イーオン・フラックス

監督 カリン・クサマ
キャスト シャーリーズ・セロン、マートン・ソーカス、ジョニー・リー・ミラー、ソフィー・オコネドー、フランシス・マクドーマンド
2005年　アメリカ
ジャンル：SF、アクション

【あらすじ】
品種改良によって発生したウィルスにより、人類の99％が死滅した2415年の世界。だが生き残った500万人の人類は、汚染された外界とは壁で隔てられた都市ブレーニャで圧制されながら暮らしていた。そんな政府に抵抗する反政府組織“モニカン”。そんな“モニカン”のひとり、イーオン・フラックスはブレーニャの支配階級の暗殺を命じられる…。

【感想】
シャーリーズ・セロンをきれいに、かっこよく見せるためだけの映画。本当にそれだけです。そのためかCGをふんだんに使い、ストーリーは深みが感じられない。
ちなみにこのシャーリーズ・セロンの部分をミラ・ジョヴォヴィッチに置き換えるとウルトラヴァイオレットの評価になってしまいます。

ストーリーに深みがないと書きましたが、簡単に書けば、クローンで永遠に生き続けるよりも、一度だけの人生の中で一生懸命生きることを選択した話です。よって時間は限られているのでその中で努力することの大切さを言っているのだと思います。

このように書いてみると松本零士の世界みたいでよさげなのですけどね。残念なことにぜんぜん訴えてくるものがないんですよね。（一応、その分だけウルトラヴァイオレットより高評価にしました）

お勧め度：★★★★☆☆☆☆☆☆

イーオン・フラックス プレミアム・エディション ジェネオン エンタテインメント このアイテムの詳細を見る