監督 ジョン・ウー
キャスト クリスチャン・スレーター、ジョン・トラヴォルタ、サマンサ・マシス、ジャック・トンプソン、ハウィー・ロング、フランク・ホエーリー、ボブ・ガントン、カートウッド・スミス、クリス・マルケイ、デルロイ・リンドー
1996年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス
【あらすじ】
最新銃ステルス爆撃機のパイロット・ヘイル大尉は核弾頭を搭載しての演習中に予期せぬ事態に遭遇する。隣で操縦していた上司ディーキンス少佐が核弾頭を強奪した上、基地に「ヘイルが狂った」と嘘の連絡。機外に放り出されたヘイルは、消えたディーキンスの後を追うが──。
【感想】
ジョン・トラヴォルタが核ミサイルを持ち逃げ。同僚のクリスチャン・スレーターが偶然知り合った女性と一緒にこれを追う。ツッコミどころ満載だと非難されるのをわかっておきながら、それでもご都合主義で押し進めるジョン・ウーらしいツッコミどころ満載の映画です。
「パルプ・フィクション」で見事に復活したジョン・トラヴォルタがいい悪役ぶりを発揮している。多分、これがなかったらツッコミどころをいくつも並べる形で酷評しかしていなかっただろうと思う。私の中では彼のおかげで救われた。基本的にハリウッド映画で核が出てくるアクション映画はどれも馬鹿っぽいです。
いきなり何の脈絡もなくアクションがスローモーションになるのは今だから「ジョン・ウーだから」という理由で許容しているが、当時からすれば全く意味不明な演出だと思った自分がいたのは事実です。従って耐性のない人がいきなり鑑賞したら呆れると思う。(ちなみに本作では鳩は飛びません)
一応、新旧二大スター対決の形を取っているのですが、クリスチャン・スレーターに関してはすっかりトラヴォルタに食われてしまったという印象。影が薄いと罵られても仕方のない存在感で損な役回りだったと思います。トラヴォルタのキレ具合に対し、悲哀のようなものが出せれば作品全体の雰囲気がぐっと引き締まったのではないかと思う。残念です。
スピード感はあるし、画面全体を覆いつくすような爆発も迫力はある。ただストーリーが無茶苦茶という映画。記憶には残らないが暇つぶしにはなるという位置づけです。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆
キャスト クリスチャン・スレーター、ジョン・トラヴォルタ、サマンサ・マシス、ジャック・トンプソン、ハウィー・ロング、フランク・ホエーリー、ボブ・ガントン、カートウッド・スミス、クリス・マルケイ、デルロイ・リンドー
1996年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス
【あらすじ】
最新銃ステルス爆撃機のパイロット・ヘイル大尉は核弾頭を搭載しての演習中に予期せぬ事態に遭遇する。隣で操縦していた上司ディーキンス少佐が核弾頭を強奪した上、基地に「ヘイルが狂った」と嘘の連絡。機外に放り出されたヘイルは、消えたディーキンスの後を追うが──。
【感想】
ジョン・トラヴォルタが核ミサイルを持ち逃げ。同僚のクリスチャン・スレーターが偶然知り合った女性と一緒にこれを追う。ツッコミどころ満載だと非難されるのをわかっておきながら、それでもご都合主義で押し進めるジョン・ウーらしいツッコミどころ満載の映画です。
「パルプ・フィクション」で見事に復活したジョン・トラヴォルタがいい悪役ぶりを発揮している。多分、これがなかったらツッコミどころをいくつも並べる形で酷評しかしていなかっただろうと思う。私の中では彼のおかげで救われた。基本的にハリウッド映画で核が出てくるアクション映画はどれも馬鹿っぽいです。
いきなり何の脈絡もなくアクションがスローモーションになるのは今だから「ジョン・ウーだから」という理由で許容しているが、当時からすれば全く意味不明な演出だと思った自分がいたのは事実です。従って耐性のない人がいきなり鑑賞したら呆れると思う。(ちなみに本作では鳩は飛びません)
一応、新旧二大スター対決の形を取っているのですが、クリスチャン・スレーターに関してはすっかりトラヴォルタに食われてしまったという印象。影が薄いと罵られても仕方のない存在感で損な役回りだったと思います。トラヴォルタのキレ具合に対し、悲哀のようなものが出せれば作品全体の雰囲気がぐっと引き締まったのではないかと思う。残念です。
スピード感はあるし、画面全体を覆いつくすような爆発も迫力はある。ただストーリーが無茶苦茶という映画。記憶には残らないが暇つぶしにはなるという位置づけです。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆
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