先日、実に数ヶ月ぶりに新宿へ行ってきました
新宿といえば伊勢丹と叙々苑です。
叙々苑では世界的デザイナーY本K斎さんのカリスマ性溢れるお姿を拝見できたし、伊勢丹ではそのK斎さんの美しい舞台衣装の数々を観られた上、絵馬に切実な願い事も託せて良かった良かった。
まあこんな重い願い事背負わされて絵馬の方はたまらんだろうが。
にしても、新宿の伊勢丹に行くとマジ心が洗われるわ~。
ここに来れば四代目の衣類はほとんど全部揃うんで無精の私は助かります。
といっても揃えるのは母マミちゃんなんだがな(どこまで無精だオイ)。
とにかく着る物に関しては母を頼っておけば間違いないという発想が私にはガッツリ根付いておりまして、私服など完全に「私の分も同じの買っといて」で済ませてしまいます。
ま、人間適材適所だ。適性のある人に任せておけば良いんだ(完全放棄)。
30年付き合って来た私が言うんですからあながち間違いではなく、彼女には私の見えないものが見えるんですね。
全く別の時に新宿の伊勢丹で買ったアナスイのトップスとアラモアナのメイシーズで買ったレギンスが思いがけない色で結びついて奇跡のような調和を見せた時は改めて驚きました。
ウチの衣装も毎回そういうノリで決められます。
衣装を作る際、彼女はとにかくファッション雑誌を見る見る見る(「最近オマケ付のくだらん雑誌モドキばかり増えて純粋なファッション誌が減っているのが許せん」とは彼女の言)。
最新のオートクチュールのコレクションが載っている雑誌だけをひたすら見ていると、例の「私には見えないけど母には見えるモノ」が見えて来て、そこから新たな衣装が生まれるわけです。
ときおり私の目の前にもそれが垣間見えたような気がして、「もしや今、○○って流行ってるの?」などと聞こうものなら、「んなのとっくの昔に流行ってるよ!何を今更w」などと嘲笑されるので迂闊な事は言えませぬ…。
前回の例で言うとレース生地ですね。
昨年のLei Na Hokuの記事でほのめかしたドレスです。
それも、昔からフラ業界で使われてたような一緒に使う生地と同系色の優しい組合せではなく、シルバーの土台に黒レースという組合せが「来る!きっと来る!!」(貞子か)とマミちゃんは読んだのです。
果たして、予想は大的中。
Lei Na Hokuで我々がこの衣装をお蔵出しするのとほぼ同時期にアナスイがまさにこのシルバー×黒レースのコスメポーチを出したのを筆頭に、世の中にもシルバーやシャンパンゴールド、ベージュなどに黒レースを重ねた服や小物がこれでもかこれでもかと出回りまくったのです。
タイミングもドンピシャで当てたマミちゃんの喜びようといったらありませんでした。何しろ彼女はよくフライングをやらかすもんですから(ペプラムなんか初めて衣装で使ってから一般に来るまでに4年くらいかかったw)。
そして…その一連の流行から遅れる事数ヶ月。
そろそろ次の冬の足音がという頃になってウチに届いた某大手業者のドレスカタログに我々はのけぞりました。
ええええ!?!?
今更っスか!?
いかんよ、もうその流行は流行と呼ぶには一般化し過ぎちゃって、こんなカタログの1ページを丸々使って載せちゃうとむしろ恥ずかしいレベルだよ…!!
ていうか、こんな片田舎の小教室がとっくの昔にやったことを今更やるって時点で恥ずかしいぜ!!
(※ちなみにこの業者さんはウチの衣装を作ったところではありません、念のため)
しっかし、シルバー×黒レースというナウい(笑)生地使いをしたいのは分るが、それならデザインももう少し何とかならんかったのかえ。
これじゃ昔ながらの「フラダンスのムームー」なデザインじゃないですか。生地をナウくして目先を変えようったって、そう甘いモンじゃありませんや。
この業界、どうも生地に凝るわりにシルエットにこだわらない業者さんが多くて困ります。マミちゃんなどしょっちゅう「ここをこうすればあと少しでだいぶマシになるのに」とボヤいてますよ。
色々良くご存知の方には、何か私が特定の業者さんばかり槍玉に挙げてるように見えるかもしれませんが、それはとんだ誤解です。
あまりにも香ばしいネタを沢山提供してくださりすぎる業者さんがいけないのです。個人的な怨恨的なアレは無いよ本当だよ(←何故しどろもどろ)。
まあ言ってみればアパレル業者界の素○な○ラス○イルとでも言うべき興味深い研究材料なのです(笑)。
その×敵なフ×スタ×ルに関してはもう突っ込み出すとキリが無いんで(最新号も立ち読みしただけで炒りたてのガーリックチップス並に香ばしかった)、また別の記事にして取り上げますね。
フラダンス ブログランキングへ
病み上がりも毒舌で恐縮です……な拙ブログですが、もしよろしかったらクリックお願い致します
新宿といえば伊勢丹と叙々苑です。
叙々苑では世界的デザイナーY本K斎さんのカリスマ性溢れるお姿を拝見できたし、伊勢丹ではそのK斎さんの美しい舞台衣装の数々を観られた上、絵馬に切実な願い事も託せて良かった良かった。
まあこんな重い願い事背負わされて絵馬の方はたまらんだろうが。
にしても、新宿の伊勢丹に行くとマジ心が洗われるわ~。
ここに来れば四代目の衣類はほとんど全部揃うんで無精の私は助かります。
といっても揃えるのは母マミちゃんなんだがな(どこまで無精だオイ)。
とにかく着る物に関しては母を頼っておけば間違いないという発想が私にはガッツリ根付いておりまして、私服など完全に「私の分も同じの買っといて」で済ませてしまいます。
ま、人間適材適所だ。適性のある人に任せておけば良いんだ(完全放棄)。
30年付き合って来た私が言うんですからあながち間違いではなく、彼女には私の見えないものが見えるんですね。
全く別の時に新宿の伊勢丹で買ったアナスイのトップスとアラモアナのメイシーズで買ったレギンスが思いがけない色で結びついて奇跡のような調和を見せた時は改めて驚きました。
ウチの衣装も毎回そういうノリで決められます。
衣装を作る際、彼女はとにかくファッション雑誌を見る見る見る(「最近オマケ付のくだらん雑誌モドキばかり増えて純粋なファッション誌が減っているのが許せん」とは彼女の言)。
最新のオートクチュールのコレクションが載っている雑誌だけをひたすら見ていると、例の「私には見えないけど母には見えるモノ」が見えて来て、そこから新たな衣装が生まれるわけです。
ときおり私の目の前にもそれが垣間見えたような気がして、「もしや今、○○って流行ってるの?」などと聞こうものなら、「んなのとっくの昔に流行ってるよ!何を今更w」などと嘲笑されるので迂闊な事は言えませぬ…。
前回の例で言うとレース生地ですね。
昨年のLei Na Hokuの記事でほのめかしたドレスです。
それも、昔からフラ業界で使われてたような一緒に使う生地と同系色の優しい組合せではなく、シルバーの土台に黒レースという組合せが「来る!きっと来る!!」(貞子か)とマミちゃんは読んだのです。
果たして、予想は大的中。
Lei Na Hokuで我々がこの衣装をお蔵出しするのとほぼ同時期にアナスイがまさにこのシルバー×黒レースのコスメポーチを出したのを筆頭に、世の中にもシルバーやシャンパンゴールド、ベージュなどに黒レースを重ねた服や小物がこれでもかこれでもかと出回りまくったのです。
タイミングもドンピシャで当てたマミちゃんの喜びようといったらありませんでした。何しろ彼女はよくフライングをやらかすもんですから(ペプラムなんか初めて衣装で使ってから一般に来るまでに4年くらいかかったw)。
そして…その一連の流行から遅れる事数ヶ月。
そろそろ次の冬の足音がという頃になってウチに届いた某大手業者のドレスカタログに我々はのけぞりました。
ええええ!?!?
今更っスか!?
いかんよ、もうその流行は流行と呼ぶには一般化し過ぎちゃって、こんなカタログの1ページを丸々使って載せちゃうとむしろ恥ずかしいレベルだよ…!!
ていうか、こんな片田舎の小教室がとっくの昔にやったことを今更やるって時点で恥ずかしいぜ!!
(※ちなみにこの業者さんはウチの衣装を作ったところではありません、念のため)
しっかし、シルバー×黒レースというナウい(笑)生地使いをしたいのは分るが、それならデザインももう少し何とかならんかったのかえ。
これじゃ昔ながらの「フラダンスのムームー」なデザインじゃないですか。生地をナウくして目先を変えようったって、そう甘いモンじゃありませんや。
この業界、どうも生地に凝るわりにシルエットにこだわらない業者さんが多くて困ります。マミちゃんなどしょっちゅう「ここをこうすればあと少しでだいぶマシになるのに」とボヤいてますよ。
色々良くご存知の方には、何か私が特定の業者さんばかり槍玉に挙げてるように見えるかもしれませんが、それはとんだ誤解です。
あまりにも香ばしいネタを沢山提供してくださりすぎる業者さんがいけないのです。個人的な怨恨的なアレは無いよ本当だよ(←何故しどろもどろ)。
まあ言ってみればアパレル業者界の素○な○ラス○イルとでも言うべき興味深い研究材料なのです(笑)。
その×敵なフ×スタ×ルに関してはもう突っ込み出すとキリが無いんで(最新号も立ち読みしただけで炒りたてのガーリックチップス並に香ばしかった)、また別の記事にして取り上げますね。
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