BBCジュニア・クワイア/セントパトリックス・プライマリスクール

2017年09月27日 | 映画・本・音楽・絵画など

皆様、先月の夏から一気に秋がやって来ましたが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
今月も更新しようしようと思っていたらもう9月最後の週に入ってしまいました。

最近は娘の大学進学準備で大変、大変。
頭が回らずリラックス出来る時間もなかなか無く...。

そんな時には私が好きなBBCのジュニア・クワイア(コーラス?)を視聴します。
最近のお気に入りは、セントパトリックス・プライマリスクール。

わくわくするので、ぜひ聴いてみてくださいまし^^


St Patrick's Primary School, Londonderry - The battle of Jericho




ST PARTRICK'S PRIMARY SCHOOL VOICE OF AN ANGEL HEATH MOUNT SCHOOL WADE IN THE WATER {2012 FINALIST}




卒業の歌。

2017年03月10日 | 映画・本・音楽・絵画など

卒業シーズンですね。
ちょっと卒業の歌を聴きたくなったので、
アップします。


娘が小学校の卒業式でうたった歌。
高校では何を歌うのか、楽しみです。
旅立ちの日に



私はAKBのファンではないけれど、
娘がファンだったので、
娘のiPodから密かに聴いてお気に入りになった歌。
聞かず嫌いの方もぜひ聴いてみてください~。
MV full】 桜の栞 / AKB48 [公式]



でも私の世代は、やっぱりこれだー。
仰げば尊し_コロンビア合唱団



思えば遠くへ・・・。

2017年02月18日 | 映画・本・音楽・絵画など

思えば遠く来たもんだ。
あー。
何て中途半端な年齢だろう。
30代、アラフォー。
10代、20代の子をみると、
「まだまだ、若いねー。」なんて言いたくなるけど、
年上の方からは、
「まだまだ、これからなんだから。」
と言われたりする。
思えば中途半端な所まで来たもんだ。
この先、長いのか、短いのか、程よいのか。
過ぎてみないと分からないものだろうか。



Image from We Heart It.



「頑是ない歌」中原中也


思えば遠く来たもんだ
十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた
汽笛の湯気は今いずこ

雲の間に月はいて
それな汽笛を耳にすると
竦然として身をすくめ
月はその時空にいた

それから何年経ったことか
汽笛の湯気を茫然と
眼で追いかなしくなっていた
あの頃の俺はいまいずこ

今では女房子供持ち
思えば遠く来たもんだ
此の先まだまだ何時までか
生きてゆくのであろうけど

生きてゆくのであろうけど
遠く経て来た日や夜の
あんまりこんなにこいしゅては
なんだか自信が持てないよ

さりとて生きてゆく限り
結局我ン張る僕の性質
と思えばなんだか我ながら
いたわしいよなものですよ

考えてみればそれはまあ
結局我ン張るのだとして
昔恋しい時もあり そして
どうにかやってはゆくのでしょう

考えてみれば簡単だ
畢竟意志の問題だ
なんとかやるより仕方もない
やりさえすればよいのだと

思うけれどもそれもそれ
十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた
汽笛の湯気は今いずこ



フランスギャル

2017年02月11日 | 映画・本・音楽・絵画など

音楽がないと生きていけない、という娘が、
なんだか最近音楽がマンネリしてきたわー、
と言うので薦めてみたフランスの歌手。

私が高校生の時によく聴いたな~、
と思って、娘がYoutubeで検索して流した時には、
懐かしくてたまらなかった。

嬉しいことに音楽の好き嫌いが激しい娘も
気に入ってくれました。

そういえば、父もこの曲を知っていると聞いて
びっくりした憶えがある。
言われてみれば、父の年代の音楽だ。
父から日本語でも歌っているとも聞いて、
さらにびっくり。

やっぱり、フランスギャル、いいわー。
ゲーンズブールも!青春だ。


France Gall - Sacré Charlemagne (1964) Version Stéréo



France Gall - Poupée de cire, poupée de son (1965) Stéréo HQ



夢みるシャンソン人形 日本語




今日は、やなせたかしさんの誕生日。

2017年02月06日 | 映画・本・音楽・絵画など

今朝、Yahoo!のページを開いたら
こんな吹き出しがありました。

『おはよう! きょうは、やなせたかしさんの誕生日。
出身地の高知県には、各駅のキャラクターを
やなせさんがデザインした鉄道が走っているんだって!』

私は、やなせさんの絵本時代でしたが、
娘は、テレビで育ちました。

この歌。いつでも、自分の人生について
考えさせられるなぁと思います。


アンパンマンのマーチ 歌詞付 それいけ!アンパンマン 主題歌『アンパンマンのマーチ』



そうだ!うれしいんだいきるよろこび
たとえむねのきずがいたんでも

なんのためにうまれて なにをしていきるのか
こたえられないなんて そんなのはいやだ!

いまをいきることで あついこころもえる
だからきみはいくんだほほえんで。

そうだ!うれしいんだいきるよろこび
たとえむねのきずがいたんでも。

ああ アンパンマンやさしいきみは
いけ!みんなのゆめまもるため

なにがきみのしあわせ なにをしてよろこぶ
わからないままおわる そんなのはいやだ!

わすれないでゆめを こぼさないでなみだ
だからきみはとぶんだどこまでも

そうだ!おそれないでみんなのために
あいとゆうきだけがともだちさ

ああ アンパンマンやさしいきみは
いけ!みんなのゆめまもるため

ときははやくすぎる ひかるほしはきえる
だからきみはいくんだほほえんで

そうだ!うれしいんだいきるよろこび
たとえどんなてきがあいてでも

ああ、アンパンマンやさしいきみは
いけ!みんなのゆめまもるため



願いごと。

2017年01月23日 | 映画・本・音楽・絵画など

眠れないので、この曲を聴いています。
眠気はこないけれど、いい曲。

『 願いごと』 手嶌葵
日本語詞: nico
作曲:アイルランド民謡
「Londonderry Air」
編曲:佐藤拓馬

やわらかい風に吹かれて
つぼみも ゆらり 眠る
おやすみ 小さな寝息に
静かに 頬をよせる

いつでも すぐそばにいるよ
やさしい その寝顔に
あふれるような 幸せが
注ぐように 願いながら

やわらかい月の光に
小鳥も ゆらり 眠る
おやすみ 小さな手のひら
静かに 包み込んで

いつでも すぐそばにいるよ
やさしい そのこころに
あふれるような ぬくもりが
絶えぬように 願いながら

Londonderry Air ( Mantovani )



天地の袋。(蜻蛉日記より)

2017年01月02日 | 映画・本・音楽・絵画など

「このようにはなかい暮らしのまま、年が明け、元旦を迎えた。
今までずっと私のところでは、世間並みに言忌みなどもしないせいで、
こうも幸せが薄いのかと、起きてにじりでるっとすぐに、
「ねえ、皆さん、今年だけでも言忌みなどして、運だめしをしましょうよ」
というのを聞いて、妹が、まだ横になったまま「申し上げます。
天と地を袋に縫いこめて…)と祝歌をとなえるので、
とてもおもしろくなって・・・


「言忌み」は不吉なことを言わないようにすること。
ここでは作者の提案に「言祝ぎ」で応じた。
年頭には、
「天地を袋に縫ひて幸ひを入れて持たれば思うことなし」
という祝歌を三回唱えるという。

(ビギナーズ・クラシックス)
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【「天地を袋に縫ひて幸ひを入れて持たれば思うことなし」
という祝歌を三回唱えるという。】

の部分を調べていると、これは『天地の袋』と呼ばれているようで、

辞書には、

「女子が、新年に幸福を多く取り入れるようにと上下を縫い合わせて作る祝いの袋。
春袋 (はるぶくろ) 。天地 (てんち) 袋。」

と載っていました。

画像検索では出てこなかったけれど、どんな袋かしら。

(↑菅原道真ゆかりの地、大宰府天満宮のお守り)

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言忌みかぁ。蜻蛉日記でも読もうかと思った本日は1月2日。
今年の1月1日のブログ初っ端から、
愚痴のような事を書いてしまった・・・。
と気づくのも時すでに遅し。
晴々とした気持ちで新年をすごしたいものですものね。
でも、今からでも遅くないかな。
と、とりあえず天地の袋を3回唱えてみたのでした。





来年の自分に届けたい孔子の言葉。

2016年12月31日 | 映画・本・音楽・絵画など





『論語』里仁より

子曰、「見賢思齊焉、見不賢而内自省也」。

子曰く、「賢を見ては齊(ひと)しからんことを思ひ、
不賢を見ては内に自(みづか)ら省(かへり)みるなり」と。

徳ある人を見たら、その人に並ぶことをめざせ。
徳なき人を見たら、我が身を振り返り、自省せよ。

When we see men of worth, we should think of equaling them;
when we see men of a contrary character,
we should turn inwards and examine ourselves.

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母方の祖父は、国語教師で校長でした。
家族で満州に住んでいた時期もありました。
その祖父は、漢文がとても好きだったのだそうです。
祖父の本棚には、漢詩や論語の本が何冊も置いてありました。
まさか自分が学校以外で漢文に触れるとは思ってもいなかったけれど、
来年は漢詩や論語についても深く知りたいと思っています。



Porco Rosso - Le temps des Cerises - Tokiko Kato

2016年11月15日 | 映画・本・音楽・絵画など


明日、父が再入院します。

ほっと胸を撫で下ろす心境です。

在宅時も具合が悪い時間が多く、
再出血したらもう死の覚悟を
という事を病院で言われていたので、
毎日、神経を張り詰めているような状況でした。

先ほど、祖母がテレビで加藤登紀子さんの
「さくらんぼの実る頃」を視聴していました。

パリ・コミューンをうたった歌だそうですが、
父が庭で取る小さなさくらんぼを
持ってくる季節がまた来年も来るかなぁ、
等と思ったりしています。



Porco Rosso - Le temps des Cerises - Tokiko Kato



さくらんぼの実る頃
Le temps des Cerises

作詞:ジャン=バティスト・クレマン
作曲:アントワーヌ・ルナール
日本語詞:加藤登紀子

さくらんぼ実るころ
鳥たちは浮かれて歌うよ
誰かに恋して
愛する人の腕に抱かれて
うれしさにふるえてた 
君は赤く頬を染めて 
いつもよりずっときれいだよ

さくらんぼの耳飾り
燃える耳に飾るころ 
どこかで聞こえる
手をつないで歩く二人によく似た
さくらんぼの赤い実が
小道のそばで木の陰に
しずくのように落ちる音

恋の終りおそれるなら 
さくらんぼの赤い実を 
愛してはいけない
あふれる喜びがいつかきっと 
苦しみに変わるころ
愛をうたった鳥は去り 
季節の終りを告げていく

さくらんぼ実るころ 
心は今もゆれている 
あの日と同じように
傷ついたまま消えない思い出 
胸の奥でふるえてる
どんなに時が過ぎても 
あの日の恋を忘れない

さくらんぼ実る頃 
ムムム・・・・・・






悲しくてやりきれない。

2016年10月14日 | 映画・本・音楽・絵画など


昨夜から眠っていません。

とても悲しいことがあって、
眠れませんでした。

事故に遭っていた猫のことで。

助けられなかった。
ごめんね。



In This Corner of the World full film trailer


【片渕須直監督によるアニメ映画化、
昭和20年の戦時中の広島・呉、
毎日眺めていたものがいつしか変わり果て、
身近なものが失われてもなお工夫をこらして生きていく、
主人公・すずのくらしを描いた漫画
『この世界の片隅に』
(第13回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞)】
広島国際映画祭



「悲しくてやりきれない」
作詞:サトウハチロー / 作曲:加藤和彦

胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに告げようか

白い雲は 流れ流れて
今日も夢はもつれ わびしくゆれる
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いはないだろうか

深い森の みどりにだかれ
今日も風の唄に しみじみ嘆く
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日も続くのか


コトリンゴ -「 悲しくてやりきれない 」




こころの勉強。テキストとワークブック。

2016年10月13日 | 映画・本・音楽・絵画など

今回の入院での宿題。
今年の秋の宿題は多かったー。
並べてみます。



これは、トラウマを持つ方に是非おすすめしたいと思える本です。
自分のトラウマとなった出来事をひたすら書いていきました。
そして、トラウマに共感(?)してくれた人達から理解も貰えました。
トラウマと深く向き合って、暴露し、それを誰かに見せるというのは、
とても勇気いることでしたし、苦痛も伴うものでした。
それでもこのワークブックを最後まで終えたことは、
私にとって、重要なステップになったように感じます。


こころのライティング―書いていやす回復ワークブック
ジェームズ・W. ペネベーカー (著), James W. Pennebaker (原著)



これは最終章だけがまだ残っていますが、
正直、とても疲れ果ててしまった本です。
専門的で、患者さん向けではないのかもしれません。
内容を咀嚼するのに随分と粘り強さが必要にはなりました。
それでも、この本を最後までやり遂げようとしたのには、
やはり、自分の人生をポジティブな方向へ変えたいという
意思があったからだと思います。
最後まであと少し!頑張ります!


ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)をはじめる セルフヘルプのためのワークブック
スティーブン・C・ヘイズ (著), スペンサー・スミス (著)



そして、こちらの3冊。こちらが次のテキストと宿題です。
これらの本はベストセラーになりました。
読みたくてうずうずしていました。
とうとうその時がきたのだと思うと、わくわくしてなりません。
本を読むこと、ワークブックをこなす事だけが決して、
自分をポジティブな方向へ導き出す訳ではないと思いますが、
それでも私は一歩一歩前へ前へ歩みたい。
今だけでも十分しあわせだと思わなくてはならないと思うこともあります。
これらの宿題でもっとしあわせになりたいと思っている訳ではありません。
それでも、なんだろう・・・。言葉で上手く表現できません。
自分が生きる上での糧を見つけたい?
誰かをしあわせにしたいと思うには、
自分がしっかりとしあわせな人生をかみしめていないといけない?
分からないけれど、自分と向き合う大切な時間、
これらの宿題をこなしている時間を今、大事にできたらいいな、
と思っています。



嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)



幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII
岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)


7日間で身につける! アドラー心理学ワークブック
岩井 俊憲 (著)



秋は、夕暮れ。(枕草子)

2016年10月06日 | 映画・本・音楽・絵画など

原文「秋は、夕暮れ。夕日のさして、山の端いと近くなりたるに、
烏の、寝所へ行くとて、三つ四つ二つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。
まいて、雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はた、言うべきにあらず。」




「秋は夕暮れ。夕日が射して、今にも夕日がさして山の端に差しかかって、沈もうとしているところ、
烏が寝倉へ帰ろうと、三つ四つ二つなどそれぞれに飛び急ぐのさえ、とても心に染みいります。
まして、雁などで列を連ねて渡っていくのが、遥かに遠く小さく見えるのも、大変、趣があるものです。
日がすっかり沈んでしまって、風の音、虫の音などは、さらに言うまでもありません。」






ここで田辺聖子さんの春の部分の現代訳をご紹介。いとおもしろしです!



原文「春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく、山はすこしあかりて、
むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる。」

田辺聖子さんによる現代語訳。
「春はいつの時間がいいと思って?もちろん明け方よ。山の端がようよう白くなって、
紫色の雲が細長くたなびいている、そういうのがいいわ。」



私が参照した現代語訳の清少納言の性格とはまるで違う人みたい。
このような清少納言をさて、紫式部はどのように批評したのでしょう。
また、「紫式部日記」から抜粋して記事にしてみたいと思います。


Images from Weheartit.

光源氏と頭中将の女性品評(源氏物語)

2016年10月05日 | 映画・本・音楽・絵画など


以前に書いた、病棟の男友達に読ませて、ふたりで爆笑してしまったラインです。

(参照:ビギナーズ・クラシックス)

源氏(17歳頃)

光源氏は、親友の頭の中将とおきまりの女性品評を始めます。

そこへ女性経験も豊富な論客の左馬の頭と藤式部の氶が加わり、
女性談義に花を咲かせるのですが・・・。

もう、なんとも酷い!
今の世の中もこういう話をしている人達がいるのでしょうか。

男友達と爆笑しつつも、「こえー!」「こわ〜い!」とお互いに大声で言いました。



それが「雨夜の品定め」です。

なにが酷いのか、この品評会もですが、また、その女性達のあだ名。

紫式部という女性が書いたものだから許せる気もしますが、
世が世なら、この表現はどう批評されるのでしょう。

では、つい爆笑してしまった女性3名のニックネーム(あだ名)をば。


•嫉妬深い女 → 指食いの女


•浮気の女 → 木枯らしの女


•賢女ぶる女 → ニンニクを食う女


!!!

あまりにも酷いのではありませんか。
でも、これは女性の紫式部が書いたものです。
紫式部日記を読むにつれて、
このようなニックネームを思いつく方かもしれないな、
と、私の嫌味なのか思ってしまいました。

昔こそ、表現の自由があったのかもしれませんね。

また古文を探る旅にでます!


源氏物語と紫式部日記に爆笑。

2016年09月30日 | 映画・本・音楽・絵画など

今週末は外泊が出来なさそうで、スマホから投稿してみます。

私の今年9月の終わり、病棟の友人と源氏物語や紫式部日記を見せては、
小学生のようなリアクションをして友人と爆笑しています。

源氏物語は、高校生以来、読んでいなかったのですが、
こんな本を高校生に読ませても良いの?という内容。

小学生みたいなリアクションをしてしまった部分を紹介したいな、
と思うのですが、馬鹿らしさに呆れられそうで迷い中です(苦笑)



皆様にとって、今日が良い2016年9月の締め括りとなりますように。
そして、明日が良い2016年10月の始まりとなりますように。