究極のシンブルさで・・・

ライアーはクラッシックの楽器でもなく、
さりとて、民族楽器でもなく・・・と、
その立ち位置はちょっと不思議です。

楽器そのものに「伝統」というものがないので
きっとライアーの弾き手それぞれが、
それぞれの解釈で「音の世界」を表現していいのでしょう。

私がライアーと日々向き合って感じるのは・・・
いろいろな余分なものは脱いでいこう・・・ということ。

たった一つの音の中に
すべてが・・・宇宙が・・・包括されている・・・

余分な音はいらない。
たった一つの音だけでいい・・・

その音を鏡にして自分を振り返ってみると
「もっと、もっとシンプルに生きていいんじゃない？」
って、いつも思います。

「シンプルに生きる」ということは
あまりにも奥が深すぎて
私の稚拙な文章では表現ができないのがもどかしいのですが・・・

余計な心配はいらない
自分を良く見せる必要もないし
他人と比較する必要もない
過去を悔む必要もないし
未来を心配しなくてもいい

たった一つの音の中にすべてが包括されているように
「今」を素直にゴキゲンで楽しめばいい・・・

まだまだ若輩者でその境地へ達するには時間がかかりますが・・・
でも、ライアーを弾いている時間は
心の中が究極の「シンプル」な状態になれる
大切な、宝物のひとときです・・・♪