映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

Vフォー・ヴェンデッタ

2008-01-04 13:29:32 | ★★★★★★★★☆☆
監督 ジェームズ・マクティーグ
キャスト ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング、スティーヴン・レイ、スティーヴン・フライ
2005年 アメリカ、ドイツ
ジャンル:アクション、サスペンス

【あらすじ】
第3次世界大戦後、独裁国家となったイギリス。国家を相手にひとりテロ活動を続ける仮面の男“V”と彼に出会い自分自身の真実に目覚めたイヴィーが自由と正義を取り戻す革命のために立ち上がった…。

【感想】
悪趣味かと思われるかも知れませんが、個人的にはこの手の映画はかなり好きです。少し粗削りで肌に合う人と合わないで大きく評価が分かれると思います。「ファントム・オブ・パラダイス」や「未来世紀ブラジル」辺りが好きな人には合うでしょう。カルト映画だと思います。

国は独裁者によって統治され、反抗する人間は容赦なく殺し、マインドコントロールによって、国民の自由な思想や意思を支配しています。その中でVは独裁者を打倒するために立ち上がるのですが、Vの目的も正義ではなく、個人的な復讐のためです。そのためテロを企て、反抗する人間は容赦なく殺していきます。仲間も犠牲になっています。なのでVは決してヒーローではありません。最後はそれにふさわしい結末が待ち受けていたのは納得でした。Vの正体を語るシーンがありますが、あれは名セリフだったと思います。

ちなみにV役のヒューゴ・ウィービングはマトリックスのスミスでも有名ですが、この作品では素顔を一切晒していません。損な役だと思いますが、しっかり演じています。またナタリー・ポートマン程の知名度がある人が髪の毛を剃るのもかなり驚きます。この役者陣の気合に+1点します。

お勧め度:★★★★★★★★☆☆


Vフォー・ヴェンデッタ

ワーナー・ホーム・ビデオ

このアイテムの詳細を見る




最新の画像もっと見る