいろんなチューブや酸素吸入器を付けられ、
か細くなって身動きもできず目もうつろ(泣)(涙)

でも帰って来たからね、おばあちゃん。

「○○○だよ、分かる? お腹見て!大きくなったでしょ。
もうすぐ赤ちゃん産まれるからね」と言うと分かったみたいでまた涙。

車椅子で連れていってもらったんだけど、
やっぱりちょっとしんどかった(>_<)
でも病院内にいればもしものことがあっても大丈夫。

それよりも間に合って本当に良かった(^o^)

そして今日、昨日よりは多少良くなってるように見え、
私の問いかけにも反応してくれて少し安心したけど、
病室で私と妹の3人になったときはさすがに泣けて泣けて…

遅くなってゴメン…。
これから毎日会いに来るからね。



入院生活のメリット

2012-04-19 | 入院生活
昨夜、いよいよおばあちゃんが危ないと連絡があり、
いろんなことを考えてたらほとんど眠れなかった。
しかも今朝、体重を計ったら1kg減ってるし…

もう意識朦朧でどこまで持ってくれるか分からないけど、
明日は退院したらすぐに病院へ行こうと思う。



それから退院を明日に控えた今、
入院生活も悪くなかったと思えること↓


★管理されているから安心

設備の整った病院で医師や看護師さんに24時間体制で診てもらえ、
毎日の回診や問診、NST、週1の健診、食事(上げ膳据え膳)など、
妊婦が無理をしないよう体調を細かくチェックしてもらえるから安心。
これぞまさに管理入院!

警告出血があったおかげで前置胎盤が判明し、
入院して大事に至らずに済んだ。
あのまま出血がなく無理をしていたら
後期の大量出血につながっていたかもしれない。


★医師や看護師、助産師さんの仕事に触れた

このご時世、なりての少ない産婦人科医に就いてるってだけで尊敬。
他院から搬送されたハイリスク妊婦を扱い、緊急のオペにも対応。
悪い人はいないに決まってる!というぐらい、
ドクターたちは真面目で優しくていい人だった。

初めての入院で丸2か月看護師さんにお世話になり、
医療に関わる専門的なことからお世話的な雑務まで
こんなに大変な仕事があるんだなぁと実感。

若い看護師さんでも子どもがいる人が多く、
普通に夜勤やってたりするから尊敬しちゃうね。

※いつもお世話をしてくれる美人看護師さん、
「私も切迫早産で27~36週まで2か月入院してたんだよ」
とか話してくれてなんか嬉しかったな。

今まで看護師になりたい!なんて1ミリも思ったことがないけど、
子どもの頃に長い入院体験があれば
この素晴らしい職業に就きたいと思ったかもしれない。


★家族や友人の優しさに触れた

高速を使って1時間の場所にある実家から
毎週のように手料理を持って来てくれる母&ドライバーの父。
絵や手紙を書いて持って来てくれた甥っ子や姪っ子。

メールで励ましてくれたり差し入れを送ってくれたり、
いろいろ心配してくれた友人たち。

そしていちばんお世話になったのはやっぱり旦那さん。
仕事が忙しいのにほぼ毎日来てくれ、
私の下着やパジャマの洗濯に始まり、
あれこれ買って来て(ナプキンとか)の注文にも嫌な顔をせず、
何でもやってくれた優しい旦那よ、本当にありがとう♪


★母性が芽生えた

不妊治療までして授かった子なのに、
入院前は母親になる喜びや実感があまり感じられなかった。
(つわりでそんな余裕が…)

でも今はさすがにお腹の子について考える時間が増え、
24時間いつも近くにその存在を感じられるようになった。
期間限定の母子一体生活を楽しみながら
子を産んで育てることに責任も感じている今日この頃。


★妊娠⇒出産は奇跡の連続だった

不妊治療で妊娠の尊さや難しさ、喜びは感じてたけど、
ようやく妊娠できた後でも流産や早産の危険、
様々なトラブル&症状の妊婦さんがいることを知った。

無問題だと思っていたマタニティライフが一転し、
人生一筋縄ではいかないな、と。
国が違ったり、ひと昔前の日本ならお産で死んでたあろう私。
入院中、いろんな症状について調べたり、妊婦ブログをのぞいたり、
またもや妊娠博士!?ってなぐらい詳しくなってしまった私…

※最近、DVDで『ギネ~産婦人科の女たち~』を見たんだけど、
私と同じ子宮外妊娠の中でも珍しい間質部妊娠の女子高生が患者で出ていた。
「残念ですが卵管と子宮の一部切除ですね」とギネに言われ、即手術。
彼女はB型Rh-で、運悪く同じ血液型の救急妊婦さんが運び込まれ…
ストック用の輸血が足りなかったため、女子高生の子宮が全摘に(涙)

お~怖っ!!
他人事とは思えない内容だった(-_-;)


★当たり前の生活の有り難さを実感

24時間点滴の寝たきり生活で、
普通に歩いて好きなことができる素晴らしさを再確認した。
妊娠は病気じゃないって言われても
入院当初の心は半分闇だったからね。。。
この経験があれば残りの妊娠生活も乗り越えられそうだし、
手術も頑張れそうだし、その後の育児も楽しめそう☆
人生に無駄はなし、有難いことだらけだね。



お見舞いと点滴と退院

2012-04-18 | 入院生活
今日は友人2人がお見舞いに来てくれた。

入院してからありがたいことに
みんながお見舞いに来てくれるって言ってくれてたんだけど、
こんな姿を見せるの辛いし、心の余裕もないので断ってたの。

だけど、やっとその優しさを受け入れることができ、
今日はるばる来てもらった(しかもおみやげ付き♪)。

2人ともママさんで(私よりずっと若い)
ひとりは生後5か月の娘ちゃんも一緒に。

必要・不必要なベビーグッズとかも教えてもらい、
良かったらこれ使ってよ~と言ってもらえたので
あんまり早とちりして買わなくても良かったみたい。

久々に友達と話せて楽しかったし、
いい気分転換になりました。
ありがと~(^o^)



本日、点滴を外して2日目。
腕が自由になるってやっぱりラクだわ~
寝るときのストレスがない!

最近この病院でも新人看護師の研修が始まり、
昨日から点滴の差し替えに新人さんが加わった。

通常5~10分ぐらいで済むんだけど、
隣の人は差し直しで30分ぐらいかかってて気の毒だったな。
(点滴針は注射針より太くて痛い)


内服薬の効力は点滴の1/10位らしく、
基本1日3回食後なんだけど
3時間以上置けば何回でも飲んでいいそう。

初日はやっぱり張り返しがあり、
張る回数も増えたし、今朝のNSTでも大きめの山が2回(泣)

だけど注射や頓服薬を飲まなくて済んだので
なんとかセーフかな。



そして先ほどミラクルが☆!!☆!!☆

突然主治医がやって来て…
「金曜日にここ出る?」って。

はっ!?

言葉に詰まり「はい!いいんですか」と言うと、
「じゃ、今日からシャワーと病棟内フリーね」と言って去って行った。

一瞬のことだったのでほかに質問できず。。。


↓あとで看護師さんが来て説明してくれた↓

外出ではなく退院の許可が出たので、
今後は外来で経過をみていくとのこと。

点滴が外れてもお腹の張りがひどくはなってないし、
頸管長もしっかりあるし(なんたって6㎝!)、
赤ちゃんも30週を超えて2000gあるからまぁ大丈夫かと。

家ではもちろん安静生活が基本で、
もし張りが強くなったり出血などの症状が出たら再入院。

帝王切開術については今後の健診時においおい説明。


これは夢?現実?
やっぱりおばあちゃんが私を呼んでくれた!?

毎日ベビーたちにブツブツ声かけしてるおかげだね。
興奮しすぎてお腹が張り過ぎないよう、
退院日まで気を抜かずみんなで(胎盤や子宮さん)頑張ろうね~♪


※後談

夜、旦那さんに退院のニュースを伝えたら
「…マジ!?…ショック!!」だって。

喜んでくれないのかと思ったら、

1:急な話だったので部屋を片付けてないから怒られそう
2:動きたがりの私が家で安静にできるわけがなく、
  入院しててくれた方が安心

という理由らしい。

そんなことありませんがな~
入院生活で成長したよ、私。

多少散らかってるぐらいではいちいち怒らないし、
姫のように安静生活させていただきますよ(^_^)