ムサシヤより10月に発売されたルリ メイドⅢゴスロリver.です。
本来なら9月に発売予定だったのですが、少しずれ込んで10月にスペシャル5完成品と同時に発売されました。
しかし、発売から1ヶ月経過してレビューがどこにもないってどういうことだよ・・・。
メイドⅢ('06年3月完成品版発売)のカラバリで、さくらver.('06年10月発売)に続いて2種目となりますが、これはただのカラバリにあらず。
結構色々な部分がメイドⅢから変更(修正)されています。
同時発売のスペシャル5の完成度から密かに期待していたんですが、まさに期待通りでした。
価格は¥20,790。
サイズは15.5cm(高さ)×19cm(幅)×14cm(奥行き)となってます。
製品紹介では相変わらず全長33cmですけど・・・。
以下詳細です。
今回のパッケージは紺色。
サイズは34cm×23cm×19cm。
これで小さいと感じるってのもな。
内箱。
スペシャル5と同時ということで予想はしてましたが、やはり剥き出し・・・。
ちなみにこの状態を見て、一瞬色を間違えて購入したかとも思いました。
キット版含め、通算14体目。
今年発売されたルリはどれも完成度が高くて驚いていたり。
少し細かい汚れがちらほらありますが、まぁ許容範囲。
メイドⅢ(白)からカラーリングを変更したのみですが、最大の違いは目。
ここでかなり印象が変わっています。
造形に関しては基本的にメイドⅢ(白)と同じです。
ゴスロリ2は出ないみたいだしなぁ・・・。
4方向より。
正面及び左側面からのアングルるから鑑賞するのが良いかと。
今回、ゴスロリ版になるにあたって、肌の色も変更されています。
メイドⅢ(白)は病的なくらい白い肌だったからなぁ。
テキトーにアングルを変えて。
服の色によって印象がガラリと変わっています。
また、目が変更されているのはかなり効果が大きいと感じました。
コチラと比較すると分かり易いかも。
個人的には、白のときよりも上目遣いがツボ。
後ろから。
ツインテールのグラデーションに関しては、いつも通り文句無い出来です。
スカートのフリルもいつも通りかな。
顔。特に目はカラーリング以外では今回最大の変更点。
メイドⅢ(白)よりもツリ目になってます。
個人的には業生ルリはツリ目のほうが好みです。
あと、分かり難いですが、頬は薄っすらと朱が差しています。
顔比較。
左がパッケージで、右が製品。
ようやくここまで来たよ!
パッケージの再現度という点ではもう文句無しです。
表情は結構変わるほうかと。
メイドⅢ(白)ではカチューシャの固定が甘かったんですが、今回はしっかりと固定されてます。
塗りのハミ出しも殆どありませんでしたし。
赤いリボンがいいアクセントになっています。
胸はいつも通り控え目。
首元のリボンが青から赤に変更されています。
服の白い部分には青でシャドウが入ってます。
指の造形もいつも通りダルかったり・・・。
スペシャル5みたく頑張って欲しかったなぁ。
脚のムッチリ具合もいつも通り。
オーバーニーが透け気味に塗装されているのもお約束。
靴は茶色から黒に変更されています。
靴は光沢がきれいです。
覗き込むと奥の布地も見えます。
背中側。
リボンのデザインはシンプル。
シャドウが強すぎて白いリボンが水色になってしまっているように見えます。
下から。
ここの変更点としては、パンツの色と、スカート内側の色。
パンツは白からピンクに。
隙間が少しありますが、特に気にはなりませんでした。
パンツには皺が入ってますが、少し細かすぎる気も。
メイドⅢ(白)とゴスロリver.との比較です。
ホントはここにさくらver.を加えたいんですが、残念ながら持っていないので・・・。
6方向より。
ここでぱっと見て分かる差異としては、
共通部分でのカラーリング変更(髪、肌)、衣服のカラーリングの変更(服、カチューシャ、リボン、靴、パンツ)、目の変更など。
造形的な部分では、腕の角度(手首の間隔)、ツインテール(右)の先端角度、といった点。
間違い探しや個体差に近い部分もありますけど(特に腕の角度)。
しかし、髪の形状が異なるのは解せないかも・・・。
顔の比較。
並べてみると違いが明らかかと。
印象がぜんぜん違います。
折角だから組み合わせてみたり。
シチュエーションの内容に関しましては各自で自由にご想像下さい。
で、2体をを並べている内に、一番違和感を抱いたのは、以外にもそれぞれの重量。
物は同じで塗装だけが異なるのだから、重量が異なるなんてのは本来ありえないんですが、どうしても同じ重さに思えなくて・・・。
ということで計量。
フィギュアの重さ量ったのなんて初めてですよ・・・。
で、コレがその結果。
なにコレ?
メイドⅢ(白):510g
ゴスロリVer. :670g
160gの差は誤差じゃ済ませられない数値。
コールドキャストの密度の差でしょうか?
今回、一番の謎です。
パッと見はまったく同じなんですけど・・・。
骨粗鬆症?経年劣化?
ホント、何でさ?
しかし、こうして改めて数字で見てしまうとコールドキャスト製は重いんだなぁとしみじみ思います。
手持ちのフィギュアの中で一番重いのは巫女ルリ。
外装(巫女服)のせいでしょうけど、1kg超えてます。
この秤では計量できませんでした。
参考までに、クララクランは250gでした。
やっぱPVCは軽いな。
寸法比較。
やはりこのシリーズと比較すると司令官が小さくて小さくて・・・。
ゴスロリメイド3姉妹(メイドⅠ~Ⅲ)。
但し、長女(Ⅰ)と次女(Ⅱ)はゴスロリ2なので、デザインが一部異なります。
Ⅲがコレで終わり(ゴスロリ2はじめ、カラバリも無し)っていうのが少し残念だなぁ。
そのうちメイドⅣもカラバリ出るんでしょうか?
アレはあの色だからいいと思うんだけどなぁ。
でもメイドⅤはそのまま並べられるのか。
よし。
まとめ
今回のゴスロリver.はメイドⅢのカラバリの1種ですが、個人的には全くの別物と言って良いのではないかと思ってます。
カラーだけでなく、目の変更による印象の変化は結構大きいのではないかと。
塗装など全体の完成度も上がっていて、メイドⅢ(白)よりも断然クオリティ高いです。
メイドⅢならこれ!と言っていいかもしれません。
ただ、個人的にはゴスロリ2のデザインで出して欲しかったかったというのも本音。
今後発売されないのが残念でなりません。
しかし、そうなると余計に気になるのがさくらver.。
多分カラーが違うだけだとは思うのですが。
また、クオリティもコレが評価基準になってしまうとなると少し不安があります。
しかし情報は皆無。
ここまで情報が無いというのも不思議でなりませんよ・・・。
今回のもレビューが見つからなかったし。
発売から1ヶ月経っているというのになぁ。
ま、分かりきったことを今更・・・って感じですね。
以上、ルリ メイドⅢゴスロリver.でした。
Q.他社製品のカラバリはどうこう言っておいて、ルリのカラバリに関してはなんとも思わないのか?
A.全く思わない。むしろ歓迎。
いや、マジで。
■関連エントリー■
○ムサシヤ 1/5 ホシノ・ルリ 16才(メイドⅢ)(2007/07/24)
○ムサシヤ 1/5 ホシノ・ルリ 16才(メイドⅢ)さくら Ver.(2007/12/10)
(Last Update 2008/02/19)
ちょっと感動しました。
>シチュエーションの内容に関しましては各自で自由にご想像下さい。
edmb4daさん狙い過ぎです。
この置き方…。
自由に想像というか、人には言えない妄想しちゃいますよwww
コメント早!
いつもコメントありがとうございます。
>シチュエーション(以下略)
自分としてはそんなに狙って並べたつもりではないんですが・・・。
そんなにマズかったですかね?
直す気もありませんがw