舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

2013 Hula on ASUKA II 【三日目・終日航海日(1) 】

2013-09-28 23:50:39 | おでかけ
9月22日(日)は終日航海日、どこにも寄港せず船内生活を楽しむ日です。
という事で、いよいよクルーズ中で最もフラ三昧の一日がやって参りました。

前夜のうちにお部屋に届けられた新聞に載っているスケジュールを見ても、朝から晩までイベント目白押しで、まず最初に自分の予定を立てるところから始めました。
もちろん、フラ絡みのイベントは皆勤賞を狙って参りますぞ。




まずは5階のダイニングで腹ごしらえからです。
今朝も和定食。私のように連日利用する乗客のために、お品書きは昨日とはまったく異なっており、納豆も今朝のはひきわりでした。
メインは私の知らない魚の塩麹漬け。何だか分らないけど美味しかったです。

フト外を見ると、遠く霞んで見える岸に富士山がっ
ぼんやりとでも分るあの美しいシルエットを激写したのは言うまでもありません。ぼんやりしすぎててこちらに載せられないのが残念です


お腹いっぱいになったところで、昨夜ライヴが行われたダンスフロアに行ってフラレッスンです
最初はキナさんとカラニさんによる初心者向け基礎講座から。
我々が行った時点でもう既に人がいっぱいで、フロアから溢れ出して座席の間で踊る方々もいらっしゃいました。

遠くからレッスンの様子を眺めているうちに、元々ほとんど寝ていた四代目が完全に熟睡モードに。
母マミちゃんが四代目を抱えていたため、1回目のレッスンは私が受ける事にしました。

飛鳥のフラレッスンはアウアナ・カヒコともに午前と午後に1回ずつ、計2回のレッスンが同時刻に開催されます。
つまり参加者は午前と午後で違うクラスを受けてもいいし、同内容を2回受けてもいいのです。
我々は四代目の面倒を見つつレッスンを受けねばならないためカヒコは諦め、アウアナを交代で受ける事にしております。
ううう、ほんとはカヒコも受けたいよう。マナオラさんのあの素敵なチャントを堪能したいよう。でも泣く泣く我慢だ。






そんなわけでアウアナのレッスン風景です。
真面目な生徒モードなので私が眼鏡です(笑)。


レッスン中に若干船が揺れたりしましたが(どこも寄港しないと言っても船はだいたい止まる事なく進み続けてます)、ナニ先生の生演奏に合わせて踊れるだけで幸せ~。
ナニ先生の踊りもますますエレガントさに磨きがかかっていました。まあ元々私はナニ先生のフラが大好きなんですけどね。ぶっちゃけメリモの審査員とかやってる姉君よりも遥かに優れた踊り手だと思います(爆)。


午前と午後のレッスンの間には、11階でハワイアンランチビュッフェを頂きました。
といっても、やっぱりビュッフェは所詮ビュッフェだねえ。他の飛鳥のお食事のクオリティと比べちゃうとちょっと残念だった。大量に作り置きしてるからどうしたって限界がありますね。
ウチの皆さんは5階のダイニングで和食のお昼を頂いたそうで、私も来年からはそうしようっと。


午後も同じ内容のレッスンを(今度はマミちゃんが)受けました。
私は会場で配られた歌詞に単語の区切りが間違ってたり記号が抜けてたりして訳の分からないところがあったので、文法的な間違いを訂正して、ウチの皆さんに簡易ハワイ語レクチャーをしました。

もちろんナニ先生はだいたいの意味を解説してくださるんですが、ハワイ語はもちろんフラ自体を分ってない人が通訳してるので、英語が全くわからない人にとっては「???」な部分も多かったんじゃないかなあ。

そもそもレッスンに充てられてる時間が少ないんですよね。よく日本でやってる「ワークショップという名の振付仕入れ会」じゃあないんだから、もう少しレッスンの時間を長くして、このモーションはこの意味を表している、という説明がごく一部だけでも入ると、フラの歌詞と踊りの密接な結びつき、そしてそれを感じながら踊る気持良さを多少なりともシェアできたんじゃないかな、という気がします。

せっかく知識の面でも優れたクムを講師として招聘しているのだから、今回のレッスンがフラの奥深さをより多くの人が知る機会になったらもっと素晴らしいと思います。
もちろん、意味とか気にしないでカタチだけ覚えるって人には関係ないでしょうけれどね。


そんな事を考えつつレッスンが終わり、ラウンジを立ち去る時に、同じクラスを受けていらっしゃった女性の方が「隣でレッスンを受けさせていただいて、とても勉強になりました」とおっしゃいました…って、エッ何で私ゃ何もしてないよ

しかし引き続きその方のお話を伺っていて納得。その方はスポーツジムのナントカカントカ(何かハワイ語の単語が二つ連なった名前、フラ風フィットネスというかフィットネス風フラというかをそのように呼ぶらしい)だけは受けたご経験がおありなのだけれど、本格的なフラを踊ったのは今回が初めてだそうで、「あなたの踊りはとても綺麗ですね」とお褒めくださいました。

なので私はその方に、「私の踊りが綺麗なのではなく、本物のフラはそもそも綺麗な踊りなのです。是非この機会に本物のフラを学んでくださいね」とお伝えしました。
コレ日本全国に向けて大声で言いたい言葉なのでここでも強調してみたよ(笑)。




合間をぬってビストロで一服。
ココアやコーヒー、紅茶、ジュースなど色々な飲物の殆どが無料で、ビュッフェ台に並べられたクッキーも自由に頂く事が出来ます。




次なるイベントはプールサイドで行われるキナさんとカラニさんのライヴです。
小笠原諸島沖で台風20号が発生したばかりの頃で、波が若干高くなっていましたが、何とか晴れた空の元でライヴがスタート。




観客にどうぞ踊ってくださいと振られる事もときおりありましたが、出てくる人は少なかったですね。
その代わり、ナニ先生のところのダンサーの皆さんがけっこう踊ってくださいました。



もちろんホオさんのお姿も♪



キナさんとカラニさんが踊られる際はホオさんがメインヴォーカルを務めます。
ホオさん、これだけいい声なのにソロCDとか出してらっしゃらないのかしら。



つうかアンタは出て来んでよろしい(※画面左下参照)
スキあらば舞台に上ろうとする四代目。両手に持っているのはマドラーで、プイリの代替品のようです。


プールサイドライヴが終わる頃には日が傾いてきました。
しかしまだまだ終わりません。夕食を挟んでフラ三昧の一日は後半戦に突入、まだまだ突っ走りますぞ

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