なんとなく、テキトーに。

やりたい事を、やりたい時に、やりたいように

ルリ スペシャル3専用自作スタンド 改良版

2008-07-10 22:40:00 | ルリ レビュー

ルリ スペシャル3の専用スタンドを改良しましたー。



これが元となった自作スタンド


それに改良を加えたのがこれ。
アクリル板の上にクリアブルーのPPシートとオーロラヤーンを加えてみました。
以前ファーを敷き詰めては?というコメントをいただいたのですが、それを採用させていただきました。
鋼さん、ありがとうございます。
ただファーが入手できなかったのでヤーンで代用。
このままだと見栄えはかなり悪いですが、


載せるとこんな感じ。
むしろルリを重しとして使うことでヤーンが安定します。
それでも見てくれはあまり良くないんだよなぁ・・・。
ヤーンを固定するために枠をつけた方が良いかも。

以下適当に何枚か。
コメントはつけてませんが、あくまでスタンドの話題なので。
SP3は別個に後日レビュー予定です。





スタンドの端が写らなければ見栄えはかなり良いのですが・・・。








肉付きの良い脚。
いっぱい撮ったんですが、今回は抑えてます・・・。
キリが無いので。




胸とかも一応。


スタンドの裏に1灯追加。
水中にいるかのような涼しげなイメージ。


これがやりたくてヤーンにしたというのも・・・。



とりあえず。現状ではこの形に落ち着きました。
PPシートは容易にはがせる構造にしたので他にもバリエーションは作れそうです。
スタンドにルリ乗っけて2,3枚で終わらせるつもりだったんだけど気づいたら結構な枚数になってました。
早くルリのレビューをしたいんですが、まだ一人クイーンズブレイド祭りは終わってないので・・・。
とりあえず、ルリは当分これで飾ろうと思います。
ちなみにこれまでの総費用は3千程度。
工具さえありゃ何とかなるものです。


■関連エントリー■
SP3専用自作スタンド(2008/06/28)

ムサシヤ 1/5 ホシノ・ルリ16才 メイドⅡ(BLACK Ver.)

2008-05-02 07:30:17 | ルリ レビュー

ムサシヤルリのメイドⅡ(BLACK Ver.)のレビューです。
先日偶然アキバにて中古で発見。
購入数はこれで通産21人目となりますが、それよりもビビってるのは4月に3人購入したっていう事実。
自分でもびっくりだ・・・。
発売は2005年2月と意外と最近。
製作はネルガル極東工場(愛称)に移る以前のものですが、想像以上に丁寧な仕上がり。
当時としてはかなりの完成度なんじゃないかと。
メイドⅡのカラバリとしてはノーマル、REDに続く3パターン目となります。
なお、BLACK Ver.となっていますが、一部ではゴスロリVer.と表記されていることもあるようです。

以下詳細です。




パッケージ。
BLACK Ver.ということで、箱も黒。
この箱、びっくりするくらい(ルリにしては)コンパクト。


メイドⅣゴスロリVer.の箱と比較するとその差は一目瞭然。
箱の寸法は258(W)×217(H)×162(D)。
ちょっと大きい1/8スケールフィギュアの箱サイズと同じくらい。


内箱を見るとさらに納得。
横向きに収納されていて、無駄なスペースも殆どありません。
むしろ最近の物の方がパッケージには無駄が多いんだよな・・・。
ま、これはこれで取り出すとき怖いんですけどね。


柔らかさを感じる表情で、ルリにしては珍しいタイプかも。
想像以上に出来が良く、最近のものと言っても何ら違和感のない完成度。
『ネルガル(ry製でないものは微妙』っていうイメージがあったのでこれはかなり意外。
目の書き込み、肌色、仕上げ、どこをとってもネルガル版と遜色ありません。
むしろ所持している後発のゴスロリⅡVer.よりも好みです。
















とりあえず1周。
塗装の乱れ、破損なども無く、仕上がりはかなり綺麗です。






BLACK Ver.ということで黒は基本的にベタ塗りですが、服とニーソとで色味が違うの地味さはあまり感じません。
3年前のコールドキャスト製完成品でこの完成度。
素直に凄いと思いました。


この頃の瞳はプリントではなく描きこみですが、十分綺麗に仕上がっています。
目元がキツくないので、全体的に柔らかい印象を受けます。
肌色も綺麗に出ていて、色味としてはメイドⅤより少し濃い感じ。






基本的に顔の破綻は殆ど無いのですが、ツインテが片側隠れてしまうような角度だと少し違和感が。




朱に染めた頬と上目遣い+メイド服の組み合わせは反則だと思います。


カチューシャと髪の塗り分けも綺麗に。


後頭部。
髪は若干赤味のある青です。
正直、この色の方が好み。


(ルリにしては)標準的なサイズの胸。


先端表現はありません。


左手は口元に添える感じ。
腕の角度も問題無し。


BLACK Ver.はニーソが黒になってます。
微妙に肌が透けているように見える塗装になっています。
ニーソが黒なので、肌が際立って見えます。


この角度だと、真ん中のスカートの一部が取って付けたように見えますが、


横から見ると別段不自然でもなんでもないです。


むっちり。




エプロンには薄くグレーでシャドウがかけられています。


背中側。




右手はきちんと接地しています。


スカートの真ん中の部分は別パーツで着脱ができます。
写真によって、太ももとの間に隙間があるのはこの為です。


パーツを外した状態。
太ももが露わになり、白いデルタゾーンが出現します。
スカートの裾の長さなどを考えると、本来はおかしいのですが見た目的には違和感はありません。






流石に線は入ってません。


スカートの裏側には真ん中のパーツを固定するための穴が開いてます。


横から見ると、スカートの前部分がごっそり切り取られている感じ。




裏返して下から。
パンツはシンプルな形状。


このルリで唯一気になった点。
腰より上の色がおかしい。
白透けみたいな感じの色なんですが、何でこうなっているのかは不明。
ま、普通に飾る分には絶対見えない場所なんですけどね。


膝裏あたりも塗り分けは甘め。


普通に見るより数割増のボリュームの太もも。


しっかりとシャドウ入ってます。




BLACK Ver.(左)とゴスロリⅡ(右)と並べてみた。
色々差異はあるのですが、パッと目に付くのは、
服のデザイン(胸元)、パンツとニーソの色、目元
あたりでしょうか。
細かい差異はゴスロリⅡVer.のレビューの方にあるのでここでは割愛。


顔比較。
目元のが違うだけで印象がまったく異なっています。
ゴスロリⅡはかなりキツめですが、BLACK Ver.は優しい感じ。
また、肌の色が異なるもの大きなポイントかと思います。
ゴスロリⅡはいささか白すぎないか?


寸法比較。
座り姿勢で全高16cm。
流石1/5といったところでしょうか。
参考までに、ねんどろミクは11cmです。





満足度:★★★★★

個人的にはメイドⅡはBLACK Ver.に軍配。
細かい差異は好みの問題かと思いますが、全体的な出来もかなり良く、完成度の面では甲乙付け難いです。
しかし、肌の発色が非常に良く、その点でBLACK Ver.の方がかなり印象良く見えます。
ま、BLACK Ver.の柔らかい瞳と上目遣いにやられたというのもありますけど。
繰り返しますが、
朱に染めた頬と上目遣い+メイド服の組み合わせは反則。
これがゴスロリⅡとBLACK Ver.の間の越えられない壁かもしれない・・・。

ネルガル(ry製でなくともこんなに出来の良いものを作れていたんだな、と素直に関心。
ムサシヤさんゴメンナサイ。
しかし、この後に出たのがコレだもんなぁ。
当時、順当に買っていた方々のショックは如何ほどのものだったのだろうか・・・。

以上、メイドⅡ BLACK Ver.でした。




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ムサシヤルリに関するアンケート

ムサシヤ ホシノ・ルリ16才(メイドⅣ)ゴスロリVer.

2008-04-18 22:34:58 | ルリ レビュー

ムサシヤルリ・メイドⅣゴスロリVer.のレビューです。
メイドⅣは、メイドルリシリーズの中でも人気があったのか、発売して間も無く在庫を見なくなりました。
かのTJですら、メイドⅣは在庫がなかったくらい。
そんなメイドⅣの最初で最後のカラバリとなる今回のゴスロリ版。
カラバリとしてはかなり順当なところですが、メイドⅤの後ということもあって、大変綺麗に仕上がっています。

ちなみに、このメイドⅣゴスロリVer.をもちまして、ムサシヤルリの購入数が20となりました。

以下詳細です。




パッケージの色は今までありそうでなかった黒。
醸し出すのは高級感よりも威圧感。
箱デカ過ぎ。


メイドⅣと構成が異なっています。
まず後ハメ式だった右腕が接着されています。
また台座と本体は接着されていたのですが、今回は接着されていません。
あと、腰に分割線がありません。


メイドシリーズ中、唯一動的なポーズのメイドⅣ。
新垣結衣のポッキーダンスのバックステップをイメージして製作した・・・とのことですが、元を知らないんですよ、自分。
コレ(のステップバック)ですか?
うーん、分かるような分からんような・・・。
ま、可愛いからOK(もちろんルリの方な)。

ゴスロリVer.=黒、というものが多かったのですが、今回はべた塗りの黒ではなく、メイドⅤと同様のサテンブラックとなっています。
この黒はかなり好みかも。
あと、カラーもノーマル版よりもよっぽどメイドらしくなったと思います。




動きのあるポーズなのでどこからでも楽しめます。
こういう動きのあるルリってコレくらいかなぁ。


後ろ。


トレイは手に乗せるだけで、固定はまったくされていません。
トレイなくても違和感はまったくありません。






やや後ろからの方が映えるかも。








顔の塗装も何ら問題なし。
他のルリと比較すると少し細い印象。
肌は少し白めで、頬の朱は少々強め。


パッケージ(左)と。
最近、製品クオリティの向上と高い安定性により、この比較がもう意味を成していません。


右からは何ら問題ありませんが、


左からのアングルは少々難しかったり。


後頭部。
キズが少し入っていたのが残念。


胸はかなり小振り。
メイドⅤと比較すると、その大きさの違いを感じます。


横から見るとそれは明らか。
でもその分、別の部分が・・・。


エプロンは真っ白。
軽くグラデは欲しかったかも。


左腕。
このアングルだと手のひらが手抜きに見えますが、


ちゃんと作られてますから。
トレイは乗せるだけなのでポロポロ落ちますが、固定用のダボ穴とか開いているよりよっぽどマシ。


背中。
デザインなどの変更は特に無し。


右手。
ローアングルお断りというメッセージに見えたので、むしろそればっかり撮ってた。
でも実際問題として、ローアングルからの方が見栄えがいいのは気のせいか?
気のせいですかそうですか。
と、いうことで以下ローアングル。






こっちの方が映える。
短いスカートから覗く脚がたまりません。


腰まわり。
どう見てもスカートが短すぎです。


ピンク。
これはノーマル版と同じ。






明らかに撮りすぎです。


ちなみに、全て後ろからなのは前のガードが固すぎるからです。


白ニーソは若干の透け仕様。
このムッチリ感は相変わらずです。
むしろ上半身の肉付きとのギャップが凄い。




なお、片足立ちなので固定は足元のみ。
安定性は悪くありませんが、重量があるからななぁ。




寸法比較。
サイズはメイドルリ最大の35cm
そりゃ箱もデカイわ。


ノーマル版と。
肌の色が白くなってたり、台座の向きが変わってたり、ツインテの角度が変わってたり、微妙に色々変わってます。
カラー的には両方とも甲乙付け難いなぁ。




そして、ようやく揃った黒メイド5人。
メイドⅠ~ⅣのゴスロリVer.(Ⅰ・ⅡはゴスロリⅡ)とメイドⅤの5人。
どう見ても真ん中はかしずかれる方です。本当に(ry
一番のお気に入りはもちろんメイドⅤ。
6人目、欲しいなー。


・ ・ ・ 。



満足度:★★★★

ノーマル版はかなり明るい青が特徴的でしたが、このサテンブラックもなかなか捨てたもんじゃないです。
カラーとしては少し地味ですが、光沢感のある黒がちょっとした高級感を感じさせます。
ゴスロリ版として、この塗装は正解だったんじゃないでしょうか。
ただ、35cmもある大型フィギュアなので撮影にかなり四苦八苦しました。
途中、何かに取り憑かれたかのように撮ってましたけど、改めて見るとちょっと自分でもドン引き。
うーん、最近座りルリが多かった反動かなぁ・・・。
でも消さない。
コメントは流石に自粛してますけど。
でも、業生ルリといったら脚(というか太もも)でしょ?
あとはトレイの上に載せる小物が付いてれば文句無しだったかな。

次は7月の黒SP5でしょうか。
これもサテンブラックってことは無いですよね?
ま、楽しみに待つとしますか。

以上、メイドⅣゴスロリVer.でした。




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ムサシヤルリに関するアンケート ←まだまだ実施中。

ムサシヤ 1/5 ホシノ・ルリ16才(メイドⅤ) 2人目

2008-04-11 23:39:00 | ルリ レビュー

ムサシヤルリのメイドⅤ、2度目のレビューです。
1人目のメイドⅤはアイプリのずれがあったりフリルの破損があったりしましたが、2人目は念願の完品。
レビューは2度目なので、サックリと済ますつもりだったんですが、気がつけばフツーのレビューと大差ない量の写真に・・・。
写真は増量してますが、コメントは大幅に減ってます。
流石に同じフィギュアだから語ることが少ない・・・。
ただ、アイプリのズレってここまで大きかったんだなぁ、と痛感するくらい別物になってます。
これこそがムサシヤの本気か。

以下詳細です。




パッケージ。


内箱。
緩衝材は脚の下にあるのみですが、今回破損はありませんでした。
今回はあみあみで購入したのですが、あみあみで問題があったことって無いかも。


2人目のメイドⅤ。
破損、アイプリなどのエラーはどこにも無く、状態に不満無し。
むしろこれを待っていた!
レビューも2度目なので多くは語りませんが、これは良いルリだ


テキトーにイロイロ。
なお、前回はCOOLPIX S10での撮影でしたが、今回はFINEPIX S8100fdで行っています。
その辺の差も多少あるかも。




























バストアップ。
なんだかんだで一番映える気がします。


パッケージとの比較。
ほぼ遜色無し。
最近、ムサシヤルリのアイプリの精度が向上していますが、昔に比べてアイプリのパターンが簡単になったというのが一番の理由なんじゃないかと。














前回は撮らなかったリボン。
非常に細かい造形なので破損率も高い箇所です。




ツインテールは過去のシリーズと比較して横方向にボリュームが増しています。


接写性能アップの恩恵。
実は微妙に谷間があります。
何度も言うが、絶対成長してる。








前回もやったアングルですが、このアングルはちょっとお気に入り。
なぜならルリに見えないから


何度見てもこのビスチェの細かさは凄い。




横腹の皺の表現とかもかなりリアル。






二の腕がちょっと棒っぽいかなぁ。
あと腋の作りが甘い。




破損率の高いフリルも今回は無事でした。
服の色合いは、今回の写真の方がちゃんと再現できています。
スカートとフリルの質感が異なるのが良いアクセントになっています。






脚も今回の方がちゃんと撮れてるかも。


絶対領域。




下から。
脚の一部が色剥げしていますが、接地部分なのでしょうがない。


隙間から覗く白い布は、キット版でないと全貌を拝めないのが残念。


でも、見えないものを頑張って見ようとする方が燃えると思うんだ。


寸法対比。
流石にサイズは一人目と同じです。
高さは17cm。
結構ボリュームあります。


一人目(右)と。
コラじゃないですから!


一人目。
右目が垂れていますが、並べて見ない限りは気にならないレベル。
フリルも外れていますが、遠めに見れば問題無し。
・・・アレ?何ら問題無くね?


しかし、並べるとアイプリのズレ(右が一人目)が気になってしまうんだよなぁ。
それにしてもこうも印象が変わるとは。


一人目は破損したフリルを外して、ダボの部分を少し処理しました。


このポーズは絡ませにくいわ・・・。


メイドⅢ(ゴスロリ)メイドⅡ(ゴスロリⅡ)と。
信じられるかい?
全員メイドなんだぜ?
真ん中は確かにかしずかれる方ですね。



まとめ
一人目のレビューで語り尽した感があるのでコメントが殆どありませんが、その分は写真で
完品を入手して、このクオリティなら2万円という価格も決して高くないと思いました。
これでエラーレートが低ければ(理想はゼロ)もっと言うことなしですけど、コールドキャストの性質上難しい部分もありますしね。
それと同時に、これはPVCじゃ難しそうだなー、ってのも感じました。
このビスチェの造形はPVCだと難しいんじゃないでしょうか?
ABSならできるかなぁ。
ただ、その分破損の可能性を秘めているわけで・・・これもトレードオフですかね。

現在、メイドⅤが業生ルリの中で1番のお気に入りかも。
3人目を買ってもいいかな、って思えるくらい。
ちなみに次点はパール塗装が美しいSP5
これまでのパターンだとメイドⅤもカラバリ展開の可能性がある訳ですが、
バリエーションが想像できないという点でこのメイドⅤの完成度の高さを示しているようにも思います。
いっそSP5みたいな白パールとかどうよ?
あ、それ欲しいかも。
如何でしょう、ムサシヤさん。

以上、メイドⅤ・(2人目)でした。




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ムサシヤ 1/5 ホシノ・ルリ16才(水着ver.Ⅱ)

2008-03-09 16:00:42 | ルリ レビュー

ムサシヤルリシリーズより、水着ver.Ⅱのレビューです。
これで通産18人目となります。フエタナー。
キット版の発売は2000年3月くらいだと思うんですが(自信無し)、完成品版の発売日は存じません。
現在のネルガル極東工場(愛称)製ではありませんが、製品クオリティはそんなに悪く無かったです。

価格は¥20,790。
もう何年も値段変わってません。

以下詳細です。




パッケージ。
このころのものは比較的小さめで、寸法は28.7(W)×31.5(H)×11.0(D)cmとなります。


パッケージにはこのように横向きで収納。
ルリと発泡スチロールの間に遊びはほとんど存在しないので、振動などもほとんど問題ないんじゃないかと思います。


Ver.Ⅱということで、水着がストライプ柄のセパレートタイプになっています。
また左手にはスコップということで砂浜で戯れるイメージでしょうか。
これ前の水着(便宜上Ver.Ⅰと表記)よりも幼い印象を受けます。

造形面ではいつものように大きな不満・問題はありません。
塗装面では肌の色が少し気になりました。
これまでに見たことの無い色で、黄色がかった色白というなんとも表現しにくい肌色です。
ただそれ以外はかなり良好で、ネックとなる目の塗装も何ら問題ありませんでした。



黄色と水色のカラーリングが映えます。






ツインテールが凄い角度に。
これ、ちゃんと保持されてます。








上から。
髪を外すとかなりスッキリすることが見て取れます。
そりゃパッケージも小さいわな。


下から。
バックペーパーの色が写りこんで顔色最悪・・・。


赤丸で示した3点で姿勢を保持しているためか、安定性には少し不安があります。
接地部分はこのように色落ちしやすいので注意。








正面からの絵が結構好きなんですが、視線は少し横向きなんだよなぁ。


顔は以前の工場製であるということを考えるとかなり頑張っているんじゃないかと思います。
角度によっては少し違和感もありますが、遠目に見る分には何ら問題ありません。


パッケージ(左)との比較。
目元などの印象は少し異なりますが、十分許容範囲ではないでしょうか。
パッケージの方がより幼い印象を受けます。


こうしてアップで見ると、プリントではなく手塗りであることが見て取れます。
唇の塗装も問題無し。








髪留めも水着と同じカラーリングになってます。
ツインテール根元の隙間は無理に埋めようとすると破損の恐れがあるので目を瞑りましょう。


体。
水着の塗り分けは少し甘め。
バリエーションによってバストのボリュームが異なる業生ルリですが、今回はかなり控えめ。


中央にはネルガルのマークが。
まさか支給品?




右手。
少し汚れが目立つなぁ。


しかし、下半身のボリュームは相変わらず。


ボトムも塗り分けが甘め。
遠目に見る分には・・・ってとこで納得しておきましょう。


真後ろから。
前からよりも眺めは良好。


ボトムのストライプを見てると手塗り感がこれでもかと伝わってきます。
もうちょっと真っ直ぐマスキングしようぜ?


俺的ベストアングル。




この辺のボリュームはいつも通り。


上半身と下半身のボリュームの対比が・・・。




スコップは左手に接着されています。


水着Ver.Ⅰと。
色々と印象が異なって見えますが、それでも二人とも同じルリ(16才)。
Ver.Ⅰは大人びて見え、Ver.Ⅱは幼く見えます。
ポーズとかそういう要素もあると思いますが、身体のバランスが異なっているのが最大の要因かと。


Ver.ⅠとⅡの対比。
Ver.Ⅱの方が肩が細く、胸も小さいです。
特に胸の差はデカイかも。
これ、両方とも16才ってなってますけど?
さて、どっちが年齢詐称しているんでしょうかねぇ・・・。


寸法対比。
ルリの寸法は高さ16cm、奥行き(頭~足先方向)26cm、幅(左右ツインテール方向)20cmとなっています。


ツーショット。
文字通り、似て非なるものです。



まとめ
年齢表記は必要か?
版権上の問題なのかもしれませんが、疑問を抱かざるを得ないです。
あくまで劇場版準拠ってことで表記しているんでしょうけど、このシリーズに関しては原作を意識したことが無いからなぁ・・・。

それはさておき、今回はハズレでもいいや、というかなり失礼な思いで購入したのですがこれがかなり当たりでした。
ネルガル極東工場(愛称)製以前のものは危険度がかなり高いという認識だったのですが、
水着Ver.Ⅱでその認識を改めざるを得なくなりました。
確かに肌の色や塗り分け、目の塗装など気になる部分はありますが、それでも十分鑑賞に堪えうるクオリティだと思います。
とすると、それ以前の完成品だとメイドシリーズが酷いだけなのかなぁ・・・。

Ver.Ⅰと比較して、ポーズやデザイン以外にも色々と差異があったのも興味深かったです。
ただ、上半身の華奢な印象に対して下半身がいつも通りの肉付きなのは原型師である業生氏のコダワリでしょうか。

これもそのうち~Ver.とかでリペイント版出るんですかね?
ま、そうなったとしたらその後はいつものパターンでしょうけど・・・。

以上、ルリ水着ver.Ⅱでした。




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ホシノ・ルリ16才(水着)'07Ver (塗装済完成品) レビュー(2007/07/09)

ムサシヤ 1/5 ホシノ・ルリ 16才(巫女) '07ver.

2008-02-19 03:57:34 | ルリ レビュー

連続ルリレビュー第3弾。
SP2 '06Ver.に引き続き、巫女'07Ver.の再レビューです。
基本方針として、レビューを修正する際にコメントを一新する場合は上書きではなく別エントリーにしています。

商品名には'07 Ver.の表記はありませんが、過去(2002年)にも完成品化されているので、区別するために付加表記しました。
なお、2002年版は天羅blogさんにてレビューされていますのでそちらをどうぞ。
2002年版から造形・塗装の両面での変化は特にありませんが、製作がネルガル極東工場(愛称)になっています。
そのおかげで仕上げが非常に綺麗になっています。

発売は2007年2月。
価格は¥23,100と、他のルリより¥2,000高くなっています。
巫女服のボリュームのせいですね。
キット版も確か2万円しましたし・・・。

以下詳細です。




パッケージ。
メイドⅣと並び過去最大のサイズです。
あえて言わせてください。
エグゼリカなんて怖く無い!


内箱。
ルリの重みで発泡スチロールの一部(足元)が破損しています。
なんたって1kg越えてますから


商品紹介の言葉を借りるなら部屋の空気清浄機。
仕上がりはとても綺麗で、シリーズ屈指ともいえる文句の無い出来。
いつもより少し高額ですが、その分の価値はあるんじゃないかと。
白衣部分には青でシャドウが、緋袴も濃淡が付けられて決して単調になってないのもポイント。


特に、横から見たときの身体のS字ラインが凄い。


白衣に髪のグラデが映えます。





バストアップ。
少し頬の朱が強い気もしますが十分許容範囲。


他のルリより肉感的に感じます。




パッケージ(左)との顔比較。
色味の違いを除けば、文句なしの再現度。


髪止めはいつものリングではなく、白いリボンになってます。




胸が少し大きく見えますが、残念ながらこれは服の厚みによるもの。
朱いラインもハミ出し、ブレが無いので引き締まった印象。




腰の結び目は立体感に欠けるのが残念。




手首の造形はややダル目(白飛びしてますが・・・)。


緋袴は結構鮮やかな赤になってます。
面積が広い部分ですが、濃淡が付けられているため間延びしていません。


竹箒の柄の塗装が見事。
質感が上手く出ています。
竹箒は右手と真鍮線にて固定されています。




ちゃんと中も塗装されています。


竹箒。
模型では非常に再現しにくいアイテムですが、かなりそれっぽく見えます。
先端がちょっと不自然ですが、遠目に見る分には殆ど違和感はありません。


基本的に片足立ちですが、しっかり固定されているので姿勢は安定しています。


メイド(ゴスロリⅡ)と。
サイズはほぼ同じですが、袖と袴の分のボリュームが価格の差を物語っています。



以上が巫女'07 Ver.なんですが、折角なので参考の為にキット版も紹介。
キット版の製品紹介で書かれている生身のルリが・・・っていうアレです。
キット版を組んだ身としては、完成品版はかなり丁寧に仕上げてあるなぁと痛感しました。
自分はそこまで出来なかったので・・・。

ということで、性的表現はありませんが素っ裸なので一応、
18歳未満の方はこれ以降の閲覧をご遠慮下さい。
18歳未満の方はコチラ。






























まさかルリのレビューでこれをやることになろうとは・・・。






























と、いうことで、





巫女服の中身です。
業生式ということで、生身のルリに服をかぶせる構造となっています。
そのため無改造でこの姿に出来ます。
今で言うところのキャストオフ前提のフィギュアみたいなものかと。

一応断っておきますと、あくまで構造の話題ですので、製作技術に関する突っ込みは勘弁して下さい。
あくまで「あー、こうなってるのかー。」って言う参考程度でお願い致します。
これ、作ったのもう6年前になるんだよな・・・。



巫女服はこんな感じで着せます。
かなり大胆なパーツ分割で、袴なんか前後から挟み込むだけ。
そのせいで、真面目に着衣状態で仕上げようとすると、接合面の処理が泣けるくらい大変だった記憶が・・・。
当時としては面白い構造だったんですが、今となっては全然珍しくない不思議。
完成品化にあたって、服は脱げなくなってしまっていますが、それを残念と感じさせないだけの仕上がりなので文句は無いです。







個人的にはやっぱこのアングルが一番好きかなぁ。
服の分割線、わかりますか?



まとめ
5年ぶりに再度完成品化されただけあって、待っていた人も納得のできる出来なのでは無いでしょうか。
キット版を組んで泣いた身なので、この完成度の高さに感動しましたし。
特にパーツの接合部分は、キット版を知らないとどこで分割されているのか全く分からないくらい。
塗装済完成品の完成度と言う点において、塗装だけじゃなくパーツ接合部の処理がいかに重要かということが分かります。

ちなみに、ここまで不満が無いルリってのも実は珍しかったり・・・。
こうだったら・・・っていう点も特に思い浮かびませんし。
ホント、よく出来ていると思います。
ちょっと高いですけどね。

以上、巫女'07Ver.(とキット版)でした。




■関連エントリー■
ムサシヤ 1/5 ホシノ・ルリ 16才(巫女) '07ver.(旧レビュー)

(Last Update 2008/02/19)