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ノウイング

2010-10-11 19:37:05 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 アレックス・プロヤス
キャスト ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、ベン・メンデルソーン、アラン・ホップグッド、ナディア・タウンゼンド
2008年 アメリカ
ジャンル:SF、パニック

【あらすじ】
息子が持ち帰ったタイムカプセルに収められていた1枚の紙。そこに羅列された数字に興味を持ったジョンは、やがて奇妙な事実に行き当たる。

【感想】
地球滅亡の危機。 と見せかけて本当に滅亡してしまう映画は好きです。太陽の異常現象発生だと言っているのだから人類の力ではなす術なしですよ。「アルマゲドン」のように助かってしまう方がどうかしてるのである。たまにはこういうのがあってもいいでしょう。表現の自由ということで許してあげて下さい。

ノアの方舟を現代風にアレンジしただけの話なのでもう少し工夫が欲しかったのも事実。CGを多用するあたりが格調や品位という点で首を傾げたくなる部分であり評判が悪いのは理解できます。

タイムカプセルに書かれていた数字の謎を解いていくと、歴史上の大惨事の発生日時と死亡者数がわかり、最後に全員が死ぬということが発覚します。主人公がこの地球滅亡の危機をどうやって防ぐのかと思いきや話は「ノアの方舟」パターンへ。「どうしてそっちの方向に行くかなー」と思わせてくれる脱力感のある展開で好きです。しかも二人の子供は助かったのだから全員ではないだろうというツッコミを入れたくなった。数字の謎自体も最初からトリックがわかってしまうのでこれだけで引っ張るは苦しかったです。残りの数字の意味が座標を示しているとかどうでもいい話だった。加えて人々がパニックに陥る様子はもう少し詳細に描いていただきたかったです。

それでもこういう結末にでもしない限り全く記憶に残らない映画だったのは事実。人類滅亡エンドは直ぐに思い出せるのは「続・猿の惑星」くらいですね。以降の続編ではすっかりなかったことになってましたけど・・・・。ニコラス・ケイジのあの真剣な表情と共に笑わせていただいたので満足です。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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