Go The Distance!

地球が、自然が、人が、好き
走ること(Swim, Bike, Run)が大好き
ウッドキャビンの部屋にようこそ!

3位入賞…記録抹消 (通常版)

2009-12-27 18:41:41 | ラン


昨日の自分のブログを見て
何だが言い訳がましいことを書いてるなぁ…と恥ずかしくなりました



ですが、どうもいつも大会前に何か起こるのは…自分の宿命なんでしょうかね

今朝は、5時起きの6時朝食、7時出発…の予定だったのですが
夜中からYOMEの体調は良くない…どうやらシジャン(市場)で買った生牡蠣キムチがアタッタようでお腹の調子がよくない
朝からかなりグッタリしているYOMEですが、昨晩までは元気で
今日のレースもハーフで出る気マンマンだったんです

一緒に欠場するか
YOMEを置いて出発するか
私が出場してYOMEは応援にまわるか

三者択一

とにかく7時出発の予定を変更してギリギリまで休ませることに
…8時半まで
公共交通機関でなくタクシーを使えば、スタート開始(10時)までに間に合う
(自宅から会場のキンメまで1時間~1時間半)

そして8時半
「家にいても、会場にいても一緒だから」
とのことでYOMEもレース会場へ
タクシーを呼び、運転手さんに事情を話すと
「すっ飛ばしていくからよ!」
ということでジェットコースーター並みに飛ばして会場へ
私もYOMEも無口です…恐ろしかった…

9時40分、会場到着
普段ならタクシーで高速使っても2万Wも払えば充分なのですが
なにやらすっ飛ばしたので6万W払えと言われる
ここは言い争いしている場合じゃないので(ぼられている気がするが)とにかく払うことに

すぐに会場で、いつもお世話になっているウヘンデトライアスロンクラブ(以下UT)の
メンバーと合流
受付に連れて行ってくれ急ぎ事情を話し、当日受付の手続きをしてくれる
またまた仲間に助けられました
感謝感謝
荷物預けのブースが込んでいたので、UTの方の車に荷物を置かせてもらう
トイレに行って最後の軽量化
この時点で9時45分

現在の気温0度
このままアップもなしに走れば絶対ケガすると思い
10分だけジョグでアップ

9時55分
ストレッチをすませ上着とズボンを脱ぎスタート地点へ
今日はペース走のつもりだったので本気モードの服装ではない
(何より寒かったし)
靴はレース用のオーダーシューズ(アシックス)
靴下は、フランクショーターの5本指ソックス
下は、CW-Xレボリューション
上は、冬用アンダーアーマーの長袖
手には、アンダーアーマーの手袋
帽子も、アンダーアーマーのフリースキャップ
…と練習着とあまり変わらない
(もちろん、普段の練習では、この上に上着とパンツを履きますが)

スタート前
親友のブルース君と


ブルース君も足の故障でしばらく走れなかったようだ
「今日は、ペース走で1キロ4分15秒ペース。1時間25分ぐらいで行く」
というと、
「君についていくよ」
とのこと



スタート直前
自分のペースで走りたかったので、位置取りはかなり前の方に並んだ
後ろにいると、前にでるだけで何分もかかってしまうので



ブルース君いわく
「精神力の問われるコースだ」



確かにどこまでも見通せるようなまっすが坂が続いている
スタートしてすぐずっと登りが続く



しかし、今回のコースは周回コースなので、登りが続くということは
必ず下りもある
これがどちらもダラダラ続く

後で分かったことなのだが、自分ではハーフにエントリーするつもりだったのだが、
ハーフではなくきっかり20キロのレースだったらしい

スタートしてこのダラダラ坂を登りはじめてから先頭集団がバラバラ落ちてくる
3キロを過ぎたあたりで10メートルほど前に二人
私とブルース君が3番手、4番手で続く

前、二人を抜いてしまいたい…と何度も思ったが
今日はペース走
今日はフルマラソンを走るための調整
何度も自分に言い聞かして、とにかく4分15秒±5秒前後をキープ



風は若干あったが、いつものプ~さんに比べたら無風といってもいいぐらいだ
ブルース君は長い下りで離れてしまったらしい

そのまま走り続けると
先行して出発したフルマラソン組に追いついてしまったので
20キロの先頭がどこにいるのかわからなくなってしまった



記録を狙っていた訳でもないのでここからは
自分との戦い
といっても、4分15秒ペースはかなり余裕がある
もともとフルのサブスリーを狙うタイムなのだから当然と言えば当然なのかもしれない
フルでは、この倍の40キロ以上走るんだ
ここで4分15秒をキープできなきゃ話にならん!
と自分を鼓舞しながら走る



平地では、4分15秒をキープ
下りでは、ピッチ走法に切り替え、呼吸を回復に努めていたので
タイムは気にしていなかったが、ペーストしては3分50秒くらいだったかな
登りでは、4分25秒を下回らないように腕の角度を大きく体幹がズレないことだけを意識



ラスト2キロでもかなり余裕があった
正直スパートをかけたかったが、ここでもガマン
一番知りたいのは、ゴール後どれだけ(20キロ以上走れる)余力があるかどうかだ



2度目のスタート地点折り返し
…と思っていたら沿道で応援していたYOMEが
「ゴール!ゴール!!」と指差すのでスタートゲートをくぐると
周りから拍手が
なので、一応手を上げてゴール

…が当の本人は、イマイチ分かっていなかったの
何だかポーズも様になっていない

本当にゴールしたのか?
まだどこか走らなくちゃいけないコーナーがあるんじゃないのか??
正直、全然余裕があったので、とてもじゃないがゴールした実感がない

混乱したところで
厳しい顔した審査員らしき人が名前とゼッケン番号を確かめる
これまた厳しい目つきで別の係の人を呼び
なにやら首にかけてくれた

(かの地の言葉に堪能な)YOMEが
「3位だよ
と伝えてくれて、慌てて腕時計のストップウォッチを止める

1時間16分39秒

ウソだろ
ベストタイムが1時間20分
これまた混乱する

そうだ!
ブルース君の応援に行かないと!!
と、急いでコースを逆走
2キロほど戻ったところでブルース君を発見
そのまま彼の前について一緒に走った
4分20秒ペースぐらいで引っぱる
ラスト1キロの登りに入りペースが4分30秒まで落ちる
給水所で水をもらいブルース君に届ける
かなり辛そうだ
「腕を振れ!もっと大きく!」
声をかけつづける
ラストの下り数百メートル
「ここからピッチを上げて!ピッチだ!」
ブルース君のストライドに合わせてゴール直前まで一緒に走る

無事、ブルース君ゴール
かなり辛かったようだ
ゴール後は、胃の中のものを全部出して座り込んでいた

こちらはもう少し走りたかったが、今日は目的は達成できたので
ダウンで10分ほどジョグ
体の状態を確かめながら走る
痛みや故障はないが、左ふくらはぎ、左右のモモ前面とハムストリングス、
それと左足モモの側面に張りがある

あと20キロ走れるか?
と言われると微妙なところだ
少なくとも30キロぐらいまではもつだろうが、35キロ過ぎぐらいから
足がどうなっていくのか正直わからない
ただフルマラソンに向けての足がかりにはなったと思う
手ごたえは充分だ

以前として
かなり冷えこんでいるので、ブルース君が表彰式まで待たずに
一緒に(自分が手配した)バスに乗らないかと誘ってくれた
たしかにYOMEの体調も心配だしそのほうがいいだろう
ということで賞状やモロモロを受け取るために
ブルース君と一緒に受付へ向かう

受付でブルース君が係の人となにやら口論?!真剣な顔でなにやら話している

どうしたんだ

ブルース君、係の人が申し訳なさそうな顔で私の方を向きながら
「(3位の)賞は返還だよ」
と伝えた

※事情は(完全版)をご覧ください

でも、別に賞が欲しくて出たレースではないので
「別にいいですよ。気にしないでください」
とこちらも答えた

ただ、それではあんまりだからということで
ブルース君が係の人を説得して
本来、3位入賞ならもらえるはずだったトロフィーを借りてきてくれた



ありがとうブルース君
賞は取れなくても、得ることが多いレースでした

2009/12/27   キンメ20kmマラソン  1:16'39"
1km 4'13"
2km 8'11" LAP 3'57"
4km 15'44" LAP 7'33"
6km 23'32" LAP 7'48"
7km 26'36" LAP 3'03"
8km 30'43" LAP 4'07"
11km 42'17" LAP 11'34"
12km 46'17" LAP 3'59"
13km 50'05" LAP 3'48"
17km 1:05'00" LAP 14'54"
18km 1:09'09" LAP 4'08"
20km 1:16'39" LAP 7'30"

最新の画像もっと見る

コメントを投稿