舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

2013 Hula on ASUKA II 【客室編】

2013-09-30 00:56:38 | おでかけ
飛鳥IIで検索すると、客室について調べていらっしゃる方が多いようですので、飛鳥ネタの〆にそれを取り上げたいと思います。


今回私が泊ったのは「Kステート」、一番安いカテゴリーのお部屋です。
階数は7階。この階にだけバルコニーの無い窓のみのお部屋があります。

バルコニーは無くても、必ず海側で窓がついているところが飛鳥の凄いところですね。
ただし、Kステートは窓のすぐ外に救助ボートとかが取り付けられているため、これらが外されている時間帯以外、海の下の方と外のデッキを歩く人々しか見えません(笑)。

そのせいか、外から見たらカーテンを閉めているお部屋が多かったですね。
私はたとえ僅かな海とデッキを歩く人だけでも見えた方が楽しいので開けておきました。
ただ夜になりますと外からけっこう丸見えなので注意が必要です。




客室はこんな感じです。
ベッドが2台と、3人目用の簡易ベッドがくっついて並んでいます。
この部屋は3人目が未就学児である場合のみ3人で泊る事が出来、3人目用の小さいベッドも用意してもらえます。
長さも短いので、そこが子供用なんでしょうね。
まあ我が家は絶対的階級社会ですのでタテもヨコも一番大きい私がほとんどここに寝てましたが。

ちなみに、ベッドはこのようにくっつけてもらう他、間にナイトテーブルを挟んで離してもらう事も出来ますので、希望の状態と違っていた場合は早めにリクエストした方がいいです。

そして、このベッドはシモンズベッドでおそろしく寝心地がいいです。
横になったら最後、ズブズブと沈み込むように眠りに落ちて行きます。
枕もとってもラク。固さが何種類かあるようです。




部屋の片隅には机と椅子もあります。
壁が鏡になっていますので、ドレッサーとして使えますね。
ただしここに(我が家のように太い)人が座ってしまうと、通路が完全に塞がってしまい、向こう側にすり抜ける事は出来ません(笑)。

とはいえ、いろんな客船の(しかも一番安い)部屋としては、飛鳥はかなり広い方と言えます。
前に乗ったカジュアル船など、ベッド二つだけでいっぱいというお部屋もありました。


そして飛鳥は収納スペースもタップリありますね。
ウォークインクローゼットはウチの巨大リモワを2台入れてもまだ余裕があり、ハンガーも流石100泊を超える世界一周もこなす客船だけあって、足りなくなる事が決してないほどたくさん用意されています。
クローゼットを閉めると扉が全面鏡になっていますので、姿見として使えます。


クローゼットの向かいには冷蔵庫や金庫、沢山の引き出しもあります。
冷蔵庫にはジュースやミネラルウォーターが常備されていて、一般的なホテルとは異なり、これらは無料で頂く事が出来ます。
しかも一日一回補充してくれるのですから親切です。冷蔵庫には氷も入ってます。
といっても、パブリックスペースでほぼ一日中飲食物が提供されてますので、自室に戻ってから飲む機会は殆ど無いんですけどね(笑)。




こちらがバスルームです。
バスタブとウォシュレットの存在はひたすら有難いです
安い部屋はバスタブが小さいかと心配していたら、サイズも申し分無く、非常に使いやすかったです。
シャワーヘッドも機能的でしたね。




アメニティはだいたい一式揃ってます。
自分で持っていくのは化粧水と乳液くらいで大丈夫。それらも大浴場に行けば据え置きの物が使えます。


あと、(客船のハウスキーピングはけっこう皆そうなのですが)掃除が非常に丁寧で、掃除が終わったあとに部屋に戻ると、出しっ放しの私物もきちんとまとめてあったり、使いやすいよう場所を移動してあったりします。
私のようにそれを有難いと思う人種は無問題ですが(笑)、私物に触れられる事に抵抗のある人は、キッチリ片付けてから出掛けた方がよろしいでしょう。
あと掃除は一日二回あるので、見られたら恥ずかしいものを出しっぱなしにしない事が必要です(笑)。


それから気になった事。電源コンセントが一つしかありません。たぶん。
もっとテレビや電話の裏を堀っくり返せば見つかるかもしれないけれど、とりあえず普通に使えるのは一つでしたね。
なのでカメラと携帯を同時に充電するとか、何か充電しながらドライヤーを使うといった作業が出来ない事に注意が必要です。


飛鳥の客室は近頃の一般的なホテルに比べてかなり照明が明るめです。
暗いと生活しにくい人も(私がそうです)、暗すぎて不便という事はほとんどないといえましょう。
ベッドに寝っ転がって船内新聞を読む事も出来ました。


エアコンはあまり微調整が出来ません。
私達にとっては暑すぎたので、レセプションにお伝えしたところ、整備の方がお見えになり風の出方を調節してくださいました。
風の強弱で温度調節する仕組みのようです。


そのほか室内の設備としては、すべてのお部屋にDVDプレーヤーが備え付けられています。
海上ではまともにテレビが映らない事もけっこう多いので、DVDを持参した方がいいかもしれませんね(流石にソフトの貸し出しまではしてくれないみたいです)。
ウチはNHKの幼児番組のDVD5本持ってって全部もれなく観ました(笑)。
お部屋のテレビでは毎日異なる映画が2本ずつ放映されます。巷でDVDが出たばかりくらいの、比較的新しい作品が見られます。


飛鳥の中は喫煙が比較的自由で、客室内にも灰皿がありますが、2014年7月の世界一周クルーズ後から全面禁煙になるそうです。
その後の喫煙スペースは、24時間使えるシガーバーの一角のみになるとの事です。

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