なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

エホバの証人は裁判員制度をどうみなすべきですか

2008年07月27日 02時09分11秒 | 一般記事
日本でも裁判員制度(陪審員制度)が2009年5月から始まりますが、エホバの証人が裁判員に選ばれたらどうするのだろう、と以前から疑問に思っておりました。

先ほど某掲示板をチェックしていたら、過去のものみの塔や目ざめよ!に載っていると言うことで調べてみました。

以前ライブラリーで調べたとき、「裁判員」というキーワードで検索していたので見つからなかったようです。

いやぁ、インターネットは役に立ちますね。
ちなみに、目ざめよ!2008年10月号は「子どもとインターネット」という記事です。


ライブラリーで調べればすぐに出てきますが、役に立つと思われる一覧を載せておきます。

ものみの塔 1997年4月1日号 読者からの質問
「クリスチャンは,陪審義務のために出頭を求められたらどうすべきですか。」

目ざめよ! 1979年3月8日号 聖書の見方
「クリスチャンは陪審員を務めますか」

ものみの塔 1973年7月15日号 読者からの質問
「エホバの証人は陪審義務についてどんな態度を取っていますか。」


それぞれ長い記事なのでここには載せませんが、協会としての見解は「個人的な決定」だそうです。

ものみの塔 1997年4月1日号 29ページ最後の段落を引用します。

まとめとして,陪審義務に直面するクリスチャンは各自,聖書に関する理解と良心に基づいて,自分がどんな行動を取るかを決定しなければなりません。クリスチャンの中には,陪審義務のために出頭し,ある事件について陪審を務めた人もいます。また,たとえ処罰されるとしても辞退せざるを得ないと強く感じた人もいます。クリスチャン各自は,自分がどうするかを決定すべきであり,他の人はその人の決定を批判すべきではありません。―ガラテア 6:5

噂好きのエホバの証人が裁判員に選ばれたら、他の証人に裁判内容をしゃべってしまうかもしれないね。

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4 コメント

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Unknown (ビタミン)
2008-07-27 14:09:27
「上位の権威に従いなさい」とありますが選挙投票は王または指導者を求めることにもつながるので「個人的な決定」ながら白票を投じることが望ましいとされているようですね。では「ものみの塔」はこの世の法制度に於いてクリスチャンが人を裁くことについて上位の権威をどのように解釈しているのでしょうか。「個人的な決定」にゆだねるとする「ものみの塔」の見解は、神ではなくクリスチャンが人を裁くことに関して聖書からその答えを見いだすことができなかったと言うことでしょうか。それともこの世を気にするあまり、政府にすりよっただけのことなのでしょうか。
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裁判員制度って。。。 (ななし。)
2008-07-29 13:54:49
裁判員に当たったら、拒否れないんですよね。
辞退を認められる理由はいくつかあるみたいですが、「良心的」拒否はNGのようです。
(詳しくはURLをどうぞ)

それでも拒否したら10万円の過料ですって。
1ヶ月に数万円しか収入のないカタで、「拒否したい人はくじ引きにあたった時点で貯金するしかなさそうですね。
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裁判員になった~ら♪ (laodicea)
2008-07-30 05:17:00
裁判員制度が始まる前に、もしかしたら日本向けの王国宣教で再度取り上げられるかもしれません。


■ビタミンさん
ものみの塔 1997年4月1日号には「陪審員の任務」は「証拠を審査し,事実や法律に関連した争点について正直な意見を述べることです」とあります。

有罪かどうか実際に裁くのは裁判官であるので、陪審員は人を裁いているのではない、だから良心的決定である、という見解のようです。


■ななし。さん
エホバの証人には精神的な病を抱えた人もいますので、「重い病気」と判断されれば辞退できるかもしれません。

協会も個人的決定だと言ってますし、裁判の現場を非公式の証言の場とできるなどと書いてありますので、拒否する人は少ないかもしれません。
(実際に始まってみないとわかりませんが)
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裁判員制度??? (あんず)
2008-08-08 00:14:00
エホバは『邪悪な者を一掃する』神なら、ご意志のままに、エホバの証人を用いて、神の言葉の正しさを立証するのかな?まだ、勉強不足だね。
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