沖縄ダイビングショップ「リベルテ」那覇店

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エンリッチドエアー利点と欠点

2010年05月01日 | ■その他

利点、欠点 概要

エンリッチドエアーの利点(通常の空気のタンクと比べて)
 通常の空気のタンクと同じ潜水(深度、時間)を行った場合、減圧症になるリスクが低い。 
 疲れにくい、エキジット後の脱力感が少ない。 
 減圧不要限界NDLが長くなる。 
 短い休息時間で次のダイビングが可能になる。

エンリッチドエアーの欠点(通常の空気のタンクと比べて)
 酸素中毒をおこす可能性がある 
 潜れる深度が若干浅くなる 
 専用のレギュレーターを必要とする。


詳細な説明

利点
  通常の空気に比べ減圧不要限界時間が伸び、1日に通常タンク本数よりも多く潜れます。

普通のタンクの水深22M減圧不要限界:37分
EANx32の水深22M減圧不要限界:60分
EANx36の水深22M減圧不要限界:70分

仮にナイトロックスタンクを使用して通常タンク換算の無減圧潜水ぎりぎりまで潜ったとしても、減圧症のリスクは通常の空気タンクに比べ、かなり低減されます。
上記の表では、22Mで通常空気で減圧不要限界に達した時、EANx36であればまだ33分の余裕があることになります。モルジブ等のリゾート地でもナイトロックスタンクを置くところが増えてきています。せっかくの海外旅行、綺麗な海で沢山潜りたいのは誰でも同じですから。
 
潜水中、潜水後の身体が楽になります(個人差有り) 
 後述する「お客様の声」にもあるように、ダイビングの後の疲労度合が軽いという傾向があるようです。 特に1日に複数回潜るような反復ダイビングを行うような時は顕著にその傾向がでるようです。  1日に3本潜る時など、最後の1本はエンリッチドエアーにするのも効果的かもしれません。
 
ナイトロックスタンクを使用して通常エアータンクのダイビング計画と同じ計画で潜ると減圧症のリスクが減少する。 
 

欠点 
酸素中毒になる確率が増えます。 酸素分圧の絶対限界を超えてはいけません、EANx32を使用した場合、深度30mまでは許容範囲となります。 それより深いダイビングをした場合酸素中毒になる可能性があります。 

 潜れる深度がいくらか浅くなる。
EANx32%エンリッチド・エアーで最大深度30m以内(許容範囲)
EANx36%エンリッチド・エアーで最大深度28m以内(許容範囲) 

 エンリッチドエアー専用の器材が必要となる 
エンリッチドエアー専用のレギ ュレーター
エンリッチドエアー対応ダイブコンピューター 
 
エンリッチドエアーはその利用方法をインストラクターから学んでからご利用ください。 減圧症対策に大変有効なエンリッチドエアー、これからどんどん普及するといいですね!

 

 

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