ラブ★コンの街から西へ東へ

趣味の旅行・街歩き・日常のどうでもいい事をを綴ったブログです。

和歌山 2

2012-04-06 21:09:20 | お出かけ・風景
この日、電車で道成寺まで行こうと思っていたのですが、
予想以上に遠くて交通費もかかるので、車で行く事にしました。
ドライバーは春休み中の息子です。

で、鉄の道が好きな息子のリクエストで、和歌山のローカル鉄道の紀州鉄道に乗りに行く事に。
JR御坊駅前の駐車場に車を置いて、御坊駅へ。
券売機ではJRの切符を売っていますが、紀州鉄道のは売っていません。
乗り方がよくわからないので、JRの駅員さんに尋ねてみました。
「そのまま改札を通って、直接現金で払って下さい」との事です。

JRのホームの片隅にある0番線が紀州鉄道のホームです。
一両のレールバスが入ってきました。


車両番号は、いかにも手書きしましたって感じです。


車内に料金箱があり、ドアもバスのような折り畳み式です。
走行中の車両は、船かと思うぐらい揺れます。


2.7kmの鉄道の旅は、8分で終点の西御坊駅に到着。
駅舎はオンボロです。




線路は住宅の裏側の隙間を通っています。


JR御坊駅を出た時には、学生さんなどのお客さんがいましたが殆ど途中で下車しました。
最後まで乗っていたのは、カメラを持った鉄の道が好きな人ばかりです。
終点まで乗って、駅舎や車両の写真を撮った後、折り返しの便でまたJR御坊に戻りました。

運転士さんも乗っているのがマニアばかりと思ったのか、いろいろ説明をしてくれました。
鉄道部門の社員はたった7人で一人何役もこなすそうです。
普通の鉄道じゃ、運転中の運転士がお客さんと話す事はありません。
まるで川下りの船頭さんの観光案内を聞いているような雰囲気でした。

どう考えてもこの鉄道が儲かっているようには見えませんが、ある使命があります。
紀州鉄道の本社は和歌山ではなく、東京にあり本業は不動産・リゾート・ホテル業です。
ではなぜ鉄道も兼業しているかと言えば、
鉄道会社のグループ会社という方が信用度が高いからなのだそうです。

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