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ダイヤルM

2009-04-15 00:01:45 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆
監督 アンドリュー・デイヴィス
キャスト マイケル・ダグラス、グウィネス・パルトロウ、ヴィゴ・モーテンセン、デヴィッド・スーシェ、コンスタンス・タワーズ
1998年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、リメイク

【あらすじ】
実業家スティーヴン(マイケル・ダグラス)は妻エミリー(グウィネス・パルトロウ)の浮気相手デイヴィッド(ビィゴ・モーテンセン)に妻殺しを依頼する。しかし計画実行の際、別の強盗が押し入り、彼女が正当防衛で強盗を殺してしまったことから、事態はおかしな方向へ…。

【感想】
「ダイヤルMを廻せ!」のリメイクとは思えない内容。そもそもシナリオが全然異なるので名前に便乗しただけだと思います。オリジナルと比べてどこがどう劣化したとかいう指摘をする気さえも起こりません。

根底にあるのがサスペンスとしての作り方があまりにお粗末。特にラストの工夫のなさが酷い。全体的にテンポが悪く、シナリオも練られていない。
私はオリジナルを先に見ているので本作を鑑賞する前に夫婦の持っているそれぞれの鍵のありかが重要で、これらの動きに注意しないとシナリオを見失ってしまうと気合を入れていたのですが、全く無駄なことをしてしまった。ド派手なだけのアクション映画と同様に軽い気持ちで何も考えなくても余裕です。

主演のマイケル・ダグラスは悪くないキャスティングだと思いますが、奥さんの不倫相手の画家(アラゴルン役だった人)がイマイチ。機転を利かせて奥さんの殺人に代役を立てるようなしたたかさを持ち合わせているはずなのですが、それが雰囲気的にあまり感じられなかった。

この出来なら日本の火曜サスペンス劇場とかの方がよほどましだと思います。

お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

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