初体験／リッジモント・ハイ

監督 エイミー・ヘッカリング
キャスト ショーン・ペン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ジャッジ・ラインホルド、フィービー・ケイツ、レイ・ウォルストン、アマンダ・ワイス、フォレスト・ウィッテカー、エリック・ストルツ、ジェームズ・ルッソ、ニコラス・ケイジ、アンソニー・エドワーズ、マーティン・ブレスト
1982年　アメリカ
ジャンル：ドラマ、コメディ、学園

【あらすじ】
南カリフォルニアのリッジモント高校で新学期が始まった!ラリってばかりのサーファー、ジェフ・スピコリは、今日もまた遅刻。歴史のハンド先生に目をつけられてしまう。一方、学園の人気者ブラッドの妹で、ウブな新入生のステイシーは、経験豊富な親友のリンダから、恋のレクチャーを受ける。

【感想】
それにしても８０年代ダサすぎ。

青春学園ドラマって製作から10年経ってしまうと、見れたもんじゃないです。登場人物のファッションや言葉使い等、当時の流行、文化等があまりに時代遅れなので見ているこっちの方が恥ずかしくなってきます。

そんなわけで、この作品もまあ例に漏れずだと思います。「毎度お騒がせします」を思い出すと言っていた方がいましたが、その臭いがプンプンすると思います。（私もこれらはリアルで見てたわけではありませんけど・・・）
まあいつの時代であれ、流行の違いさえあれど、学生の考えていることは常に同じだというのだけは普遍の事実なのかもしれません。

ちなみに、この映画が未だに語り草になっているのは、これだけアホ映画にもかかわらず、後の一流俳優が下積み時代として多数出演していることです。全くの偶然なんでしょうけど、こういうことってあるんだなと感心してしまいます。よほど監督に人を見抜く力があったのでしょうか。

ショーン・ペンやジェニファー・ジェイソン・リー、フォレスト・ウィッテカー、ニコラス・ケイジ、エリック・ストルツ、アンソニー・エドワーズ他、本当にそうそうたる顔ぶれですけど、彼らにとってはあまり口に出したくない作品かもしれません。（初めて知りましたが、マーティン・ブレストまで役者として出演しているのですね。）

何事にもキャリアアップには下積み時代は大切だと実感できる映画です。

お薦め度：★★★☆☆☆☆☆☆☆

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