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Another Big Dream

2014-10-04 10:53:58 | アイアンマン


Ironman 70.3 Gurye Korea レースレポート その6
10/4 After Race



レースを終えチップを外し、メダルと完走ポロシャツを貰う
完走者を待つテントには先にゴールした酒井絵美選手とスキンヘッドの方



そう言えば、独特なフォームで走っていた35-39の方がいたなぁ…なんて思っていたら
日本の方(日本人トップ)だったんですね

僅かな日本勢ですが、それでも猛者ばかりだったようです…(^_^;

…で、絵美さんから驚愕の事実を聞くことに…

あれだけ騒がれていたトライアスロン界ヒーローMACCA(マッカ)は、
ソウルで自転車が届かず(ロストバゲージ)今日はスタートしていなかったとのこと…

どうするねん?

あれだけマッカマッカと騒いでいたのに…
ますますこの大会の来年の行く末が心配になってきます(^_^;

…と
ここで韓国のプロトライアスリートで今年の宮古にも出場していたパクさんとご対面

Facebookでは”友達”でしたが、実際にお目にかかるのは初めて!

「あれキヤさんですよね。確か…入院してた…」
アハハ…そんなことまでよくご存じで(^_^;

今回はオーガナイザーの側?だったようですね



そんなこんなで日本勢&VIPゲスト共にしばし歓談

その後、ツアーで来ている日本勢は
自走?!でホテルへ

何でもココ(スタジアム)から16㎞ほど離れているとか…
疲れているのにそれは大変だ…

私はその後、マッサージを受け
リーさんの運転してきてくれた車に預けた荷物で着替え
バイクとギアバックを受け取り
アワードまでの時間をホテルで過ごすことに

とは言え
二人ともクタクタ

リーさんはちょっとベッドで横になる…と言って熟睡
私も荷物片付けしながら半分眠ってました

ホテルに戻る前のスタジアムの放送で
スイムスタートが遅れたので、1時間予定を遅らせる…
ロールダウン 6時→7時
アワード 7時→8時
とのこと

リーさんは時間の変更を気にして
「念のため6時に(体育館:ロールダウン会場)に向かおうか?」
と言ってくれたが
「いいんだよ。借りにスロットに絡むようなことがあっても自分はロールダウンするよ」
本心からそう思った

6時半過ぎまで荷物とバイクの梱包をやり
そこから車で再びスタジアムへ



すでにアワードが始まって?おり、
トイレに行くがてらロールダウン会場へ行ってみると
最後のスロットが発表されるところ

歓喜の渦?の中、役員の方にリザルトを見せてもらう
(IMのウェブには速報は出ていなかった)



4位

信じられない

「40-44のスロットはいくつでしたか?」
と役員のトップらしき方に尋ねる

「君は上位選手かい?分かった、ちょっと待って…スロットは4つだ。
 それで君は何位だったんだ?」

「4位です」

「(ここに来るのが)遅れたのかい?」

「いや、いいんですよ。
 どちらにしろロールダウンするつもりでしたから、ただ自分のポジションが知りたかっただけでしたから」

「あぁ〜、分かった。
 もっとデカイ夢があるんだろ」

「分かりますか?」

「Konaだ!」

と言って大きな手の平を広げてきた、
「あぁ!」

パチン!
とハイタッチ

会場を出ようとしたところ、
クオリファイの書類を受けとり涙ぐむ女性と目が合う

あぁ…ホントに欲しかったモノをあなたは手に入れたんですね…

言葉に出さなくても伝わってきた

完走出来ればいいと思っていた

ゴールすることで
股関節や骨盤の痛みで苦しむ方に、リハビリで改善出来るコト
自分のような苦しみを抱えている方が、少しでも希望が持てればいいと思った

このスロットを目指し頑張ってきた人にこそ
その紙を受けとってほしい

自分は…
2011年、初めてのIronman…Ironman KoreaでYOMEに約束した

「Konaに連れて行く」

大切なモノはもう見つかっている

ロールダウン会場で日本人の方が
「あなた、名前、何度も呼ばれてましたよ」
と心配そうに声をかけてくれた

「えぇ、いいんです」
胸を張って言える



アワード会場に戻ると
すでにリーさんとトライアスロンクラブのメンバーがガッツリお酒を飲んでワイワイ談笑

…で、
「この後、焼肉食べようよ♪」と誘ってくれた

この後って?アワード終わってから??

…どうやらそういうことではなく、
エイジ(40-44)優勝の同じクラブメンバーの表彰式のみ出て、後は自分たちの泊まっているペンションで飲み会をしたいらしい…σ(^◇^;)

レースであれだけ苦しそうな顔してたのに…ホント、鉄人だね…

40-44の表彰式が終わると、ササッと会場を後に彼らの泊まっているペンションへ



リーさんがそそっとやってきて
「キヤさん、疲れているだろ…。彼らは”ピクニックアスリート”だからね、付き合っていると先が長いよ。疲れているなら、(僕が)断るよ」
と心配してくれた

「大丈夫だよ。それにレース後の焼肉は疲労回復だしね〜」
「分かった。じゃあ、長居しないようにクイックディナーでいこうね。彼らのIronman レースはまだまだ続いているからさ…」
と苦笑い。



クラブメンバーが泊まっているペンションは韓国の伝統的な民家をペンション風にアレンジしたもの
…で、何より大切なバーベキュー場が庭のほとんどの面積を占めている感じでした…(^_^;



そこで、久しぶりにサンギョクサルやコチュ、サンチェとお肉やら辛いモノやらをたっぷり頂きました
いや〜レース後の焼肉は確かに美味しいですね





程よいところで、リーさんが
「まだバイクの梱包も終わってないし、そろそろ僕たちは引き上げるよ」
とうまく切り抜けてくれてくれました

ホテルに戻ったのが11時過ぎ

さすがに疲れて二人ともすぐにグッスリ

心地よい疲れ
こんな気持ちでレースを終えるのは本当に久しぶりだ


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