戦後の美術

2019-04-29 17:04:44 | その他
吉田敦彦さんの著書「デッサンのすすめ」の本で時間の使い方が変わりました。吉田さんは3年前80歳で他界されたようですが HP FB ツイッターがまだウェブで閲覧できます。戦前 戦後での美術 ご高齢になっても山岳地方でスケッチ旅行に取り組んだり、100号前後の大作を公募展に出品していた後ろ姿は 大いなる希望になります。どことなく横山大観の風貌に似ている気がします。
吉田さんは大学は文学部哲学科を卒業されているせいか 著書など言葉の使い方が 個性的で且つわかりやすいです。
吉田さんのホームページ1の経歴等のページには生い立ちや経歴等戦後いかに美術に親しんだか詳しく掲載されていてとても興味深いです。人との出会いによって人生が開かれていく過程がとても貴重に思えます。

風に吹かれて

2019-04-27 16:39:39 | 練習
 「デッサンのすすめ」吉田敦彦/著 という割と古い本をぱらぱらと読みました。この本にはデッサンの意義がわかりやすく描いてありました。今どき 実物のデッサンの意義を説明できる人は少ないので、再確認することができ、今日は最優先に 水辺の森公園にスケッチに出発。

 気温は20度以下 風が強く 紫外線も強い。ふらふらしながら短時間で鉛筆デッサン。未完成ですが これが実力。今後続けたら迷いがなくなりそうです。

 

日常のフランス額装

2019-04-25 14:19:12 | フランス額装
 今回のコクラヤギャラリーの教室展においで頂き鑑賞される方々の姿を拝見して 自分の好きなものを好きなようにつくったら良いのだと小さな自信を持つことができました。ずっと脳裡に残っている「あらゆる創造は完全な自由の中から生まれる。」と言う一文の通りに好きなように自由な考えの中から製作意欲が湧くのでしょう。
 画像は「田村能里子のデッサン」を画集の中から切り取って20年前後したためてていました。その感動が 時を経て、額装作品となって表現できたと思います。茶色い部分のマットのエンボス模様は、京都の東福寺の枯山水の小石の模様をヒントにしました。額は厚紙を立体的に組み立て、アクリル絵の具とローソクを塗り重ねて仕上げています。
フランス額装を続けているうちに 水彩画からも逃げずにいようという気持ちになりました。カルトナージュも楽しみながら気楽にやれたらと思います。どれも気楽にやることを最も大切にしたいと思います。フランス額装に出会いたいへんラッキーでした。また額装 水彩画 カルトナージュなどの芸術・文化を通して先生方や仲間と出会えて 人間関係の中にきちんとした距離をもちやすいのだと実感します。
 

 今回の作品展でフランス額装に興味を持たれた方もいらっしゃいますので今年中にご案内を出そうと思います。

ご来場ありがとうございました。

2019-04-24 14:19:11 | 作品展
 優しい春の訪れと共にコクラヤギャラリー作品展ご来場いただきました方々に心より感謝いたします。やや心地よい疲れを癒やしながら2年後の作品展に向けて準備いたします。

 








水彩画のぼかしが会場に映えて まるで光を放っているようでした。会場は東京銀座のギャラリーに引けをとらず、広々とした空間です。作品数は84作品でした。

次は2021年6月もしくは4月になります。


旧県庁はガンガン ドンドンと石ころとホコリを飛ばしつつ 壊れています。