夢にまで見た中之浦教会 

2016-05-28 09:43:01 | 透明水彩画
現地で描いた中之浦教会。天気 晴れ 満潮には2時間ほど早かったけど水に映った姿はきれいでした。最低必要条件は 晴れ ということ。太陽がドンドン真上に上がるので 建物は影だらけになりました。白っぽい部分をしっかり残せばよかった。




長崎在住の人は 上五島に行ったことがほとんどなく、年内には上五島ツアーをラペで計画します。

上五島No.5

2016-05-23 11:49:43 | 透明水彩画
今日は月曜日。今週は忙しくなります。

中之浦教会からタクシーで桐教会へ行きました。教会から眺めた瀬戸若松。芸能人の風間トオルさんを案内したという運転手さんの説明では、ここは写真にもできないくらいの美しさという評判です。浮いている船の底が海底に映っています。






桐教会を後にして 奈良尾に向かうと このような美しい海が続きます。





アザミをこんなにたくさん見ることは初めてです。


上五島の旅No,4 「水鏡」

2016-05-19 11:22:19 | 透明水彩画
五島の旅を大きき左右するのが 天候。特に三日目に訪れた中之浦教会に至っては 水の映り込みを狙うために
1,潮の干満 満潮時を狙う
2,天候   晴れの日 且つ風がない日
3,時間帯  朝日が出た後 30分程度
に条件が限られる。そんな日はなかなか巡り会えないけど 日の出後4時間程度なら まあまあ満足できると思います。個人の推測です。

入口の案内版
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小さな入り江に立つ中ノ浦教会は、まるで水鏡に写したような対岸からの風景が絵画的で美しい教会である。
 中ノ浦教会は大正14年(1925)8月建立、大崎八重師より祝別された。昭和41年(1966)入口部を増築するとともに、鐘塔を建て現在に至っている。建物は、特別な装飾はなく、シンプルな重層屋根の木造教会である。内部の主廊は折上天井を有するが、祭壇部だけがリブヴォールト天井である。また、列柱の上部には五島特有の椿の装飾が施されている。
 この地区の信徒の祖先は、寛政年間に外海地方の黒崎から移住してきたキリシタンだが、現在、主任教会のある桐地区が伝道師ガスパル与作の出身地であったことから、明治初め「五島崩れ」と言われる迫害が激しかったところのひとつでもある。
 この教会は、激しい弾圧を経験した信徒達の「五島で一番美しい聖堂を造りたい」という願いを形にしたものである。






教会は真横や真正面から描くより 少し 斜めから眺めた構図、および、海、山、空、人工物など 引き立て役をたくさん盛り込んだ構図が好きです。この映り込みを「水鏡」と呼ぶそうです。満潮時を見計らって 緊張しながら映り込みを描いているとき、後ろから人が話しかけてきました。返事する余裕は全くありません。潮の干満は変化するし、映り込みも変化します。絵の具の乾き具合もどんどん乾燥します。









この日 晴天。風はなし。朝9時過ぎ。日の出は5時半頃。満潮時は11時半頃。上五島荒川地域の干満時間です。

奈良尾に泊まり タクシーで 中之浦に行くことがいいかもしれません。
今後中之浦を狙って 絵を描く方針です。

スケッチに行くと、練り消しゴムと 鉛筆をなくしがちです。余裕を持って持参した方がいいです。持ち物に蛍光カラーの目印をつければ便利かもしれません。

上五島の旅No,3

2016-05-17 10:55:11 | 透明水彩画
スマホの画像をPCに転送するには 10年前のPCには移動できませんでした。新しいパソコンには充電器のUSBを使って簡単に移動できました。

上五島二日目 午前は鯛ノ浦教会へ。タクシーで1110円。雨はやまず。バスだと「中野」というバス停で降ります。3人いるとタクシー代が安くなります。







軒下を見つけてスケッチ。気持ちは落ち着かないけど、手っ取り早くちゃっちゃと2枚描きました。描きさえしたらいいという感じです。



この赤煉瓦は被爆した浦上天主堂のものです。どうしてこうなったのか不思議ですが。古びた美しさは味わいがあります。



2枚とも雨のバックランができています。

鯛ノ浦から有川へ戻り 頭が島2度目。バスで。



小雨がやっとやみました

ガードレールのある高台へ心躍らせ直行。5分ほど。



まさしく 五島列島の最北東。岸壁は目と鼻の先。教会と岸壁の間にはキリシタン墓地があります。この時期マツバギクが満開でした。晴天の時が最も花を開かせるそうです。海に向かってそびえています。



時間の経過とともにやっと青空になってきました。結局5時40分まで滞在。帰りは有川タクシーで有川まで。お迎え料はいりません。3100円ほどでした。時間も20分弱。バスは4時で終わりなので タクシーにしました。









タクシーだと好きなところで止ってもらえます。西日なので白っぽくなりました。





左下が教会の後ろ姿。右上が墓地。拡大。





日没は7時頃なので今回はあきらめました。

頭が島に 観光で若い親子が来ていました。熊本在住で五島出身の方でした。復興に対する不安でいっぱいのようでした。よほど味わった恐怖が深いのでしょう。心がとっても弱くなっている気がしました。今後 精神面での応援も必要と思います。

宿泊は二日間とも有川タクシーすぐ近くの「ホテルカメリア」一泊4900円 朝食は300円。味も量も 1000円分でした。バス停もコンビニも近いから、友人と次もここがいいねと言っています。



できて2年目の新しいビジネスホテル。近くに居酒屋さんも3件あります。